DELLのStudio 15は、15.6インチワイド光沢液晶のエンターテイメントノート。Core i3 / i5/ i7搭載可能モデル!ホームエンターテイメントをもっと快適に楽しみたい方へ!

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DELL Studio 15で、ブルーレイ映画を鑑賞する
今回のStudio 15にはブルーレイドライブを搭載しているので、ブルーレイ映画を鑑賞することにしました。2010年6月に、レンタルのゲオが株主優待の半額レンタルを終了することもあり、見納めに「AVATAR」を借りてきました。
ディスク面は、DVDよりも青紫っぽい鏡面です。サイズが同じなので、ほとんどDVDと見分けがつかないです。さて、ブルーレイですが、市場ではまたパッとしない存在です。レンタル屋では、ひっそりと僅かばかりのタイトルが並ぶだけです。
パソコン市場では2008年ごろに再生可能なパソコンが登場し、それから2年以上は経っているのにあまり賑わっていない様子です。
ビデオテープからDVDに移行したときは、ディスクというコンパクトさと、リニア再生からノンリニア再生へ進化した新鮮味がありました。しかし、ブルーレイでは、新技術とはいえ一般ユーザーからすれば「単に画質が良くなっただけ」という印象しかありません。それと、「コピー防止プログラムによる扱いにくさ」というオマケつきです。
このStudio 15にブルーレイドライブを搭載しているのか、デバイスマネージャーで一応再確認。松下製でUJ235Aというブルーレイドライブを搭載しています。
早速、ブルーレイディスクを挿入。アバターは2010年4月にレンタル開始で、鑑賞は5月に行っています。ブルーレイの画質はどんなものかと、期待しながら待つこと5分。
読み込み中から進展がありません。どうやら、Windows Media Centerでは対応していないようです。
「まさか、ブルーレイの再生ソフトが付属していないのではないか」と心配しましたが、どうやらPower DVD DXが対応しているようです。先にPower DVD DXを起動してから、ブルーレイディスクを挿入。
すると、ブルーレイ・プレイヤーの定期的なアップデートが必要とのこと。新しいムービーはアップデートしないと再生されない場合があるようです。
PowerDVD DXのバージョンは、8.3.1.6029。随分、長いバージョン名です。このバージョンでは古くて、アバターは再生できないようです。
オンラインアップデートをクリックして、ダウンロード中。ブルーレイを観るだけでもネット環境は必須ということです。ブルーレイ映画は違法コピー防止のため、再生機器のプログラムも更新させるシステムになっています。アップデートといえば響きはいいですが、実際、再生機器を監視されている気分です。
オンラインアップデートが終わり、バージョン「8.3.1.6029」から「8.3.1.6107」へ。
ようやく、アバターのブルーレイディスクを認識しました。上映時間や動画形式、音声形式が表示されています。
では、「最初から再生」をクリックして映画鑑賞といきます。
ディスク再生の最初は、ご案内から。「常に最適な再生環境を保つために、ブルーレイ機器をアップデートすることを推奨。」と書かれています。推奨というか、しないと観られないんですけど。
いよいよ、始まると思ったら、勝手にシャットダウン・・・。どうみてもスペック不足とは思えません。何度も繰り返すので調べてみたら、グラフィックのドライバーも常に更新してくださいとのこと。
このStudio 15には、グラフィックにATI Mobility RADEON HD 4570 を搭載していますが、現状のドライバは、8.634.3-090729b~でした。DELLサイトで最新ドライバがアップされていましたが、製造元のATI(AMD)のほうが最新ドライバだったので、そっちをダウンロードしました。
8.634.3-090729b~から8.723-100406a~へバージョンアップ。これでできることはすべて完了しました。新作ブルーレイ映画を観るたびに、この作業をする可能性があると思ったら、少し面倒くさい気分になってきました。この作業って、コピー防止のためにやらざるを得ないことで、善良なユーザーからすれば、かなり迷惑な話です。
ようやく、鑑賞が可能になりました。バージョンアップが無事完了しても、ディスクの挿入から再生に至るまで2分以上は待たされます。プロテクトの認証にずいぶん時間がかかるようです。
DELL Studio 15でブルーレイをみた感想
15.6インチでは寝そべって観るには、画面が小さい印象です。普通にノートパソコンを操作しているときの姿勢で観ることになります。
ブルーレイ映像はフルHDと呼ばれる高精細映像で、解像度は1920×1080あります。しかし、今回のStudio 15では1366x768なので元々の画質再生ではありません。それでも目を見張るような高精細でした。こだわるならStudio 15をフルHD解像度で購入してもいいですが、正直、1366x768で充分な気がします。やはり、映画は22インチ以上の画面で観たほうが見応えあります。デスクトップパソコンなら、簡単に安くフルHD液晶モニタを導入できるので、ブルーレイ映画鑑賞はデスクトップ・モデルがお勧めです。
どのパソコンも同じことですが、ディスクの挿入から再生までの待ち時間が長いです。そして新作ブルーレイを観るたびに、プログラムの更新が必要となると思うと、億劫になってきます。個人的には、よっぽどの映像美作品で無い限りは、「DVDでいいや」という気分です。そう思うのは自分だけではないでしょう。ブルーレイがDVDに取って代わるのはまだ先になりそうです。
Studio 15は光沢液晶なので、蛍光灯の照明が強いと映り込みが気になります。そこで普段の照明から明るさを半分くらいにすると、観やすくなります。または真っ暗ですね。そうすると光沢液晶のメリットが生かされ、メリハリのある画質を楽しめます。
マルチメディアキーで、チャプター・スキップや再生停止、ボリューム調整が行えます。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より