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江戸城の基礎知識

江戸城 ~ 外堀に配置された見附の概要

外堀は雉子橋門から渦巻きの形で時計回りに諸門(見附)をめぐる。日本橋川、外濠川、汐留川、溜池などを通過し、牛込門を経て神田川に入り、浅草門で隅田川に合流する。東の要害としては隅田川(当時は大川とも呼ばれた)をそのまま利用している。飯田橋駅に設置されている説明板では「雉子橋門」を外堀の起点としている。ただし当時では、堀というか水路は堀留から始まっている。また説明板等では「堀留門」とあるが、幕末の古地図には堀留に門は見られない。


堀を結ぶ見附では「外堀に架かる橋」と「石垣で造られた枡形門」が基本セットになっている。石垣を方形に巡らし(枡形石垣)、橋から入る冠木門(高麗門)と、渡櫓と一体化している大御門の、二重の門を直角に配置した構えになっている。これを「枡形門」という。

敵が橋を渡って冠木門から侵入しても大御門で侵攻を阻み、渡櫓と枡形石垣から一斉に攻撃できる仕組みになっている。これを枡形防御という。江戸城の見附は基本この形式だが、喰違見附のように木戸を用いた戦国期の古い形式の見附もある。

外堀に配置された見附

江戸城に置かれた「見張り番所」のことを見附(みつけ)という。堀に架けられた橋のそばに設置されることがほとんどであり、見張り役の番兵が駐在する城門と理解すればいい。一部の見附では枡形石垣が現存している。名所として江戸城の主な見附は36か所とされており、「江戸城三十六見附」と言われる。

江戸城の外堀に置かれた見附(外郭門など)は以下の通り。飯田橋駅に設置されている説明板にて明治期の写真を見ることができる。外堀散策ではこれら見附の旧跡・史跡を巡っていく。

赤坂見附は地名として残っているので馴染があるだろう。赤坂門、常盤橋門では枡形石垣が現存している。各史跡地にも説明板はあるが、場所によっては筋違門、浅草橋門など「橋」が入っていたり無かったり正式名所はアバウトな雰囲気がある。

四谷見附地名として残っている。四谷門、市谷門、牛込門、雉子橋門、一橋門では枡形石垣が現存している。

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