Inspiron1520の底面
バッテリーをチェック
2箇所のツメで、ロックを解除するとバッテリーが外れます。 パソ兄さんが購入したこのInspiron1520は、6セルバッテリーになります。 残量確認ボタンを押すことで、充電状態が5段階で表示されます。写真の場合、そろそろ充電した方が良さそうです。
Inspiron1520は販売終了しています。ただいまのお勧めは、
メモリ/コイン型電池実装部をチェック
これは「DIMM
Bメモリモジュール」と呼ばれている実装部です。ここ以外で、「DIMM Aメモリモジュール」にもメモリを実装するところがあります。DIMM
Aメモリモジュールは、キーボード下にあります。
今回メモリは、サムスン製が使われていました。他の購入者のレビューを見ると、同じInspiron1520でも採用するメモリーメーカーはまちまちのようです。
調べたところでは、名の知られているメーカーがほとんどでしたので、特に気にしなくてもいいでしょう。
メモリの下にある黒と水色のシートが被さっているところに、コイン型電池がセットされています。
電池が何に使われているかというと、CMOSと呼ばれる書き換え可能なメモリの保存に使われます。ハードウェア基本システムにBIOSというものがありますが、それをユーザーが設定したときに、CMOSに保存されます。電池が切れると初期設定に戻ってしまいますが、初心者は特に気にしなくてもいいでしょう。
ワイヤレスLANカード/FCM実装部をチェック
中央の白くてWLANとあるのが、ワイヤレスLANカードです。IEEE802.11a/b/g対応のインテルpro
Wireless 3945ABGネットワークコネクションを搭載しています。カスタマイズで、高速無線LAN規格である「IEEE802.11n」の搭載も可能です。
左右にあるFCMは「フラッシュ・キャッシュ・モジュール」です。ここには、ターボメモリを搭載することができます。
ターボメモリとは、メモリとHDDの間に中継することで、システムの高速化を図ろうとするパーツです。
通常、CPU←→メモリ←→HDDとデータが行き交いしますが、メモリとHDDの間が遅いとされます。そこでメモリ←→ターボメモリ←→HDDとなることで、HDDの遅さをカバーすることができます。また、ターボメモリには学習機能があるので、ユーザーの操作習慣を記憶しており、同じ作業が高速化するとされています。
開発元のインテルでは、OSの起動が20%早くなり、HDDの回転数も減るため省エネと提唱しています。しかし、まだまだマイナーパーツで、パフォーマンスを上げるならメモリーを大容量にしたほうが、話が早そうです。
ターボ・メモリを認識できるのはWindows Vistaとなっており、Windows XPでは認識することができません。
HDD格納部
2.5インチのハードディスクが格納されています。4カ所のビスを外すだけで、簡単に取り出すことができます。メーカー保証外になってもよければ、自分でHDDを交換することもできます。
HDDの先についているマウントは、ビス留めだけですからドライバーで着脱可能です。
2.5インチHDD搭載
デスクトップ・パソコンに使われる3.5インチHDDとのサイズ比。
ノートパソコンに使われる2.5インチHDDは、コンパクトで省エネというメリットがありますが、
1GBあたりの単価高く、デスクトップと比べると高価なHDDになってしまいます。
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