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パソ兄さんのPCレビュー(2021年~)
Comet Lake / Rocket Lake(第10世代 / 第11世代Core)
デスクトップ向けのComet Lake(第10世代Coreプロセッサ)と、その後継のRocket Lake(第11世代)では、CPUソケットにLGA1200を採用している。チップセット次第だが互換性がある。プロセスルールは前アーキテクチャのCoffeeLakeおよび、CoffeeLake Refreshと同じく14nm++。そのほか共通仕様は次の通り。
Core i7よりも下位であるCore i5 / i3シリーズにもHTテクノロジーを実装するようになった(※擬似的にコア数を倍増させる技術。これまでのCore i5 / i3シリーズでは非対応だった)。Core i7以上では「ターボブースト Max テクノロジー3.0」に対応しており、ターボ・ブースト・テクノロジー2.0の最大クロック数を超えることが可能(※特定のコアのみ&微量)。Core i9ではThermal Velocity Boostに対応しており、温度や電力に余裕があればターボブースト Max テクノロジー3.0の最大からさらにクロックアップする。
末尾がKはオーバークロックモデル、Fは内蔵グラフィックなし、Tは低消費電力版となる。古いOSに対応しておらず、Windows 7 / 8 / 8.1環境では使用不可。プロセッサナンバーの頭が「10」だと10世代Coreプロセッサ、頭「11」だと11世代を指す。
Comet Lake ~ 第10世代Coreプロセッサ
2020年5月に登場したComet Lake。アーキテクチャはSkylake(第6世代)がベースで仕様変更や性能増強されたもの特にマルチコアやマルチスレッドの強化が見られ、Core i9においては、コンシューマー向けとしては初となる「10コア/20スレッド」が登場。CPUブランドは第10世代Coreプロセッサ。内蔵グラフィックはKabyLake(第7世代・2017年ごろ)と変わらず、インテル UHD グラフィックス600シリーズを採用。DDR4-2933メモリまで対応。
対応するチップセットはインテル400シリーズで、Z490、H470、Q470、B460、H410 などがある。なお、Z490、H470、Q470であれば、次世代であるRocket Lake(第11世代Coreプロセッサ)が互換性で搭載可能である。
第10世代Core(通常版)
- 第10世代 Core i3-10105
4コア/8T、6MBキャッシュ、3.7GHz / 最大 4.4GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第10世代 Core i5-10400
6コア/12T、12MBキャッシュ、2.9GHz / 最大 4.3GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第10世代 Core i7 10700
8コア/16T、16MBキャッシュ、2.9GHz / 最大 4.8GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】
【 総括!デスクトップパソコン向けCPUの、アーキテクチャ 】
Rocket Lake ~ 第11世代Coreプロセッサ
2021年3月に登場したRocket Lakeは、Ice Lake(Sunny Coveアーキテクチャ)をベースとしたCypress Coveアーキテクチャ。過去にIce Lakeで実現した10nmプロセスではなく14nm++にした理由は、改良した14nmのほうがパフォーマンスが高かったためである。CPUブランドは、第11世代Coreプロセッサ。シングルスレッド性能の向上が見られるが、コア数の減少でマルチスレッド性能が低下したモデルもある。
内蔵グラフィックの強化がみられ、インテル Iris Xeグラフィックス・アーキテクチャのインテル UHD グラフィックス700シリーズへと進化した(Xeベースだがブランド名にXeを冠していない)。留意点として、「Fシリーズ」は内蔵グラフィック無しのモデル。
チップセットはインテル500シリーズ(Z590、H570、B560、H510)を採用。H510以外はメモリのオーバークロックに対応。また前世代(Comet Lake)のインテル400シリーズを使うならZ490、H470、Q470 で対応している(※B460、H410はRocket Lakeに非対応)。PCI-Express Gen 4.0 に対応、USB 3.2 -Gen 2x2 (20Gbps)に対応するがマザーボードにもよる。DDR4-3200メモリまで対応。
- 第11世代 Core i5-11400
6コア/12T、12MBキャッシュ、2.6GHz / 最大 4.4GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス730 】 - 第11世代 Core i5 11500
6コア/12T、12MBキャッシュ、2.7GHz / 最大 4.6GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス750 】
- 第11世代 Core i7-11700
8コア/16T、16MBキャッシュ、2.5GHz / 最大 4.9GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス750 】
第11世代Core(通常版)
- 第11世代 Core i5-11400F
6コア/12T、12MBキャッシュ、2.6GHz / 最大 4.4GHz) TDP 65W
- 第11世代 Core i7-11700F
8コア/16T、16MBキャッシュ、2.5GHz / 最大 4.9GHz) TDP 65W - 第11世代 Core i7-11700KF
8コア/16T、16MBキャッシュ、3.6GHz / 最大 5.0GHz) TDP 125W - 第11世代 Core i9-11900F
8コア/16T、16MBキャッシュ、2.5GHz / 最大 5.2GHz Thermal Velocity Boost) TDP 65W - 第11世代 Core i9-11900KF
8コア/16T、16MBキャッシュ、3.5GHz / 最大 5.3GHz Thermal Velocity Boost) TDP 125W
第11世代Core(Fシリーズ ) ※内蔵グラフィック無し
Fシリーズは、グラフィックカードの搭載を必須とした主にゲームユーザー向けで、コストカットのため「CPUの内蔵グラフィック」を無しにしたモデル。パーツ価格としては、Fなしの同モデルと比べて安価になっている。KFシリーズは「内蔵グラフィック無し」かつ、オーバークロック可能な「倍率ロックフリー」モデル。
【 総括!デスクトップパソコン向けCPUの、アーキテクチャ 】
Comet Lakeおよび、Rocket Lakeモデル
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Rocket LakeのCore i9が搭載可能なハイエンドモデル。設計ベースはComet Lake(チップセットZ490)なので互換対応。レビューでは第11世代Core i9-11900KF、GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X搭載のハイスペック構成。CPUクーラーに水冷システム搭載。 メンテナンス作業では工具レス・ネジフリーで行える箇所が多い。カラーバリエーションは、ダークサイド オブ ザ ムーン(ダークグレー)では前面2箇所にイルミネーションのLED配色が可能。別カラーの「ルナライト」では、もっと豊かなイルミネーション演出が可能。 PCI Express x16(動作x8)スロットを2基、PCI Express x4 スロットを2基実装。ストレージの拡張性は広く、M.2スロット×1基、3.5インチベイ×1基、2.5インチベイ×2基となっている。ただNVMe SSD×2基のデュアルストレージ構成ができないところはやや残念か。ネットワークでは、Killer Wi-Fi 6 および、Killer E3100Gの2.5ギガビットイーサー搭載。 レビュー機はCore i9-11900KF + GeForce RTX 3090 の構成 |
2021年9月論評 Rocket Lake |
比較的購入しやすい価格のエントリーモデル。拡張性は基本を抑えている。ストレージではPCI Express接続で高速のNVMe SSDが搭載可能で、さらに3.5インチHDDのデュアル構成も可能。グラフィックカードを搭載すれば、入門機的なゲームPCとしても使える。 フロントカバーは立体のストライブ・パターン。従来のミニタワーよりさらにコンパクト化しており、光学ドライブは9.5mmスリムドライブを採用。PCケースにファンはなく、吸い出し式のCPUファンを用い、パッシブダクトを通じて筐体外に排気するエアーフロー構造。チップセット B560。 レビュー機はCore i5-11400 + GeForce GTX 1650 SUPERの構成 |
2021年7月論評 Rocket Lake |
Skylakeモデル(2015年・第6世代インテルCore搭載)のXPS 8900のPCケースを使い、Rocket Lakeモデル(2021年・第11世代インテルCore搭載)へと自作する。PCケースを始め、使えるパーツを回収。DDR4メモリ、ATX電源ユニット、2.5インチSSD(SATA)はそのまま使える。ネックなのはPCケースがそのまま使えるかである。実は少しだけメーカーPCならでは特異性もあるので、そこはすんなり自作というわけにいかない。 チップセット B560。 自作機はCore i5-11400 + 内蔵グラフィックの構成 |
※レビュー時点の情報である。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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