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Studio One 19を、前モデルXPS Oneと比較してみる

Studio One 19の前機種にXPS Oneという製品がありました。
DELL初の液晶一体型モデルだった訳ですが、20インチワイド（1680×1050の解像度）で18.5インチワイドのStudio One 19と比べると若干大きめでした。
単体のグラフィックが搭載できるのためHDコンテンツ再生が可能で、よく地デジ搭載パッケージなどで販売されていました。
そんなXPS OneとStudio One 19の性能を比較してみたいと思います。
もちろん、構成により違いはあるので一概に製品比較はできませんが、パソ兄さんが調べたときの構成で比較してみます。だいたいですが、カスタマイズ等の参考になると思います。
比較したXPS Oneの構成
OS： Windows Vista Home Premium 正規版
CPU： インテル Core 2 Duo プロセッサー E4500
メモリ： 2GB(1GBx2)
HDD： 500GB SATA HDD（7200回転）
液晶モニタ：20インチWSXGA+ (1680x1050)
グラフィック・コントローラー：
ATI RADEON HD 2400 Pro 128MB
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア
プロセッサ： 5.1
メモリ： 4.8
グラフィックス： 3.9
ゲーム用グラフィックス： 3.9
プライマリ ハードディスク： 5.7
これについてのコメント
このケースですと、XPS Oneは「ATI RADEON HD 2400 Pro 128MB 」を搭載しており、オンボードグラフィックではなく、単体のグラフィックです。
ATI RADEON HD 2400 Proは、今からすれば少し前の単体グラフィックになりますが、HDコンテンツ再生に充分なグラフィック性能を持ちます。
今回はグラフィック性能に重点を置いてみます。単体グラフィックの「ATI RADEON HD 2400 Pro 128MB 」を搭載したXPS Oneが「グラフィックス： 3.9 ゲーム用グラフィックス： 3.9 」のスコアであることを頭に留めて、次のStudio One 19と比較してみましょう。

前頁でも紹介しましたが、比較するStudio One 19の構成とスコアです。
今回のStudio One 19の構成
OS： Windows Vista Home Premium SP1　64bit　正規版
CPU： インテル Pentium デュアルコア プロセッサー E2220
メモリ： 3GB(1GBx3) DDR2
HDD： 320GB SATA HDD（7200回転）
液晶ディスプレイ：18.5インチワイド液晶 (1366x768)
グラフィック・コントローラー： オンボード・グラフィック（NVIDIA GeForce 9200）
Windowsエクスペリエンス・インデックスのスコア
プロセッサ： 5.2
メモリ： 4.7
グラフィックス： 4.2
ゲーム用グラフィックス： 4.8
プライマリ ハードディスク： 5.9
Studio One 19と前機種XPS Oneの比較コメント
単体グラフィック搭載のXPS Oneが「グラフィックス： 3.9 ゲーム用グラフィックス： 3.9 」でしたから、Studio One 19はオンボード・グラフィック（NVIDIA GeForce 9200）で、すでに大幅に上回っています。特にゲーム用グラフィックス、つまり3D処理に関してはかなりすごい性能アップです。カスタマイズでNVIDIA GeForce 9400にすれば、もっと高いスコアがでるはずなので、少し前の低価格帯の単体グラフィックよりも性能が高いことに驚きです。
もはや「オンボードグラフィックではVistaの操作ですら重い」というのは、昔の話です。
このことから、Vistaがサクサク動くだけではなく、ブルーレイディスクや地デジなどの高精細コンテンツにも対応できることが分かります。また、ファイナルファンタジー11など比較的ライトな3Dゲームなら、この性能で楽しむことができます。

DELL Studio One 19は販売終了。今のお勧めはこちら↓

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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