≫HP Pavilion Desktop PC s5250jpをレビュー
インテルのクアッドコア、Core i7 / i5が搭載できるスリム型デスクトップパソコン「s5250jp」。
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s5250jp、購入判断のアドバイス
以上、これで最後のs5250jpレビューページとなりますが、購入判断のアドバイスをいたします。
パソコン買い替えにはグッドタイミング
これまで、Core 2 Duo、Core 2 Quad以前の搭載モデルを持っている方が、パソコンを買い換えてもいいタイミングだと思います。まずはWindows 7の搭載。そしてCore i7とi5の登場によって、基本構造がおもいっきり変わったのと、新しいテクノロジーを実装したからです。例をあげると・・
- ノースブリッジの機能(メモリコントローラーとグラフィックス・インターフェース)をCPUに内蔵したことにより、アクセスの高速化。
- 4コアを持つ「クアッドコアCPU」ですが、コアがひとまとめになった真のクアッドコア。
- マルチコア非対応のソフトでも、ターボ・ブーストにより高速処理が可能。
- Core i7ならこれまでになかった8スレッド処理が可能。(HTテクノロジー)。
- これまでキャッシュメモリが2次までだったのが、3次まで実装!
- 高速メモリのDDR3規格が標準化。
本当に省スペース設置のスリム型が必要なのか、確認
s5250jpを選ぶ最大の理由は、新型クアッドコアCPUのCore i7 / i5が搭載できるスリム型パソコンであることです。設置するスペースの余裕がない方にお勧めです。
ただし、拡張型パソコンと比べると、グラフィック性能は控えめになります。そのため、3Dゲームや動画編集作業に偏った使い方ならば、あまりお勧めできません。
ただし、比較的ライトな3Dゲームは、今回の構成であれば快適にプレイできます。また、カスタマイズ最低ランクのグラフィックカード搭載でも、HDコンテンツはラクに扱えます。
(※HDコンテンツ=地デジ視聴録画、ブルーレイなどの高精細動画コンテンツ。)
とにかく、Core i7 / i5は、これまでのCPUと比べてかなり高性能ですので、データ圧縮やエンコード、ビジネスソフト使用の事務系が中心なら、s5250jpがうってつけですね。無駄に設置場所をとる必要はありません。
6規格対応のメモリカードスロットとUSB端子2つ、そしてヘッドフォン端子を装備。基本的な実用性は充分です。マイク端子は前面にないので、必須の方は要注意!
内部にアクセスしやすいハンドスクリューねじを採用。ドライバ工具なしで、サ簡単にイドパネルを開けられます。これはかなり便利でした。
前面背面合わせて8つのUSB端子に、IEEE1394端子と光デジタル音声出力をオンボード搭載。LAN端子はギガビットイーサーに対応。光デジタル音声出力ができるのは、なかなかのポイントです。しかし、外付けHDDを頻繁に使うなら、高速インターフェースのeSATAがほしいところです。eSATAカードの搭載もいいですが、PCI Express×1スロットはたった1だけ。(もうひとつ、隠れPCI Express×1スロットがありますが、使用不可。)何の拡張カードを搭載すべきか慎重になります。
スリム型のデメリットを挙げておきましょう。
まず、拡張性の乏しさです。光学ドライブとHDDは各1台までの搭載。(HPポケットメディアドライブ除く)。もとからそれで十分な方だったら、問題視することではありませんけどね。システム用とデータ用でHDDを2台に分けて使う人には向きません。
HPポケットメディアドライブは着脱可能なHDDですが、2.5インチHDDであることとUSB経由のため速度ダウンするところが残念なところ。個人的には不必要なメディア。
拡張スロットは2つと少ない。いずれもロープロファイルと呼ばれるスリム型の拡張カードになるので、高度な3Dゲームをバリバリこなせるグラフィックカードは望めません。そもそも電源が270Wなので、そのようなグラフィックカードには電源不足。さらに内蔵カードで機能を拡張するにも、このスロット数では厳しいです。
CPUとグラフィックカードの組み合わせを考える
製品画像 | s5000シリーズ 冬モデル終了 |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit |
CPU | インテル Core i7-870 (2.93GHz, 8MB L3キャッシュ)※クロック数最大3.6GHz |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ |
グラフィック | GeForce GT220 1GB |
HDD | 640GB SATA HDD(7200回転) |
今回のレビューでは上記の構成でしたが、インテル Core i7-870とGeForce GT220 の組み合わせはバランスがよくないと感じました。
Core i7-870は、2009年12月時点において800シリーズ最上位のCPUです。かなり高度な3Dゲーム用にも申し分ないです。しかし、GeForce GT220はNVIDIA最新のGeForce 200シリーズとはいえ、クラスはローエンド。お勧めできる組み合わせではありません。
ある一定クラスの3Dゲームになると、GeForce GT220が足を引っ張ります。ストリートファイター4ぐらいまで何とか頑張っていますが、それならCore i5の組み合わせで充分です。ただし、8スレッド処理などCPU中心の使い方も重視するなら、話は別です。パーツ選びは目的を持って、慎重に。
以上、レビュー終了。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より