様々なタイプのキーボード

キーボードには構造によって、メンブレン、パンタグラフ、メカニカル、ギアドライブなどがあります。一般的なキーピッチとキーストローク の解説や、一部のキーボード製品が持つ特殊機能を紹介。キーボード・バックライトやイルミネーションなど様々。

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自分にあったキーボードを探そう!

入力デバイスのキーボードとマウスを選ぶ
キーボードとマウスに代表される入力デバイスは、パソコンの入力装置。もっとも手に触れる機会が多いです。CPUなどパソコンの性能を左右するパーツは、比較的短期間で旧規格となってしまいますが、入力デバイスは故障でもしない限り長く愛用できます。スペックアップを続けるパソコンとは違い、ほとんど現状維持ですので、高級品を購入しても決して損することはないでしょう。充分元手が取れる道具です。1万円ぐらいかけても、決して高い買い物ではないでしょう。

メーカーパソコンを購入すれば、デスクトップ機なら大概キーボードとマウスが付属しています。とりあえずは、これらのキーボードとマウスを使って、自分なりのこだわりが見えてきたら独自に探してみてはどうでしょう。

高級タイプを選ぶ人は、いつも使うものだから快適感を重視していると思われます。高価なものほど独自機能があるので、使い勝手を向上させるメリットがあります。一方、低価格を選ぶ人は、メール程度の操作だから高級タイプは必要ないという方でしょう。結局は一般論よりも、ユーザーのこだわり性が決め手となります。

101キー 英語配列の標準キーボード
104キー 101キーにWindows用の3キーを追加したモノ
106キー 日本語配列の標準キーボード
109キー 106キーにWindows用の3キーを追加したモノ
112キー 109キーにACPI対応の電源コントロールキーを追加したモノ。
(ACPIとは電源制御する規格のひとつ。)メールソフトやWebブラウザ、特定のソフトを起動するキーがあったりする。

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キーボードの構造タイプ

キーボードには構造の異なるタイプが幾つかあります。メンブレン、パンタグラフ、メカニカル、ギアドライブなどです。デスクトップ用でもっとも多いのが、簡易的な構造の「メンブレン式」です。そして、ノートパソコンに採用されるのが「パンタグラフ式」です。

メンブレン式


メンブレン式は安価で最もメジャーなタイプ。デスクトップPCではほとんどがこのキーボードです。回路の張りめぐらされたフィルムを3層に重ね合わせ、すべてのキーを1シートでカバーした構造となっています。
シリコンキャップ
押し戻す機構としてシリコンキャップを採用
メンブレンのキーボードは、手のひらでキーボード全体を撫で回すとグニャリとした感じを受けます。キーを押し戻す弾力はシリコンキャップによるものなので、キー中央にしっかりタイピングしないと認識があまくなりがちです。簡易的な構造なので低価格というメリットがあります。

パンタグラフ式

パンタグラフ
パンタグラフ式はノートパソコンによく使用される構造。支持構造を持たせることで厚みの少ないキーボードが可能です。

キートップを外す
パンタグラフ式は薄型であってもキー・ストロークを確保でき、しっかりした打ち心地があります。デスクトップ用にも薄型キーボードとして存在します。やや低価格で導入できます。

メカニカル/接点接触型

メンブレン式がすべてのキーを1シートでカバーした構造なのに対して、メカニカル・タイプは1キーごとに1つのスイッチを持ちます。金属製の板バネスプリングを組み込んであるため反発力があり、独自のタッチ感を生み出しています。1つずつスイッチが必要な構造のためコストが高い上、キーボード全体が重いというデメリットがあります。

メカニカル/静電容量無接点型

同じくメカニカル式でも非接触型の静電容量スイッチを採用しているので、スイッチ寿命が長いメリットがあります。

ギアドライブ

四辺にギアを配置しているので、キーのどこを押しても同じタッチ感が得られる構造になっています。


一般的なキーピッチとキーストローク

キーピッチとキーストローク
キーピッチとは、キートップの中央から中央までの距離です。19mmが一般的な幅で、このサイズで占めるキーボードをフルサイズ・キーボードといいます。基本的にデスクトップのキーボードもノートパソコンも同じです。 ただし、モバイルノートなどは特殊なケースがあり、15.6mm、17.5mmなど19mm未満の場合があります。その場合は「フルサイズキーボードの○%」という表現がされます。

ゲームのプレイに必須でしょう。
キーストロークは、キーを押し下げたときの深さです。押し応えに影響します。一般的なのは3mmです。爪楊枝に印をつけて、後で定規で測ると調べられます。

キーピッチの違いを写真でチェック


こちらは、キーピッチが19mmと一般的なノートの間隔。フルサイズ・キーボードと呼ばれています。

キーピッチ15.6mm
ミニノートでは、コンパクトさを重視しているので操作性が悪い場合があります。こちら8.9インチワイドミニノートInspiron mini9では主要キーでキーピッチ15.6mm。太い私の指では、指の先端を若干意識してタイピングします。

メインキーではキーピッチは17.5mm
ミニノートでも操作性を意識してキーピッチ17.5mmまで大きくした製品も存在します。これぐらいであれば、まずますの操作性です。

キーボード(キートップ)の形状

Enterキーの位置
細かいところまで見るなら、ひとつひとつのキー(キートップ)の形状をチェックしてみましょう。この写真のキーボードを標準だとすると、ほかにもいろいろ工夫された形状のものがあります。
キートップ
このキートップ形状は、従来機のフラットな形状から一新。
指先にフィットしやすいよう、ゆるやかな「Uの字」になっています。細部をみると、キートップ自体が2段重ねのような形態です。(グレーの濃淡で判断できます。)

キートップには段差と間隔
キー自体は密集していますが、キートップの形状が個々にはっきり分かれています。
キートップには段差と間隔がはっきりしており、とくにブラインドタッチが苦手な人にとってキーの存在が把握しやすくて操作しやすいです。このタイプのキーボードは、人によって好き嫌いがあるようで、プログラマーなど指一本で2つのキーを同時押しするような玄人技を使う方には不評らしいです。

独立配置されたキー
こちらは、それぞれ間隔が充分とられて独立配置しています。浮き石型キーとかアイソレーションキーと呼ばれます。キーの周りに空間があるので、誤って隣のキーを触れてしまうミスタッチが軽減されます。

キーボードの特殊機能

キーボード左上の丸いボタンは、左から「ブラウザ起動
Windowsの様々な機能を直接呼び出せるホットキー付きや、マウスで行う操作をキーボードで行えるなど、製品によってはいろいろな特殊機能が存在します。 ホットキー付では例えばこの写真のように、キーボード左上の丸いボタン。左から「ブラウザ起動、メーラー起動、コンピュータ開く、電卓起動」となっています。

キーボード右上の丸いボタンで、
キーボード右上の丸いボタンで、音符マークはメディアプレイヤーの起動ボタン。
そのほかは再生等の操作と音量調整ボタン。

ゲーミング・パネルを搭載

ゲーミング・パネル
ゲーム用のノートパソコンやゲーム用のキーボードには、ゲーミング・パネルというゲームに特化した機能を持つ製品があります。その一例として、キーボードとマウスのメーカーで有名なLogitech社の「Game Panel LCDディスプレイ」があります。ゲームのスコア、ゲームの内容表示(残りの弾数など)を表示します。CPUやメモリーの使用状況やメールの着信など、ゲーム中であっても背景で動いているパソコンの状況を知ることができます。また、ストップウォッチ機能もあります。

マクロ機能

ゲーム操作でのマクロ機能がメイン
高価なキーボードには「マクロ機能」を備わっているがあります。マクロ機能とは、キーボードやマウスの動作を記録して、その動作を再生する事ができる機能です。これはほとんどゲーマー用の機能で、ゲームの連続操作やウェイト時間など含めて記録再生します。その他、ゲーム用にキー配列を設定できたり、もとから特化した配列だったりと特殊なキーボードがあります。

Gキーの登録はM1~M3ごとに登録が可能
クイック マクロ設定があるキーボードなら、操作することでダイレクトにマクロ機能を登録することができます。

キーボード・バックライト

バックライト
一部のキーボードには、バックライト機能が備わった製品があります。キーボードの真下にLEDが搭載されており、暗闇においても操作が可能です。

キーボード・イルミネーション

、イルミネーション演出の様子。
キーボード・バックライトのマニアック版みたいなもので、イルミネーション機能を持った製品まであります。

視認性もなかなか
イルミネーションは様々なカラーバリエーションを持ちます。

暗闇でもタッチパッドのエリアが把握できます。クリックボタンにもLEDが欲しかったですね。
一部のノートパソコンにも、キーボード・イルミネーション機能を持つ製品が存在します。

イルミネーションLEDがあります。
ルミネーション設定が可能
操作が可能です。
実用性はともかく、パソコンライフが楽しくなる機能です。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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