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筐体に安っぽさはあるものの、冷却性能に優れ、ハイスペック構成が可能な15.6インチ・ゲーミングノート!ブースト機能のGモード付き

DELL G15-5510 レビュー

Comet Lake-H設計の、G15 ゲーミング ノートパソコンをレビューする。コンピューターモデル名G15-5510 / 規制モデル名: P105F。従来のカテゴリー分けでは「Gシリーズ中位グレード」の5000番台なのでG5-5000シリーズなのだろうが、G5という呼び方が消滅している。G-5000シリーズとしておくか。

Core i7-10870HとGeForce RTX 3060 搭載G15-5510レビュー広視野角 15.6インチディスプレイで1920 × 1080搭載。2辺が狭額のデザイン。高速リフレッシュレート165 Hzに対応している。このG15-5510レビュー実機のカラーバリエーションは、ファントム・グレーとなっている。グレーと言うか「極うっすら緑がかったホワイト」という印象。塗装ではなく、そのままの材質でポリカーボネート(工業プラスチック)がむき出しになっているので、筐体は格安ノートと同等の仕上がりで安っぽい質感。

しかし、その代わりというかハイスペック構成が可能で、G15-5510レビュー機では第10世代 Core i7-10870HGeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)を搭載している。大掛かりなデュアルファンを備え、吸気口、排気口を多く備えたゲーミングPCに仕上がっている。Game Shiftキー(F9で代用)を押すことで、Alienware Command Centerのダイナミック パフォーマンス モード(Gモード)を起動することができる。ゲームプレイ中であっても、ボタンひとつでターボブーストを実行できる機能。

15.6インチノートに対してテンキー付きのキーボードなので、一部小さいキーが存在してしまい、ゲーミングノートとしてはデメリット。ゲーム用に特化したキーボードでは無いところがデメリットである。なお、バックライト・キーボード機能実装なので、暗い環境でも操作できる。


2022年1月論評
Comet Lake
(Hシリーズ)

今回レビューした、DELL G15-5510の構成

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 非光沢 ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1080)
    高速駆動 リフレッシュレート 165 Hz
  • 第10世代 Core i7-10870H
    (8コア / 16T、16MBキャッシュ、2.2GHz / 最大 5.0 GHz) TDP 45W
  • 32GB(16GB×2) DDR4メモリ (3200MHz)
  • NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)
  • 1TB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

※レビューはあくまで実機の一例であるため、選択により各々の構成は異なる。

【寸法・重量】
  • 幅: 357 mm × 奥行き: 272 mm × 高さ: 23 mm
  • DELL公称の最小重量:2.409 kg ※レビュー実機は2.469 kg

DELL公式サイト詳細

G15-5510はTiger Lake-Hへリニューアル:G15-5511(2021年6月22日発売)

※2022年1月20日時点のレビュー。G15-5510の発売日は2021年4月16日である。

すでにG15-5510のレビューアップ時点で販売終了しており、Comet Lake-H(第10世代Coreプロセッサ)から、Tiger Lake-H (第11世代Coreプロセッサ)モデルにリニューアルされている。モデル名はG15-5511(2021年6月22日発売)。Core i7-11800H、GeForce RTX 3060 搭載のG15-5511 レビューも参考に!

構成:Core i7-10870H + GeForce RTX 3060(モバイル版)

G15-5510の構成例今回、導入したG15-5510の構成および、採用されていたベンダーは以下の通り。当サイトのレビューでは手元の実機に限った情報となるため、購入者のカスタマイズ選択やメーカーの仕様変更により同一製品であっても異なる点がある。また、複数の構成販売およびカスタマイズ販売なので、どこまでが「標準搭載」なのか当方では断定できない。とにかく、実際の購入においては差異があることをご了承いただきたい。

Core i7-10870H搭載G15-5510はComet Lake-H 設計で、今回導入のレビュー機は第10世代 Core i7-10870H搭載。グラフィックにはGeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)を搭載。

切り替え可能グラフィック

NVIDIA Optimus テクノロジーにより、低消費電力の内蔵GPUと切り替えられる、「切り替え可能グラフィック」となっている。今回レビュー実機の場合は、Core i7-10870Hが統合している内蔵グラフィック「インテル UHD グラフィックス」と切り替えられる。基本的にはソフトウェアによる自動切り替えだが、任意の設定は「NVIDIAコントロールパネル」で行える。【さらに解説: NVIDIA Optimus とAMD Enduro 電力管理テクノロジー

G15-5510のプラットフォーム解説

アーキテクチャ 【 Comet Lake-H 設計 ※2020年~

補足コンテンツ: CPU基礎知識

メインメモリ、ストレージなどの構成

GeForce RTX 3060 6GB GDDR6チップセットにはHM470を採用。この実機では、“ メインメモリ ” に32GB DDR4メモリ-3200MHzを搭載。SKハイニックス製の16GBメモリを2枚搭載したデュアル・チャンネル構成となっている。

搭載されていた液晶パネルはAUOAE8Bで、“ 液晶パネルのメーカー ” はAU Optronics(BenQグループ)。検索したがパネルの種類は不明。とりあえず、DELLの公称では広視野角パネル(WVA)でsRGB100%カバー。高速駆動 リフレッシュレート 165 Hzとなっている。

サムスン製のPM991aストレージには、1TB NVMe SSD(サムスン製のPM991a)を搭載。このパフォーマンスをチェックする。PCI Express接続のNVMe SSDなので、かなり高速なストレージである。シーケンシャルリードは2675MB/s。2022年1月時点におけるNVMe SSDのなかでは平均的な速度。

G15-5510レビュー実機で搭載しているネットワーク環境をチェック(上記画像を参照)。無線LANにはインテルWi-Fi 6 AX201 160MHzを搭載。Wi-Fi 6(第6世代の無線LAN規格)なので、IEEE802.11axに対応する。Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)から通信速度が向上し、「複数端末環境における通信の安定性」、「接続する端末の省電力性」で向上している。Bluetoothにも対応。有線LANはKiller E2600を搭載しており、有線のギガビットイーサーに対応。電波干渉の心配なく高速通信が期待できる。

補足コンテンツ: ネットワーク基礎知識

Killer Control Center

ユーティリティソフトのKiller Control Centerで、ネットワーク接続をモニタリングし、オンラインゲームのパフォーマンスを最大化することができる。KillerでははWindowsが抱えるネットワーク処理の一部を肩代わりする機能を持ち、優先度の設定に基づいてネットワーク帯域幅を最適化、および管理する。CPU負荷を低減させネットワークの遅延を抑えるため、とくにオンラインゲームでは安定した通信が確保できる。「WiFi アナライザ」ではアクセスポイントの信号強度をグラフ化。

さらに詳しく 【 Killer Control Centerのレポート

カバー・オープン・センサー搭載

カバー・オープン・センサーディスプレイを開くと、自動でPCが起動する「カバー・オープン・センサー」を搭載。リッド(蓋)センサーともいう。電源ボタンを押す手間が省けるが、デメリットとして、清掃など ” 起動目的ではないとき ” にも開けば強制的に起動する。

Alienware Command Centerの搭載

Alienware Command CenterがインストールAlienwareゲーミングノートシリーズのアプリが流用されており、Alienware Command Centerがインストールされている。一部、Gシリーズ用にカスタマイズされている。フュージョンという項目では、電源プラン、サーモ管理、サウンド管理などの設定や監視ができる。

Game Shiftテクノロジー(Gモード)

Game Shiftキーを押すことで、Alienware Command Centerのダイナミック パフォーマンス モードを起動することができる。ゲームプレイ中であっても、ボタンひとつでターボブーストを実行できる機能。ファンの回転数を上げるため、かなりの騒音になる。

Game Shiftキー(Gキー)英語キーボードなら「G」と印字されたGame Shiftキー(Gキー)があるそうだが、日本語キーボードではG15-5510以外のモデルでも流用されるキーボードのため、Gの印字がない。無地であるがF9キーに割り当てられている。ファンクションキーとの兼用キーなので、設定キー(Gキー)が優先になっていない場合は、「Fnキー」と同時押しにより使える。「Fn + Esc」を押すと、その優先キーを切り替えることもできる。Gキーが優先になっていればFnキー同時押しは不要。

Gキーを押しても瞬時には出ず、タイムラグが長い「ダイナミック パフォーマンス モード」のオン・オフはデスクトップの右下に表示される。なお、こちらでは「高パフォーマンスモード」と言っている。Gキーを押しても瞬時には出ず、タイムラグが長いので10秒くらいは気長に待つ。最初、気づかず連打したら、オン・オフをひたすら繰り返すという面倒な事になった。

とりあえず、「ダイナミック パフォーマンス モード」がオンになると、風切り音で徐々に爆音になるので音でも認識できる。DELLサイトでは “ ファンの速度が最大化され、システムを冷却しながらプロセッサーの動作を一段と高めることができます。 ” と説明しているので、冷却増大モードといったところか。

Game ShiftテクノロジーAlienware Command Centerからもオン・オフの状態は確認できる。オンだと、しれっとGマークに色がつくだけなので、知らないと気づきようがない。ポインタで合わせると説明が出てきたので気がついた次第。ちなみにこっちはダイナミック パフォーマンス モードではなく「Gモード」と言っている。

「FINAL FANTASY XV」ベンチマークの高品質1920 × 1080でチェックでは、Gモードのパフォーマンスアップを検証してみる。「FINAL FANTASY XV」ベンチマークの高品質1920 × 1080でチェックしたところ、「スコア 7222」からGモードONで「スコア 7744」まで上がった。お気持ち程度かな。ただ、この検証では室内が14℃程度で肌寒い環境なので、気温だけでも十分冷却できる状況である。夏場であれば、もっと差が出るのかもしれない。

ゲーム・ベンチマークテスト比較

NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)ベンチマークテスト以下、今回の構成におけるベンチマークテスト結果のまとめ。ダイナミック パフォーマンス モード(Gモード)を有効にして測定している。ゲームタイトルのリンクをクリックすると、当方過去のレビューPCと比較できる。

G15-5510のレビュー
2022年1月論評
Comet Lake
(Hシリーズ)

今回レビューした、DELL G15-5510の構成

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 非光沢 ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1080)
    高速駆動 リフレッシュレート 165 Hz
  • 第10世代 Core i7-10870H
    (8コア / 16T、16MBキャッシュ、2.2GHz / 最大 5.0 GHz)
  • 32GB(16GB×2) DDR4メモリ (3200MHz)
  • NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)
  • 1TB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)
※ダイナミック パフォーマンス モード(Gモード)オン
ゲームベンチのスコアまたはFPS
漆黒のヴィランズ-PCベンチ ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
(1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン)
15292
紅蓮のリベレーター フルHD ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
(1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン)
15871
ラスレム-フルHD ラストレムナント~2009年
(1920 × 1080 フルスクリーン)
373.00
スト4-フルHD ストリートファイター4~2009年
(1920 × 1080 デフォルト 垂直同期OFF フルスクリーン)
460.22
バイオハザード6のフルHDプレイ バイオハザード6~2013年
(1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン)
22817
FINAL FANTASY XV FINAL FANTASY XV・ベンチマークテスト 1920 × 1080
(標準品質 フルスクリーン)
10144
(高品質 フルスクリーン) 7744

補足: ゲームのベンチマークテストについて

  • バッテリー駆動では著しくパフォーマンスが下がるので、ACアダプタは常時接続している。
  • PCの排熱性能(冷却システム)によって、CPUやGPUのパフォーマンスに影響がでるため、純粋にそのCPUやGPUだけの性能とは言えない。(ポテンシャルを引き出していない場合もある)
  • 3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担っている。ゆえにCPUの依存度はゲームの処理内容による。

第10世代 Core i7-10870Hのパフォーマンス

G15-5510で搭載したCore i7-10870HのパフォーマンスこのG15-5510で搭載したCore i7-10870Hのパフォーマンスをチェックする。ベンチマークテストはCINEBENCH R15によるレンダリングだが、比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCに搭載されていたCPUである。重複するCPUでは整頓時に最高値だったものを残している) 。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。

冷却機能の高さもあってかCore i7-10870Hのパフォーマンスを引き出しているもよう。スコアは1725で、デスクトップ向けの11世代Core i5-11400を超えている。

CINEBENCH R15ベンチマークテストとは

ドイツMAXON社の3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」をベースとしており、レンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるので「CPU性能指数」の目安になり、コア数が多く(スレッド数が多く)高クロックのCPUほど短時間で処理できる。主にマルチコア環境での参考になる。搭載GPUの影響はほぼ受けない。なお、CINEBENCH R15の結果がCPU性能の全てではないのでご留意を。当サイトにおける、「CINEBENCH R15ベンチマークテスト~過去レビューPCとの比較」も合わせて参考にどうぞ。

消費電力(ワットチェッカー)

G15-5510消費電力まず、この実機での消費電力を測ってみた。コンディションは 「バッテリー満充電、ACアダプタ接続」である。アイドル時(待機時)では、ディスプレイ輝度最大時で18W、輝度最小だと15Wだった。

続いて「FINAL FANTASY XV」ベンチマークテストでは、「ディスプレイ輝度最大時」 で実施。174Wあたりの変動だった。ベンチマークテストでの消費電力はシーンにより変動がある。そのため、比較的よくみられた数値をワットチェッカーを眺めながら直感的に判断した。ざっくりとした目安で厳密性はない。

広視野角 15.6インチ非光沢画面(1920 × 1080) 165 Hz

高速リフレッシュレート165 Hzに対応レビューしているG15-5510では、15.6インチ 非光沢 ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1080) 高速駆動 リフレッシュレート 165 Hzとなっている。スペック上では非光沢ディスプレイだが厳密には「半光沢」である。最近は非光沢と言うと半光沢の場合が多い。

約6mmほどの幅左右の2辺は狭額のディスプレイとなっており、約6mmほどの幅。なお、液晶パネルの縁の黒い部分は含まれない。少し段差のあるディスプレイベゼルとなっている。

ィスプレイベゼルに縁天板が覆いかぶさるようなデザインで、ディスプレイベゼルに縁が掛かるデザイン。プラスチックのパーティングラインがちょっと見えるところは安っぽい印象。

Webカメラ上部ディスプレイのWebカメラ。デュアルマイク内蔵。

“ 液晶パネルのメーカー ” はAU Optronics(BenQグループ)高解像度で細かい表示になるため、DELLの初期設定および推奨設定では125%拡大になっているが、基本を示すため、掲載写真では拡大なしのドットバイドット表示(100%)に設定し直している。見え方や感じ方には個人差はあるだろうが、15.6インチに「1920 × 1080」はドットバイドット(100%)表示でもわりと実用的で、玄人ユーザーはわりとこの組み合わせを好む傾向にある。

高速リフレッシュレート165 Hzに対応。「リフレッシュレート」とは、ディスプレイが1秒間に画面を書き換える回数のこと。 垂直同期周波数であり駆動速度を表す。リフレッシュレートを高く設定すると、画面のちらつきを防ぐことができる。60Hz(1秒間に60コマ数/60 FPS))前後が一般的。120Hz以上の場合は高速駆動と言われ、ゲームでは滑らかな動きとなるが、それに対応できるプロセッサ(CPU&GPU)性能も必要。

165 Hzに対応。「リフレッシュレート」とは広視野角パネル。DELLではWVA(ワイド・ビューイング・アングル)というワードをよく使っているが、直訳の通り、単に「広視野角」を指しているだけ。さらに絞り込んだ液晶パネルの種類(駆動方式)までは触れていない。駆動方式まで公表している例はごく稀である。

とりあえず、このG15-5510実機に限ってはAU Optronics(BenQグループ)のAUOAE8Bというパネルだったが、検索してみても詳細不明。広視野角パネルであることは実機からわかる。

AU Optronics(BenQグループ)のAUOAE8B広視野角だと、極端な角度から視聴しても、色ムラや色調反転などの色度変移が起きにくい。複数人で観るようなシチュエーション、つまり様々な角度から視聴する場合にも好都合。

画面反射の影響テラスのような明るすぎる環境では、全般的に画面が暗くなる(写真では撮影ライトを多くあてている状況)。これはパネルと言うより画面反射の影響。一般的な家庭照明ではまず問題ない。

G15-5510のデザインと装備端子

カラーバリエーションは「ファントム・グレー」と呼ばれているG15-5510の筐体は “ ポリカーボネート(工業プラスチック) ” で構成されており、格安モデルと同等の質感となる。筐体でコストを抑え、搭載パーツや冷却機能など高性能化にコストをかけたモデルといえる。

この実機のカラーバリエーションは「ファントム・グレー」と呼ばれている。グレーといえばグレーだが、「極うっすら緑がかったホワイト」という印象。塗装ではなく、そのままの材質と思われる。また凝灰岩っぽい演出なのか、ランダムに粒子が散りばめられている。

写真ではうっすらで分かりにくいが三角形プラスチックの天板なので特記するところはない。写真ではうっすらで分かりにくいが三角形のエリア内が縞模様の立体テクスチャになっている。

斜めの縞模様の立体テクスチャ中央DELLロゴのアップ。斜めの縞模様の立体テクスチャが確認できる。

いかにもゲーミングノート前面及び背面のデザイン。後方の大きな排気口が、いかにもゲーミングノートという出で立ち。Alienwareにインスパイアされた熱設計なんだとか。

ヒンジ(蝶番)の配置を前方式にした「ヒンジフォワード」を採用。これは後部に大型の冷却ユニットを内蔵できる構造である。ディスプレイ開閉角度の影響を受けず、背面排気口の妨げにならない。

左側面の様子。こちらの面にもUSB端子がほしかったところだ。ちなみに、ディスプレイは最大ここまで開く。奥にあるスリットは排気口。

USB 3.2-Gen1(1レーン・5Gbps)右側面の様子。こちらにUSB 3.2-Gen1(1レーン・5Gbps)が2基あるので良好。背面に集中していなくてよかった。こちらのスリットも排気口で、背面とあわせると4基の排気口を実装している。

このG15-5510が発売される前の年(2020年)ブランドのGロゴ。このG15-5510が発売される前の年(2020年)では、G3,G5、G7シリーズ・・とGシリーズのグレード分けされていたが、廃止したのだろうか。G15-5510の場合、5000番台なのでG5に相当すると思うのだがどこにもG5の記載は見られない。今後の様子見だな。

G15-5510では搭載するグラフィックテンキー付きのキーボードを搭載。上部には吸気口も配置されている。

装備端子(GeForce RTX 3060 搭載時)

G15-5510では搭載するグラフィックによって、装備される端子が異なる。今回レビューしている実機ではGeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)搭載時のものとなる。

左側面では、ギガビットイーサーLAN端子、ヘッドセット端子、バッテリーライトを配置。LAN端子は開口するギミックになっている。

右側面では、USB 3.2-Gen1(1レーン・5Gbps)×2基。右側の1基はPowerShare対応。

※PowerShare対応とは PCの起動なしでUSB端子が充電用に使える機能。PCメーカーによって呼び方は様々である。

Thunderbolt 3背面では、「Thunderbolt 3(USB 3.2 Gen 1 、DisplayPort Altモード対応)、USB 3.2-Gen1(1レーン・5Gbps)、HDMI端子、電源コネクタ」を配置。

底面。デュアルファン内蔵のため、大きく開いたスリットの吸気口が確認できる。

底面

その間には吸気と混在さらに側面には排気口を備えており、その間には吸気と混在しないよう衝立が付けられている。

底面側の傾斜面左右にスピーカーを内蔵している。

240WのACアダプタ付属(GeForce RTX 3060搭載時)

G15-5510にはLA240PM190GeForce RTX 3060 6GB GDDR6(モバイル版)搭載時、付属しているのは240WのACアダプタだった。品番はLA240PM190となっている。以下、リンク先のLA240PM190 単品レビューを参考に。

本体(LA240PM190)【レビュー:LA240PM190 ~ 240W ACアダプター

LA240PM190G15-5510でのACアダプタ接続の様子。コネクタ先はDCプラグ、さらに青い電源LEDライトがついている。排気を避け、DCプラグをストレートに挿すため、さらに後方のスペースが必要。いずれにしても排気用にスペースは必要だが。

G15-5510のパームレストとキーボード

ファントムグレーのG15-5510パームレストもポリカーボネート(工業プラスチック)なので、質感の優位性はない。天板と同じく凝灰岩の粒子っぽい装飾を施している。

キーボードの上部にも吸気口を備えている、徹底したエアーフロー。

タッチパッドにも凝灰岩の粒子っぽい装飾を施している。

ほかのDELLノートでも見かける型G15-5510のキーボードは、ほかのDELLノートでも見かける型で、バリエーション違い。

テンキーがあるのでやや左寄ホームポジションの様子。テンキーがあるのでやや左寄りになる。

なお、G15-5510では、Inspiron 15(7501)などで採用されている型のキーボードを搭載している。詳細はバリエーションを含めたキーボード単体のレビューを参考にしていただきたい。キー配列とキーピッチの情報、デザインなど掲載画像が特大サイズなので、以下のリンク先にて細部までチェックしてみよう(そこには、G15-5510で撮影したものも特大版で掲載している)。

【レビュー : Inspiron 15(7501)などで採用されている、同型キーボード

押下圧では原始的に分銅を乗せて目安程度に測ったが、60g耐えるキーもあればちょっと耐えられないキーもいくつかあった。僅差で耐えられないと思われるので、平均的な押下圧と思われる。実際タイピングしてみても軽い印象はない。

※備考:当方独自の「キーストローク&押下圧の情報集」により、押下圧では60gを基準としている。(あくまで、2022年度版のマイ基準であり、DELLノートパソコン・レビューで感想を述べるための基準値である。これが正解というつもりはない。

バックライト・キーボード機能を搭載している。(F5を繰り返し押すことで、ライトのオンオフおよび、2段階の調光可能)。薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも室内照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。しばらく操作をしないと自然に消灯する。

なお、G15-5510ではデザインを踏襲したまま、次世代のプラットフォーム(Tiger Lake-H)へリニューアルされ、G15-5511として登場している。

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

販売が終わったのにG15-5510をレビューしたんだG15-5510のレビューは以上。ここで紹介した実機は一例の構成であり、ユーザーの選択や販売時期により異なる。紹介した内容がすべて標準搭載というものではなく、購入の際はオプション搭載があることを留意していただきたい。

DELL公式サイト詳細

G15-5510はTiger Lake-Hへリニューアル:G15-5511(2021年6月22日発売)

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