キーボード上部にあるメディアコントロールボタン(マルチメディアボタン)。
タッチセンサー式で、コンテンツの再生、停止、一時停止、スキップ、バック、消音、音量調整などが行えます。
タッチセンサーのボタン群のなかで少し離れた位置にあるこれは、メディアダイレクト機能の起動ボタンです。メディアダイレクトとは即席機能と言った方が分かりやすいかもしれません。
メディアダイレクトを使えば、Windowsを立ち上げなくても、CDやDVD、保存されている写真の再生ができます。メディアダイレクトの起動は瞬時にされるので、起動時間を待たされるイライラ感から解放されます。ちょっとした気分で再生するには大変便利で、家電オーディオ並の使い勝手があります。
▲メディアダイレクト起動時の画面。DELLパソコン特有の機能で、リストから使いたい機能を選びます。付属のリモコンかキーボードを使って操作でき、Windowsを立ち上げないのでお手軽です。
Studio 1536のキートップ形状
Studio 1536のキートップ形状は、従来機のフラットな形状から一新。指先にフィットしやすいよう、ゆるやかな「Uの字」になっています。細部をみると、キートップ自体が2段重ねのような形態です。(グレーの濃淡で判断できます。)
▲これは従来機(Inspiron1520)のキーボード。若干、ゆるやかな「Uの字」になっていますが、Studio 17やStudio15のようなフィット感はない。
一般的なノートでは常識となっていますが、力が均等に行き渡るパンタグラフ機構となっています。
【パンタグラフ機構とは】
パンタグラフのキーボードを分解してみます。DELLパソコンで試したいところですが、一度解体すると元に戻せなくなる場合があるので、代わりに廃棄用の他社製を分解します。
写真にあるように、パンタグラフ式なら支柱構造になっているため、キーを押す角度が多少ずれても均等に圧力が加わる特長があります。そのためしっかりした押し心地を感じるわけです。ノートパソコンでは一般的で、薄型に設計できることも特長です。
オプションで指紋認識リーダーが付けられます。自分の指紋を登録しておけば、セキュリティ管理が楽になります。
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