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パソ兄さんのPCレビュー(2010年)
Nehalem(拡張版はWestmere)~初代Coreプロセッサ
2010年はNehalemマイクロアーキテクチャ世代がメインとなり、インテルCore i3 / i5 / i7といったCoreシリーズの初代となる。つまり第1世代Coreシリーズ。従来、チップセットにあった、メモリコントローラとPCI ExpressコントローラをCPUに内蔵したことで、メモリやグラフィックカードにCPUが直接アクセスできるようになった。(ノースブリッジ・チップセットの消滅)。新たに3次キャッシュメモリが内蔵された。また、自動で動作周波数を上げる機能「ターボ・ブースト・テクノロジー」、擬似的にCPUコア数を倍増させる技術「HTテクノロジー」が採用された。※プロセッサにより有無あり
モバイル向けでは、2009年9月に開発コード名:Clarksfield(クラークスフィールド)が登場。2010年1月には下位にあたるArrandale(アランデール)が登場した。
Arrandale(アランデール)以降、グラフィック機能がCPUに内蔵されるという、画期的な変化があった(インテル HD グラフィックスの登場)。単体GPUを搭載しなくても、内蔵グラフィックでブルーレイなど高精細コンテンツが楽しめる。ClarksfieldはArrandaleの上位であるが、すでに先行しているアーキテクチャであり、グラフィックを内蔵していないため単体GPUの搭載は必須となる。
※Nehalemのプロセスルールは45nm で、後に32nmになったアーキテクチャがWestmereと呼ばれるが、プラットフォームはそのまま引き継がれている。(実質、Nehalemマイクロアーキテクチャで総括されている)
開発コード名:Clarksfield(クラークスフィールド) 45nm
- Core i7-720QM (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大2.8GHz)TDP 45W
- Core i7-740QM (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.73GHz / 最大2.93GHz)TDP 45W
開発コード名:Arrandale(アランデール) 32nm
- Core i3-350M (2コア / 4T、3MBキャッシュ、2.26GHz / ターボ無) TDP 35W 【HDグラフィックス 】
- Core i3-330M (2コア / 4T、3MBキャッシュ、2.13GHz / ターボ無) TDP 35W 【HDグラフィックス 】
- Core i5-430M (2コア / 4T、3MBキャッシュ、2.26GHz / 最大2.53GHz) TDP 35W 【HDグラフィックス 】
- Core i5-450M (2コア / 4T、3MBキャッシュ、2.4GHz / 最大2.66GHz) TDP 35W 【HDグラフィックス 】
- Core i5-460M (2コア / 4T、3MBキャッシュ、2.53GHz / 最大2.8GHz) TDP 35W 【HDグラフィックス 】
- Core i3-330UM (2コア / 4T、3MBキャッシュ、1.2GHz / ターボ無) TDP 18W 【HDグラフィックス 】
Clarksfield(クラークスフィールド)採用モデル
開発コード名: | ファミリー例 | コア数 | プロセス |
Clarksfield(クラークスフィールド) 2009年9月~ |
Core i7-840QM、820QM Core i7-740QM、720QM |
4コア (8スレッド) |
45nm |
2009年9月に登場したモバイル向けがClarksfield。4コアを実装した初のネイティブ・クアッドコアで、HTテクノロジーにより8スレッド動作する。ターボ・ブースト実装。ArrandaleのCore i7より先の登場だが、上位のCore i7となっている。内蔵グラフィックは無く、単体GPUの搭載が必須となる。プロセスルールは45nm。 主なCore i7ではTDP 45W
2010年2月論評 Nehalem (QMシリーズ) |
2009年9月発売。15.6インチ・ゲーミングノート。Nehalem設計で1世代Core i7搭載可能。グラフィックは、NVIDIA GeForce GT 240M、GTX 260M搭載。DELLノート製品のなかでのトップクラスのハイエンド機。当時は「GTX 260Mの搭載が初のノート」として販売されていた。 レビュー機はCore i7-720QM + GeForce GTX 260Mの構成 |
2010年11月論評 Nehalem (QMシリーズ) |
2010年10月発売。17.3インチ・ミドル~ミドルハイノート。このXPS 17 (L701x)発売の3ヶ月後には「次世代となるSandyBridge」が登場するというのに、前世代のNehalem設計で新発売される。第1世代Core i5/i7搭載可能。グラフィックにはNVIDIA GeForce GT 435M、445Mが搭載可能でした。DELLノート初のUSB3.0搭載。本格ゲームの入門機として充分なスペックを持つ。 レビュー機はCore i7-740QM + GeForce GT 445Mの構成 |
2010年11月論評 Nehalem (QMシリーズ) |
2010年10月発売。15.6インチ・ミドルノート。このXPS 15 (L501x)発売の3ヶ月後には「次世代となるSandyBridge」が登場するというのに、前世代のNehalem設計で新発売される。第1世代Core i5/i7搭載可能。グラフィックにはNVIDIA GeForce GT 420M、435Mが搭載可能でした。DELLノート初のUSB3.0搭載。 レビュー機はCore i7-740QM + GeForce GT 435M の構成 |
2010年5月論評 Nehalem (QMシリーズ) |
2009年10月発売。15.6インチ・ミドルノート。ボディデザインは2009年3月発売の旧Studio 15のままを踏襲。Nehalem設計 で1世代Core i5/i7搭載可能。グラフィックにはATI Mobility RADEON HD 4570を搭載。DELLとしてはノートで初めての4コア/8スレッド(Core i7クアッドコア)対応の製品。2010年の代表的なミドルノートでしたが、本格ゲーム用にはまだ物足りない印象。 レビュー機はCore i7-720QM + ATI Mobility RADEON HD 4570の構成 |
2010年5月論評 Nehalem (QMシリーズ) |
2010年3月発売の17.3インチ・ミドル~ハイミドルノート。Nehalem設計で1世代Core i3 / i5 /i7搭載可能。グラフィックはNVIDIA GeForce 310M、GT330が搭載可能で、グラフィック系ビジネスをメインに使える高性能な大画面ノート。 レビュー機は Core i7-720QM +GeForce GT 330Mの構成 |
※情報は当時のレビュー時点となります。
Arrandale(アランデール)採用モデル
開発コード名: | ファミリー例 | コア数 | プロセス |
Arrandale(アランデール) 2010年1月以降~ |
Core i7-620M、620LM、 620UM Core i7-640LM 640UM |
2コア (4スレッド) |
32nm |
Core i5-540M、520M、430M、460M、520UM | |||
Core i3-350M、330M 、330UM | |||
Celeron P4600、P4500 | 2コア (2スレッド) |
※末尾の「M」は「Mobile」、「LM」は「Low Voltage」、「UM」は「Ultra Low Voltage」
主なCore i3 / i5 のMシリーズではTDP 35W (ちなみに、Core i3のUMシリーズで TDP 18W)、Core i3 にはターボ・ブースト無し。
2010年12月論評 Nehalem (Mシリーズ) |
2010年10月発売。14インチ・ミドルノート。このXPS 14 (L401x)発売の3ヶ月後には「次世代となるSandyBridge」が登場するというのに、前世代のNehalem設計で新発売される。第1世代Core i5/i7搭載可能。グラフィックにはNVIDIA GeForce GT 420M、425Mが搭載可能でした。 レビュー機はCore i5-460M +GeForce GT 420M の構成 |
2010年8月論評 Nehalem (Mシリーズ) |
2010年5月発売。15.6インチ・エントリーノート。Inspiron 15(1564) のデザインリニューアル。Nehalem設計で、第1世代Core i3/i5搭載可能モデル。グラフィックはCPUに内蔵するインテルHDグラフィックス。ブルーレイや地デジなどの高精細に対応できるスペックだが、本格PCゲーム用には不向き。 レビュー機はCore i5-430M + 内蔵グラフィックの構成 |
2010年7月論評 Nehalem (Mシリーズ) |
2009年10月発売。17.3インチ・ミドルノート。Nehalem設計 で1世代Core i5/i7搭載可能。グラフィックにはATI Mobility RADEON HD 4650、後にはHD 5650を搭載。DELLとしてはノートで初めての4コア/8スレッド(Core i7クアッドコア)対応の製品。Studio 15(1557)よりも高性能化が可能なモデル。また、10万円前後で買える低価格化で、これまで高価だった17インチノートが身近になった存在。 レビュー機はCore i5-450M + ATI Mobility Radeon HD 5650の構成 |
2010年7月論評 Nehalem (UMシリーズ) |
2010年6月発売。13.3インチCULVノート。Nehalem設計で超低電圧版Core i3 / i5を搭載するCULVノート。ATI Mobility Radeon HD 5430搭載。CULVノートに単体GPUを搭載する異色な製品。グラフィック能力ではSandyBridgeのインテル HDグラフィックス 3000 より「気持ち上」程度のレベル。 レビュー機はCore i3-330UM + ATI Mobility Radeon HD 5430の構成 |
2010年4月論評 Nehalem (Mシリーズ) |
2010年1月発売。15.6インチ・エントリーノート。DELLエントリーノートでは初となるNehalem設計で、第1世代Core i3/i5搭載可能モデル。グラフィックはCPUに内蔵するインテルHDグラフィックス。ブルーレイや地デジなどの高精細に対応できるスペックだが、本格PCゲーム用には不向き。 レビュー機はCore i5-430M + 内蔵グラフィックの構成 |
2010年5月論評 Nehalem (Mシリーズ) |
13.3インチ高精細ワイド LED 非光沢液晶。最小軽量では1.8Kg程度なので、モバイル用途にいいです。グラフィック性能を重視するなら、NVIDIA GeForce 310Mの搭載がお勧めです。Core i3/i5 デュアルコア搭載可能なスタンダードノート。eSATA端子装備で、外付けHDDへのバックアップが快適。 レビュー機は展示品 |
2011年9月論評 Nehalem (Celeron P4600) |
端子等インターフェースがシンプルな装備のため、コストパフォーマンスに優れた15.6インチノート。浮石型キーを採用。ネットやOfficeくらいなら十分な性能。ただし、前世代設計(Nehalem)が妥協点。次世代のSandyBridge設計なら同デザインのVostro 1550があるので、まとめて参考にどうぞ。 レビュー機はCeleron P4600 + 内蔵グラフィックの構成 |
備考:一体型PCでの採用(Arrandale-アランデール)
2010年10月論評 Nehalem (Mシリーズ) |
2010年10月発売のフルHD23インチワイド一体型パソコン。Nehalemで、ノート用のCore i3/ i5が搭載可能。グラフィックにATI Mobility Radeon HD 5470搭載可能。オプションでTVチューナー内蔵やタッチスクリーンパネル対応。入力側にVGA端子、HDMI端子を持つので液晶モニタとしても使える。 レビュー機はCore i3-370M + ATI Mobility Radeon HD 5470の構成 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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