DELLにないラインアップを求めるなら、HP(ヒューレット・パッカード)のパソコンがお勧めです。特にミニタワーの分野ではDELLよりもハイスペック製品が選べる傾向にあり、DELL購入の前に是非検討したいのがHPパソコンです。HPの限定イベントに参加したので、レポートします。
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日本HPアフィリエイター様向けゲームイベントに参加
今回はDELLではなく、ここ数年、パソコン・シェア世界No.1を誇るHP(ヒューレットパッカード)の調査です。事実上、DELL最大のライバルですね。そこで、2011年8月に行われた「日本HPアフィリエイター様向けゲームイベント」に参加してきました。TERAという最新3D MMORPGゲームと、HPのコラボ・イベントです。
【 HPパソコン特価情報。PavilionやENVYシリーズの購入チャンス! 】
DELLばかりを紹介している当サイトですが、HP関係者様から当イベントにお誘いいただきました。さすが王者HPというところでしょうか、一般ユーザーへの熱い広報活動が感じられます。パソ兄さんの周りでも耳にしますが、サポートでも定評があるようです。
パソ兄さんはPC購入の相談を受けたとき、とりあえずDELLを推してみますが、別の選択肢を言われたときにはHPを2番目に紹介しています。
まず、イベント状況レポートの前にHPについて一筆書きます。
HPは1939年創業の老舗メーカーで、1995年 HP Pavilion PCによって、HPは家庭用コンピュータ市場への進出しています。
パソコンそのものはどこのメーカーも「インテルやAMDのパーツと、Windowsの構成」なので、道具としての差別化は難しいです。そこで差別化できるといえば、「デザイン、サポート、生産ライン、構成に対しての価格」でしょう。DELLと比べると「いい勝負」というところですが、「サポート、生産ライン」に関してはHPのほうが優秀な印象です。そのなかでパソ兄さんが一番注目しているのは、MADE IN TOKYO 東京生産です。
MADE IN TOKYO 東京生産
HPの強みといえば、東京都昭島市での生産。すべてのモデルではないようですが、デスクトップPC、ワークステーションが対象になっています。最近(2011年8月以降)はビジネスノートPCも東京生産へ踏み込んでいるようです。
東京生産のメリットは、次の3点。「注文後5営業日で納品、故障などの発生率を低減、生産拠点が東京なので要望のフィードバックが早い」です。 故障率では1999年と比べて2010年では1/4に低減しています。「日本生産だから品質がいい、中国生産だから悪い」と言うわけではありませんが、ユーザーに近い場所で生産していることは、「あらゆるレスポンスが早い」といっても過言ではないでしょう。納期にシビアなビジネス用では尚更メリットです。
DELLは最近、「DELL特急便」で即納にも力を入れていますが、国内在庫の既製品のためカスタマイズ不可のデメリットを抱えています。生産ラインでは圧倒的にHPが優勢です。イベントでもHP担当者が豪語していましたが、2900万通りの豊富なカスタマイズをアピールしていました。また、独自構造が難しいパソコン分野ではありますが、マザーボードを逆さまに配置して効率のいいレイアウトにするなど、HPならではの企業努力を感じました。
イベントにおいて、HPのメリットを解説していただきました。売上規模は年に約3兆円。出荷台数は年6400万台数、後進国にも隔たりなく供給しているため170カ国以上で展開。世界の5台にひとつはHPパソコンだそうです。そして特に法人向けに幅広いラインナップ展開。
2011年第2四半期の世界シェアでは、HPが18.2%で1位。
後日調べたら、2位の13%はDELL、3位の12.2%はLenovo、4位の10.7%はAcer、5位はASUSTeKでした。世界シェアでは日本メーカーはTOPシェアに躍り出ることは出来きません。
一方、日本市場では世界市場と大きく異なります。「1位NEC(17.4%)、2位富士通(17.1%)、3位NEC(17.4%)、4位HP(9.8%)、5位DELL(9.5%)」※IDC Japanによる
日本では相変わらず日本ブランド強しで、1~3位を独占的に占めています。5位のDELLはHPに抜かれはしましたが、0.3%の僅差です。
日本HPの過去4年の歩みを説明していただきました。他社よりも先進的な試みを展開してきたことをアピール。たとえば、2006年以降、はげや傷に強い「HP Imprint(インプリント)」を開始。 Imprintはフィルムに樹脂を流し込み、そのデザインを転写させる技術。
2007年には東京生産、ローコストタブレット、タッチパネルPCなどなど。
確かに2007年頃からHPの動向を追ってきましたが、企業努力が伝わってきました。
サポートに定評がある、とのこと。規模共に厳しい企業市場においても。
h8シリーズでハイエンドグラフィックス「GeForce GTX580」を搭載。これは業界初の試みだそうで、通常、ミニタワーサイズでは収まらないグラフィックカードです。HPオリジナルのパーツレイアウトで実現したそうです。
確かにDELLではこのレベルになると、Alienwareシリーズになってしまい、デザインを始めとして強制的にマニアック路線に偏ります。ミニタワー型でより高性能なモデルを選ぶなら、HPのほうが向いていると思います。
紹介しづらいラインナップがデメリット
短期間でめぼしいモデルを見つけて購入するユーザーには関係ないことですが、パソ兄さんがHP製品を紹介しづらいと思うことは、製品のラインナップです。根本的なプラットフォームが変わっていないのに、カスタマイズ内容が更新されると製品名が変わってしまうのです。秋冬モデル○○と言った具合に新鮮味を感じさせながらも、「なんだ、カスタマイズ構成が変わっただけ?」と拍子抜けすことがあります。特定のモデルをレビューするサイトとしては、短期で製品名が変わってしまうので紹介しづらいです。
日本HPアフィリエイター様向けゲームイベント
では、2011年8月に行われた「日本HPアフィリエイター様向けゲームイベント」の様子をレポート。あまり購入ガイドとは関係ないですが、日記だと思ってご覧ください。
まず、最初にはTERAという最新3D MMORPGゲームの紹介。韓国発のゲームらしいです。そして「HPのフラグシップ・ミニタワーh8シリーズで楽しみましょう」という内容でした。
何度かHPのイベントに参加していますが、十八番というか定番というかトリプルモニタでの展示。h8-1060jp TERA推奨認定モデルとしてモニタ3台セットで購入できるようです。う~む、ニーズが高いとは言い難し。
NHN Japan(オンラインゲームコミュニティサイト運営会社)のスタッフによるTERAのデモ操作を拝見しました。
なんというレーシングゲームか分かりませんが、参加者によるゲーム大会が開催されました。
ステアリング・コントローラ(ペダル付き)という本格的なものでした。それにしてもTERAの時はトリプルモニタに懐疑的でしたが、レースゲームだと世界観が違います。
しかし、プレイ中を客観的に見ると哀愁漂います。
プレイヤーから見ると、世界にどっぷり浸かれます。
クジによってプレイヤが決められたため、パソ兄さんの出番はなし。
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