DELL Studio XPS 16の液晶画面をレビュー
細部のレビューの前に注釈。今回のレビューではバッテリーを取り外しているので、液晶モニタの下がポッカリ抜けています。(バッテリーが付いていると想定してご覧くださいね。)
Studio XPS 16は、16インチワイド画面で、このレビュー機では解像度が1366×768と一般的な表示領域です。地デジテレビやブルーレイディスクをフルHD画質で表示したいなら高解像度の1920×1080を選ぶこともできます。
ただし、高解像度にすると、インターネットやビジネスソフトの使用では文字が小さくなるので、フルHD画質にこだわりがなければお勧めしません。個人的な意見ではフルHD画質も非フルHD画質も、目立った差を感じません。
今となっては高画質でないDVD映像でも、高画質にアップコンバージョンして再生する機能があります。
Studio XPS 16のアスペクト比は16:9
Studio XPS 16はアスペクト比が液晶テレビと同じ16:9です。アスペクト比とは液晶画面の「横と縦の比率」です。最近、パソコン市場で普及しつつある16:9ワイド液晶。
地デジ放送などを視聴するなら上下に黒い帯が入らずにフル表示されます。液晶テレビを外部モニタとして接続すれば、比率が同じなので歪まずに表示されるメリットもあります。
▲従来ではパソコン用が16:10。液晶テレビが16:9。
よって、16:9のStudio XPS 16は、16:10のStudio XPS 13と比べると横長に感じます。
Edge-to-Edge液晶ディスプレイ
Studio XPS 16はEdge-to-Edge液晶ディスプレイと呼ばれる画面で、液晶画面とベゼルの前面にクリアパネルが被せてあり、フラット感を演出しています。
ほとんどの液晶モニタは液晶パネルとベゼルが独立しており、段差があります。
Studio XPS 16は一般的なノートよりも斬新なデザインを取り入れていることが伺えます。
アルミフレームがディスプレイを固定し、ビス止めしたようなデザイン。
Studio XPS 16のディスプレイを限界まで開くと、ここまでになります。一般的な使用では極端に開いて使うことはほとんどないでしょう。
また光沢パネル採用なので、テラスのような明るすぎる場所では画面への映りこみが少々気になります。ベゼル部分にもクリアパネルが被せてあるので、そこにも映り込みが発生している結果になっています。
メリハリが出る代わりに映り込みもしてしまうという光沢パネルのデメリットですが、角度を変えたり、カーテンをするなどいくらでも対処できます。
カスタマイズでRGB LEDディスプレイにするとさらに発色の良い液晶モニタとなります。映像メインで使われる方で予算に余裕があればお勧めです。
液晶モニタの上部には200万画素Webカメラが内蔵してあり、ビデオチャットなどに使います。さらに顔認証ソフトウェアを使って顔パスワードの設定や登録ができます。
大画面16インチワイドのエンタテインメント・ノート
【詳しくはDELLのサイトで⇒Studio XPS 16販売終了】
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