メディアダイレクトとは
付属品というか、付属機能の解説をします。基本的にDELLのノートパソコンには「メディアダイレクト」という特殊機能があります。
特殊機能というより、即席機能と言った方が分かりやすいかもしれません。
メディアダイレクトを使えば、Windowsを立ち上げなくても、CDやDVD、保存されている写真の再生ができます。メディアダイレクトの起動は瞬時にされるので、起動時間を待たされるイライラ感から解放されます。
ちょっとした気分で再生するには大変便利で、家電オーディオ並の使い勝手があります。
メディアダイレクトの起動ボタン
ほとんどの機種はWindowsの起動ボタン(パソコンの電源ボタン)の横に、メディアダイレクトの起動ボタンがあります。
家のマークがメディアダイレクトの起動ボタンです。
メディアダイレクト起動画面
カーソルキーで、使いたいメニューを選びます。
メディア
コントロール ボタン
メディアダイレクトの操作にはメディアコントロールボタンが便利です。
再生、停止、早送り・戻し、音声ボリューム、消音などの機能があります。
機種によっては、タッチセンサー式のものもあります。
無論、リモコンでの操作も可能です。
コピー制限DVDの再生は不可
2008年6月時点では、CPRMでコピー制限されたDVDの再生ができません。メディアダイレクトに限らず、Windowsを起動してメディアプレイヤーで試しても再生不可でした。無論、レンタルDVDやアナログ放送を録画したDVDの再生にはまったく問題ありません。CPRMとは、著作権保護のためのコピープロテクト機能です。
デジタル放送のDVDコピーには、CPRM対応ディスクが必要で、DVDレコーダーなどでデジタル放送を録画した場合、著作権保護のためDVDへのコピーは1回のみの録画(コピーワンス)になります。そのコピー制限のプログラムにCPRMというシステムが使われています。そのためコピーにはCPRM対応のディスクでなければなりません。これを再生するには対応の光学ドライブと再生システムが必要となります。
有料のDVD再生ソフトでCPRM対応のものが存在しますが、光学ドライブも対応する必要があります。そこで、DELLパソコンにて再生が可能になるかは未検証です。この問題はどのメーカーも同じです。
再セットアップするなら
DELLパソコン購入時はすでにセットアップされていますが、HDD初期化による再インストールの際は、付属CDでセットアップし直すことになります。
逆にこんな機能いらないと言うなら、OSのみのインストールで済ますことも可能です。
DELLのノートパソコンは、すでにパーティション分けされており、10GBがこの特有機能のために確保されています。システム再インストールの際、メディアダイレクトも必要なら、パーティション設定をすることになります。(やり方はマニュアルに載っています。)
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