USB端子
外付けドライブやマウス、プリンターなど多くの周辺機器とつなぐことのできる端子です。単純にUSBと呼ばれていますが規格はUSB2.0で、480Mbps(1秒間に60MBの転送速度)と高速。旧規格であるUSB1.1と互換性を持ちます。
パソコンの電源が入ったまま、ケーブルを抜き差しできる「ホットプラグ」に対応しています。当然速度を出すには、つなぐ周辺機器がUSB2.0仕様でなければなりませんが、今売られている物はほとんどUSB2.0仕様です。昔のUSB1.1仕様の周辺機器をつなげたら速度はUSB1.1のままです。
VGA(別名:D-Sub15ピン)
ノートパソコンから外部の液晶モニタへ出力できます。画面サイズの小さいノートでも大画面で表示することが可能になります。アナログ接続になるため信号の経由は「デジタル信号→アナログ変換→デジタル信号」となり、もとのデジタル信号のままの出力になりません。デジタル接続のDVIやHDMI、Display Portよりも画質が劣ります。
100BASE-TXのLAN端子
インターネット接続、PC同士をネットワーク接続するポートです。このモデルは「100BASE-TX」で、Fast Ethernetと呼ばれる有線LANです。通信速度が100Mbps(1秒間に12.5MB)で、カテゴリ5というLANケーブルが必要です。インターネット使用では充分な通信速度ですが、PC間やサーバー間での転送には低速です。
ワイヤレスLAN内蔵
すでにIEEE 802.11b/gを標準搭載なので、後は親機が揃っていればワイヤレス環境でインターネットを楽しめます。高速ワイヤレスのIEEE
802.11nには対応していませんが、マシンスペックからして当然でしょう。ちょっとここで、無線規格の解説をしておきます。
「IEEE802.11g」の特徴
現在、主流となっている無線LAN規格。
通信速度は最大54Mbpsですが、これは理論値で実際は最大30Mbpsくらいです。通信速度が速くて、障害物があっても電波が減衰しにくいメリットがあるので2階建ての家でも問題なく使えます。
デメリットとして電子レンジのノイズに干渉し、通信速度の低下となることがあります。近所に「IEEE802.11g」のユーザーがいた場合、電波が干渉することがありますが親機の設定でチャンネルを変更することで解消できます。
「IEEE802.11b」の特徴
少し古い規格になりますが、現在主流の11gと互換性があります。
内容は11gとほぼ同じですが、通信速度が最大11Mbpsなので低速です。
光学ドライブは搭載していない
冒頭でも解説した通り、光学ドライブを搭載していないので、CDからのインストールなどには別途、外付け光学ドライブが必要です。 |