AMD Athlon II Neoシリーズを搭載する、11.6インチ超低電圧モバイルノート。これまでにない高いモバイル性が期待できます。
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DELL Inspiron M101zのキーボードをレビュー
次は、Inspiron M101zのキーボードを詳しくチェックしていきます。11.6インチモバイルノートといえど、フルサイズキーボードを採用しています。一般ノートと遜色ない操作性です。10インチクラスのミニノートではキーピッチ17.5mmの「フルサイズ93%もの」が多いので、Inspiron M101zに乗り換えたら快適さは全然違います。
そして、それぞれ独立配置されたキーで、いわゆる浮き石型キーです。キーの周りに空間があるので、誤って隣のキーを触れてしまうミスタッチが軽減されます。キートップは非光沢ブラック、地は光沢ブラックなので見た目にもメリハリがあります。
確かに、ひとつひとつキーをタッチしている実感があります。一般的なノートでは常識となっていますが、力が均等に行き渡るパンタグラフ式となっています。そして、カーソルキーは少し残念なハーフサイズ。段差をつけてフルサイズなのが理想ですが、コスト高になるのでしょうか?
キーボードの左サイド。Ctrl、Fn、スタートキー、Alt、無変換キーは幅の狭いキーになっています。個人的にはスペースキーは短めでもよいので、これらに面積を割り振ってもよいのではと思うのですが、DELLではスペースキーのワイドを優先しているようですね。
キーストロークは一般的な3mmかと感じます。それにしても、浮き石型キーは溝が広いためホコリが溜まりやすいのではないかと思いました。しかし、よくよく考えると、密接したキーの隙間に溜まるよりかは清掃がしやすいのだと思いました。キー自体は指に触れる面積が広いように、直立した形状です。
例えばDELL製品の従来のキーを確認してみましょう(上記写真)。隣のキーをミスタッチしないように台形になった形状がよく見られます。このため、指に触れる面積が小さくなっていたのです。これを回避した構造が「浮き石型キー」で、キーの間隔もあり、キートップの面積も広くなったわけです。
キーボード上部にマルチメディア・キーがあります。(オレンジの印字)。
CD・DVD、動画コンテンツなどを、ボタンひとつで簡単に操作できます。例えば、「再生、停止、一時停止、スキップ、バック、消音、音量調整」の基本操作をワンタッチで行えます。
ファンクションキーを優先にする
マルチメディア・キーは、ファンクションキーと共有になっています。
初期設定ではマルチメディア・キーが優先されています。そのためファンクションキーを使う場合は、<Fn>キーを押しながらファンクションキーを押すことになります。 人によっては、ファンクションキーを優先させたい人もいるでしょう。その場合、BIOS設定にて設定ができます。電源ボタンをいれ、Windowsが立ち上がる前にF2を押し、BIOS画面を起動します。「AdvancedのFunction Key Behavior⇒設定をMultimedia keyからFunction key」に切り替えます。その後は設定を変えない限り、ファンクションキーが優先されます。(※上記写真はDELL Inspiron 13zのもの)
アルミ素材でできたパームレストの一枚板をプレスした、タッチパッド。
タッチパッドエリアでは滑らかに指が動くよう、細かいザラザラの面になっています。クリックボタンも表面がアルミ素材になっています。とくに不満はないタッチパッドエリアです。
初心者向けガイド(キーボード編)
キーストロークは、キーを押し下げたときの深さです。押し応えに影響します。一般的なのは3mmです。爪楊枝に印をつけて、後で定規で測ると調べられます。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
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