パソコンに搭載されているチップセットが分かれば、そのパソコンのことがよく分かる。
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チップセットについて
チップセットというのは、いくつかありますが注目されるのは通称「ノースブリッジ」と呼ばれるものです。ノースブリッジはCPUやメモリ、グラフィックチップ(グラフィックカード)など高速転送のパーツを管理しています。そのため、ノースブリッジの種類によって搭載できるCPUやメモリの規格などが決定されます。
ノースブリッジとサウスブリッジ
ノースブリッジ
CPUやメモリなど最も高速にデータが行き交いするパーツを制御するチップ(MCH)
サウスブリッジ
そのほか比較的低速なパーツを制御するチップ(ICH)
※チップセットは、コンピューターの頭脳であるCPUと他パーツの橋渡しをしているため、その名の通り「ブリッジ」と名付けられています。チップセット自体は小型のチップですが、熱を分散させて冷却するために、ヒートシンクと呼ばれる放熱板が取り付けられています。(写真参照)
どのパーツが搭載できるのかは、チップセットに左右される
あるCPUやメモリが物理的に搭載できたとしても、このチップセットが対応していないとパソコン自体が動作しないことになります。そのため、基本的に「新発売=チップセットの変更」と考えてもいいです。
▲特に自作ユーザーは「マザーボード選び=チップセット選び」ともいえます
。
チップセットの内蔵グラフィック
また、チップセットによっては内蔵グラフィック機能を持つがあり、グラフィックカードを必要としないので、低コストで購入できるメリットがあります。よく「オンボード・グラフィック」と呼ばれるものが、それに当たります。
逆に、内蔵グラフィックを持たないチップセットなら、グラフィックカードが必須になります。大概、ハイスペックパソコンはグラフィックカードを搭載するので、内蔵グラフィックを持たないチップセットになります。
チップセットのメーカー
チップセットといえばほとんどインテル製が注目されますが、ほかにもAMD製、NVIDIA製、VIA製があります。稀ですがインテルCPU対応のチップセットでAMDが製造している製品もあります。
チップセットから分かること
サイトにてごとの仕様詳細をみると、チップセットが公表されている場合があります。チップセットを知ることで、そのの搭載可能なパーツを知ることができます。現時点でのカスタマイズでサポートされていなくても、「将来的にはサポートされるのではないか。」と予想できたり、自己責任にて独自にパーツを取り付けたりすることも可能です。(独自カスタマイズは100%成功するものではありません。)
カスタマイズはすべてチップセットの通り、というわけではない
実際のカスタマイズはパソコンメーカーが提供する範囲、およびマザーボードの仕様があるので、チップセットが可能とする範囲をすべて選べるわけではありません。
しかし、可能性として「そのうち、サポートするのではないか」など勝手に推測できます。またそのパソコンの将来性を予め知ることができます。
当然、チップセットがサポートしないカスタマイズは物理的に不可能です。
例えば、Windows Vista Home Premium 64bit版はプログラムとして最大16GBメモリまで認識可能ですが、このチップセットの最大8GBまでなら、16GBメモリ搭載はできません。
Core i7ではチップセットの仕様が変わった
新型CPUのCore i7が登場して、インテル仕様のパソコン構成が変わったといわれます。それは従来、チップセットがメモリコントローラーによってメモリを管理していましたが、Core i7自体にメモリコントローラーを内蔵したこと指しています。
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