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CoffeeLake設計(第8世代Coreプロセッサ)のミドルレンジ・デスクトップ

DELL XPS タワー(8930)の内部構造

Core i7-8700搭載のCoffeeLake設計XPSタワーこと、XPS 8930をレビューしている。ここではXPS 8930の内部構造を紹介する。コンパクトなミニタワーのため、わりと密集した内部だが、HDDドライブベイを3基、M.2スロット1基を実装しておりストレージの拡張性は高い。メモリスロットも4基あり、ミドルレンジとしては及第点。Micro-ATXマザーボードやATX電源規格を採用しているため、自作のベアボーンPCみたいな感覚だ。サイドパネルの開放、グラフィックカード装着、メインのHDDベイでは工具レスでメンテンナンスが行える。

XPS 8930
2018年3月論評
CoffeeLake

レビューした、DELL XPS 8930の構成

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第8世代 Core i7-8700 (12MBキャッシュ、3.2GHz / 最大 4.6GHz) 
  • 8GB DDR4メモリ- 2666MHz
  • NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB GDDR5
  • 256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express接続)+2TB HDD

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※2018年3月25日時点のレビュー。手元の実機レポートであり、仕様は時期や選択により異なる。

工具いらずで、サイドパネルを外す

XPS 8930のカスタマイズセキュリティロック・スロットの付いた「サイドパネル・リリースラッチ」を引くと、ロックが外れ左側面パネルが外れる。

サイドパネルサイドパネルは外装部がポリカーボネート(工業プラスチック)で、内側はスチール製となっている。スチール側の通気口は2箇所空けられている。

XPS 8930タワーの内部構造サイドパネルを外した様子。3基のHDDベイをいじるだけなら、この状態で構わない。右上のHDDベイなら工具レスで取り扱える。ATX電源ユニットが縦置きに搭載されているのが特徴的で、エアーフローをPC内部とは別に独立したスタイルをとっているのが面白い。PC内部の熱気を吸気せず、ダイレクトに外気から取り入れ、そのまま後方へ排気している。

スイングアームの可動

スイングアームさらにマザーボードへアクセスするには、ATX電源ユニットを載せたスイングアームを右方向に回転させる。背面のリリースラッチ2つを上げてロック解除すれば、スイングアームを動かせる。

内部このように電源ユニットを特異なギミックで搭載することにより、従来のミニタワー型よりもコンパクトな筐体となっている。むろん、光学ドライブをスリム型にしたことも一躍ある。わりと密集した状態なので、大型のCPUファンに換装するといったスペースのゆとりはない。

460WのATX電源ユニット

XPS 8930タワーはATX電源自作と同様、ATX電源ユニットを搭載しているので、市販品との換装が可能なのはありがたい。既存では奥行き140mmの電源ユニットが搭載されている。換装はサポート外だが、ケーブルの干渉に問題がなければ奥行き180mmまで搭載できそうだ。大型ならプラグイン式がよさそう。

460W電源で+12V系統は3つインチネジを外して電源ユニットを引きずり出すと、スペック表が確認できる。460W電源で+12V系統は3つ。それぞれ最大18A(216W)、16A(192W)、8A(96W)である。+12V系統の合計最大許容は385W。ちなみに、このXPS 8930レビュー実機ではデルタ・エレクトロニクス社製だった。80Plus認証ではないようだ。

3基のHDDベイ

HDDベイ前方の3.5インチHDDベイ。水色のスライドマウンタにより、工具レスで着脱できる構造。レビュー機ではデータ用の3.5インチHDDとしてシーゲート製ST2000DM001を搭載している。パフォーマンスは上記の通り。

HDDベイを2基底部にHDDベイを2基実装しており、下のビス止めを外せばスチールのマウンタが取り外せる。先程のHDDベイと違い、工具やネジが必要だし手間がかかるが、頻繁にいじるものではないので許容範囲だろう。

2.5インチ対応のタワー上から見るとM3ネジの穴も設けてあり、2.5インチのHDDやSSDも取り付けられる構造。

上面排気ファンと光学ドライブ

タワーの9センチ角ファン上面(天井面)に排気ファンが搭載されている。筐体はもともと12センチ角ファンを搭載するデザインだが、XPS 8930ではスペシャルエディションとの格差をつけるためか、9センチ角ファンにスペックダウン。取り付け部分のスチールもそれに合わせており、ちょっと意地悪な印象を受けた。回転数が多くなる分、XPS 8930のほうがやや騒音が目立つ。

取り付け用マウンタ取り付け部分のスチールはネジ止めがあり、取って付けたような構造(取り付け用マウンタのようなものを使っている)。ちょっとした工作ができるなら改造して12センチ角ファンにしてやれなくもないが面倒くさいな。

スリム型光学ドライブ排気ファンの先にはスリム型光学ドライブの搭載がみえる。

グラフィックカード(NVIDIA GeForce GTX1060)の搭載

NVIDIA GeForce GTX1060レビュー実機では、NVIDIA GeForce GTX1060を搭載しており補助電源を接続。なお、このATX電源ではPCI Express電源コネクタに、6pin、「6pin+2pin」を持つ。

グラフィックは30cm以内。タワーXPS 8930グラフィックカードを搭載するスペースはわりと広く、トータルで30cm以内に収まれば搭載できる。

NVIDIA GeForce GTX1060GeForce GTX1060の様子。スチールのボディにすっぽり収まっている。

XPS 8930のマザーボード

XPS タワーのマザーボードネジ位置から判断して、Micro-ATXのマザーボードを搭載。コンデンサの数は多くないが、ほどほどに高耐久性の固体コンデンサを使用しており、日本ケミコン製のコンデンサなどが確認できる。

6フェーズVRMの装置数は6フェーズ。ローエンドPCでは4フェーズとかなので、ハイエンドPCとまではいかないまずまずの構成か。

xpsタワーではCI Express×16、×1、×1、×4拡張スロットは、上からPCI Express×16、×1、×1、×4。グラフィックカードを搭載するPCI Express×16ではストッパー付き。この構成のように2スロット分占有するグラフィックカードを搭載すると、x1のスロットが1基使えなくなる。

Type2280、Type2260、Type2242このXPS 8930レビュー実機ではシステム用にM.2 SSDを搭載している。サイズはType2280であるが、XPS 8930のマザーボードではType2280、Type2260、Type2242が取り付けられるように各ネジ位置がある。

東芝製KXG50ZNV256GレビューしているXPS 8930では、NVMe SSD(東芝製KXG50ZNV256G)が採用されており、パフォーマンスは上記の通り。PCI Express接続のNVMe SSDは圧倒的に速い。なお、DELLサイトではM.2 SSDとしか書いていないので、SATAなのかPCI Expressなのかよくわからない。とりあえずレビュー機ではNVMe SSDであるが、それが標準なのかここでは断言できない。マニュアル書には「SSD(SATA または PCIe/NVMe)用 M.2」とあり、まったく困ったものだ。

【 過去PCと比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

なぜか、Killerネットワーク

XPS 8930タワーのKillerネットワーク搭載無線LANカードの搭載。デバイスマネージャーを見ると、ネットワークコントローラーにKillerネットワークを搭載している。しかしDELLサイトのXPS 8930ページでは一切触れられていない。スペシャルエディションのページではKillerの搭載は「GeForce GTX 1070、GTX 1080搭載モデルのみ」とある。しかし、対象外のはずのXPS 8930に、しかもGeForce GTX 1060の搭載である。う~む・・・、レビュー実機のありのままを紹介しているが、Killerネットワークの搭載に関してはちょっと意味不明である。

もう一方でレビューした、XPS 8930スペシャルエディションではKiller搭載対象構成だが、そちらは無線LANもKillerであった。このXPS 8930ではギガビットイーサー(有線)のほうなので、搭載か否かは無線LANのことを言っているのだろうか?

ちなみにKillerネットワークではアプリを使えばネットワーク接続をモニタリングでき、とくにオンラインゲームのパフォーマンスを最大化することができる。また、KillerはWindowsが抱えるネットワーク処理の一部を肩代わりする機能を持つ。優先度の設定に基づいてネットワーク帯域幅を最適化、管理する。CPU負荷を低減させ、ネットワークの遅延を抑えるため、とくにオンラインゲームでは安定した通信が確保できる。※Killer開発元のクアルコム・アセロス社は、アメリカの半導体メーカーでLAN関連製品のトップシェアを誇っている。

詳しくはDELLサイトへ

購入レビュ-ガイドXPSタワー

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XPS タワー(XPS 8930)の、レビュー項目

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