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江戸の運河
江戸城 東端「下町」の運河
江戸城の東端の「下町」は江戸湊の埋め立て地であるため、運河となった堀や町並みは直線的に区画されている。見附の配置された外堀から分岐して下町の堀は隅田川へ注いでいるが、城の防御というよりも交通や物資輸送する運河(水路)である。運河の周囲には町屋(グレーの色分け)で占められているが、明暦の大火(1657年)の影響で下町へ移転した武家屋敷(黄色)もある。
国土地理院の航空写真にて、終戦直後(1945~1950年)の運河を見ると、割と残っているのが判る。モノクロ写真なのではっきり判別できないが、残っていると思われる運河を記しておいた。
1961年~1969年の様子。浜町堀、八丁堀、京橋川、築地川、汐留川が断片的になっている。1955年頃から1973年頃までの高度経済成長期で、一気に消えていったようだ。1971年(昭和46年)には箱崎川も消えた。2024年現在では、亀島川が残っており、汐留川は浜離宮の周囲に断片的に残っているだけである。※外堀である日本橋川と神田川はそのまま
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