Inspiron1520の快適度
「Windowsエクスペリエンス・インデックス」で快適度をチェック
「Windowsエクスペリエンス〜」とはWindows Vistaに搭載されているソフトです。使用しているパソコンが、Windows
Vistaやアプリケーションにどれくらい適応しているか数値化されます。パソコンのパフォーマンスを簡単に知ることが出来ます。
よくパソコン雑誌で紹介されているベンチマーク(性能評価)テストとは少し異なります。個々のパーツの性能や特定の処理に対する性能テストではありません。あくまでPCの快適さを指標化するものです。
Inspiron1520をチェック
まず、言っておきたいことがあります。どんな製品であれ、カスタマイズ内容によって性能が変化します。ですから一概にすべてのInspiron1520の性能とはいいきれません。
ここでの快適度チェックは、パソ兄さんが購入した以下の構成の場合となります。
性能結果
パソ兄さんのInspiron1520の快適指標は以下の通りです。基本スコアが4.0を超えているので、かなり快適なレベルです。ライトな3Dゲームもこなせます。
まずは、「Windowsエクスペリエンス インデックス」の見方を解説しましょう。
5つの項目がチェックされる
以下の5項目が指標化されます。
CPUの速度、メモリの速度、2Dグラフィックス性能、3Dグラフィックス(ゲーム用などの)性能、ハードディスクの転送速度。
スコアは1.0〜5.9の間で表示される
5つの項目がそれぞれ1.0〜5.9までのサブスコアで表示されます。最大5.9までとなっていますがこれは2007年12月現在の状態で、将来的にはパソコンスペック向上に伴い最大値が上がるそうです。
スコアが最も低いものが基本スコア
5項目のうち、最も低いものが基本スコアとなります。普通だと平均値を取りたいところですが、平均値のスペックは存在しないので低いものが基本となります。
例えるなら5人で行う「大縄飛び」みたいなものです。
チームの構成は、100回飛べる選手、70回飛べる選手、50回〜、30回〜、5回しか飛べない選手だとします。平均は51回ですが、実際、チームの競技成績は5回ということになりますよね。つまり低いものが結果になるのです。
指標数の目安
2.0未満の場合
ウィンドウが透ける、立体的な検索などの視覚効果があるWindows
Aeroが使えません。Windows Vistaを使うなら、Windows Aero機能を省いた「Home
Basicエディション」を選ぶことになります。
2.0〜3.0未満の場合
かろうじてWindows Aeroが動作するものの、快適とは全く言えません。
メールやインターネットをするには「2.4」必要です。
3.0以上
3.0以上が実用レベルです。
「じゃあ、3.0〜4.0ぐらいでいいや」と思いがちですが、これは基本システムで実用レベルです。動画編集など行うとさらに負荷がかかることになります。インターネットやビジネスソフト程度なら問題ないでしょうが、あれこれ使いこなしたい方は4.0以上ほしいところです。
実際、Inspiron1520を使ってみて
パソ兄さんのInspiron1520は、基本スコア4.7です。
Home Premiumを使ってみて、思った以上の視覚効果から昔のパソコンでは動作に難ありと感じました。そんな負荷のかかる環境でもInspiron1520は、ノートパソコンとは思えないくらい活躍してくれます。
カスタマイズ構成は「 デュアルコア プロセッサー、2GBメモリ、256MBのビデオメモリを搭載したグラフィック・コントローラー」を強くおすすめします。
やはり、この3つの条件が快適マシンの鉄則でしょう
Inspiron1520は販売終了しています。ただいまのお勧めは、
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