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Westmereプラットフォーム採用の新モデル!拡張型のInspiron 580とスリム型のInspiron 580sが新登場!
2010年1月に、インテルWestmereプラットフォーム採用の新モデル!拡張型のInspiron 580とスリム型のInspiron 580sが発売されました。ついに、エントリーモデルでCore 2 Duoマシンの後継となるCore i3マシンの登場です。
この2つのモデルはおそらくマザーボードが同じものだと思われます。規格自体は同じですが、デル内でのカスタマイズではスリム型のInspiron 580sが控えめのスペックとなっています。
Westmereプラットフォームとは
今回のパソコンの基本設計の話をします。まず2009年9月にCore i7-800 / Core i5-700シリーズが登場しましたが、これらは2世代目のNehalemプラットフォームです。そして2010年1月今回登場したのは、その拡張版であるWestmereです。
拡張版であるため高い互換性があり、前者シリーズにも対応しています。そしてWestmere用のCPUとして,Core i3-500 / Core i5-600シリーズが登場しています。
ランク | プラットフォーム | シリーズ | 特徴 | 互換性 |
↑上位 ↓下位 |
2008年11月登場 Nehalemマイクロアーキテクチャ |
Core i7-900 |
|
以下シリーズと 互換性なし |
2009年9月登場 2世代目Nehalemマイクロアーキテクチャ |
Core i7-800 |
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互換性あり (H57 Expressチップセットが対応できる) |
|
Core i5-700 |
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2010年1月登場 Nehalemマイクロアーキテクチャ拡張版 (Westmere) |
Core i5-600 |
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Core i3-500 |
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※キーワード解説 ターボ・ブースト = 必要に応じてクロックアップし、処理速度をあげる機能。 HTテクノロジー = 物理的コア数×2倍の動作が可能。 トリプル・チャンネル = メモリを3枚同時挿しで、メモリの速度アップ。 デュアル・チャンネル = メモリを2枚同時挿しで、メモリの速度アップ。 |
Nehalemマイクロアーキテクチャ拡張版(Westmere)のCPUであるCore i3-500 / Core i5-600シリーズが登場。グラフィック機能を内蔵したのが主な特徴。グラフィックカードがなくても、内蔵グラフィック機能で、ブルーレイや地デジなどのHDコンテンツを扱える性能があります。Inspiron 580/580sの前機種「Inspiron 545/545s」では、グラフィックカードなしでのHDコンテンツは厳しいものでした。
Core i3-500 / Core i5-600シリーズはCore 2 Duoの後継で、デュアルコアですが、HTテクノロジーによって擬似4コアの動作をします。ただし、Core i3-500シリーズは低価格帯のためターボブーストは省かれています。(※ターボ・ブースト = 必要に応じてクロックアップし、処理速度をあげる機能。)
Inspiron 580と580sの共通事項
Inspiron 580/580sの両機ともインテル H57 Expressチップセットを採用しており、Nehalemマイクロアーキテクチャ拡張版 (Westmere)に正式対応しています。前機種Inspiron 545/545sのCore 2 Duoマシンとはまったく別の基本設計です。
2010年1月時点、Inspiron 580/580sともCore i3に対応、Inspiron 580だけi5-700シリーズ対応となっています。チップセットは上位機種のStudio XPS 8100と同じであり、Core i5-600/Core i7-800シリーズも対応できるはずですが、差別化のためかカスタマイズにはラインナップされていません。(今後はどうなるか不明。)
Inspiron 580/580sが搭載できるCore i3-500シリーズとは
ブランド | Core i3-500 | Core i5-600 | ||||
プロセッサー・ナンバー | 530 | 540 | 650 | 660 | 661 | 670 |
定格 動作周波数(GHz) |
2.93 | 3.06 | 3.20 | 3.33 | 3.33 | 3.46 |
最大 動作周波数(GHz) |
なし |
3.46 | 3.60 | 3.60 | 3.73 | |
GPU クロック |
733MHz |
900MHz | 733MHz | |||
3次キャッシュ メモリ |
4MB |
|||||
実装コア数 | 2コア |
|||||
HTテクノロジー | HTテクノロジーで4スレッド(擬似4コア) |
|||||
メモリ | DDR3-1333MHz(デュアル・チャンネル対応) ※今回のモデルはエントリーモデルのためか、1066MHz |
|||||
TDP | 73W |
87W | 73W | |||
CPUソケット | LGA1156 |
Core i3-500/Core i5-600シリーズのランナップは上記の通り。ただし、製品が搭載できるプロセッサーナンバーはデルサイトで確認してください。なお、Core i5-600シリーズは製品のカスタマイズ枠にないので、グレーで潰しました。設計自体はDDR3メモリ1333MHzに対応できるはずですが、今回のモデルは差別化のためか1066MHzにダウンしています。大きな特徴は次の通り。
- 2コアのデュアルコアですが、HTテクノロジーで4スレッド動作が可能。
- 3次キャッシュメモリは4MBと少なめ。
- グラフィック機能(インテル HD グラフィックス)を内蔵しており、グラフィックカードの搭載は必須ではない。それでもHDコンテンツが扱える高性能。
- グラフィック機能を内蔵していながら消費電力は少ない。
- 2010年1月時点で最も微細の32nmプロセス設計。
Core i3-500シリーズを搭載したときのプラットフォームは図の通り。グラフィック機能をCPUにパッケージング。内部では分離しているので、正確には統合ではありません。メモリコントローラーとグラフィックス・インターフェースはグラフィックコアが管理しています。
グラフィックカードを使用せず、内蔵のグラフィック機能を使用する場合は、FDIを介してチップセットへ信号を送り、チップセットからモニタへと出力されます。
Inspiron 580が搭載できるCore i5-700シリーズとは
ブランド | Core i7-800 | Core i5-700 | |
プロセッサー・ナンバー | 870 | 860 | 750 |
定格 動作周波数 |
2.93GHz | 2.8GHz | 2.66GHz |
最大 動作周波数 |
3.60GHz | 3.46GHz | 3.20GHz |
3次キャッシュメモリ | 8MB |
||
実装コア数 | 4コア |
||
HTテクノロジー | HTテクノロジーで8スレッド(擬似8コア) |
なし |
|
メモリ | DDR3-1333MHz(デュアル・チャンネル対応) ※今回のモデルはエントリーモデルのためか、1066MHz |
||
TDP | 95W |
||
CPUソケット | LGA1156 |
Inspiron 580ではCore i5-700シリーズに対応しています。Core i7-800はカスタマイズ枠で対応していないのでグレーで潰しています。
こちらは最新のWestmereプラットフォーム用CPUではなく、その前の2世代目NehalemマイクロアーキテクチャのCPUです。プロセスは1世代前の45nmとなります。互換性で搭載可能となっていますが、先発とはいえCore i3の上位CPUです。4つのコアを持つクアッドコアで、3次キャッシュメモリは倍の8MB。ターボブーストがあるので、自動クロックアップができます。
なお、Core i5-700はグラフィックコアを内蔵していないので、グラフィックカードの搭載が必須となります。
Inspiron 580と580sの特徴
【Inspiron 580は販売終了】
デュアルコアのCore i3、およびクアッドコアのCore i5が搭載可能のエントリー向け拡張型デスクトップ。光学ドライブおよびHDDをそれぞれ最大2台まで搭載できる拡張性。
19規格対応メモリカードスロット、ギガビットイーサーLANを標準装備。モニタ出力はVGAだけでなくデジタルのHDMI端子をオンボード装備。拡張スロットは、PCI Express ×16が1つ、PCI Express ×1が2つ、PCI が1つ。300W電源を装備。Inspiron 580sよりも高度なグラフィックカードが選べます。
【Inspiron 580s 販売終了】
デュアルコアのCore i3が搭載可能の、エントリー向けスリム型デスクトップ。スタンダードな構成で十分なユーザーには最適で、スリムで、しかも横置きが可能で設置しやすいメリットがあります。光学ドライブは1台までですが、HDDを最大2台まで搭載できる拡張性もあります。19規格対応メモリカードスロット、ギガビットイーサーLANを標準装備。モニタ出力はVGAだけでなくデジタルのHDMI端子をオンボード装備。拡張スロットは、PCI Express ×16が1つ、PCI Express ×1が2つ、PCI が1つ。250W電源を装備。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より