Pavilion Slimline 400-420jp!構成例: Core i3-4160 + GeForce GT 720
スリムタワーのPavilion Slimline 400-420jpをレビューします。Pavilion Slimline 400シリーズの冬モデルになります。
前モデル220jpや330jpと同様に、Haswell設計でH87 Express チップセットを採用しており、マザーボードにも違いがみられないため、単なるカスタマイズリニューアルとみていいでしょう。ただし、電源が270Wから220Wにスペックダウンしています。PCケースのデザインはシリーズを通して踏襲しており、上記リンクのコンテンツTOPで詳しく解説しています。
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2014年11/13レビュー時点では¥49,800 (税抜)~から提供。最新情報は上記リンクにて。
概要とカスタマイズ
Pavilion Slimline 400-420jpは東京生産。以下、概要とカスタマイズについてまとめてみました。
MADE IN TOKYO(東京生産)のメリット
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注目ポイント! |
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その他、スペック概要 |
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留意点 |
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レビュー時点の搭載パーツ | |
OSカスタマイズ例 |
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CPUカスタマイズ例 |
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GPUカスタマイズ例 |
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メモリ・カスタマイズ例 |
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ストレージ |
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光学ドライブ |
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その他オプション |
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2014年11月時点での予算 | 最小構成¥49,800 (税抜)~~から |
装備端子
Pavilion Slimline 400-420jpの前面端子は、前モデルと同じく「ヘッドフォン端子、USB3.0端子 × 2基、メディアカードスロット」
背面のI/Oパネル(バックパネル)に装備する端子も前モデルと同じ。USB2.0端子×4基、USB3.0端子×2基、ギガビットイーサーLAN端子、2chオーディオ端子を装備。今回はグラフィックカードのNVIDIA GeForce GT 720 を搭載しているので、オンボードのVGAとDVI端子は封印されており、NVIDIA GeForce GT 720 に装備しているDVI端子かHDMI端子を使う。
Pavilion Slimline 400-420jp内部~拡張スロットは4基ある
マザーボードには、前モデルと違いは感じられない。
メモリスロットは2基。メモリスロットの隣にMini PCI Expressスロット(無線LAN搭載時に使われる)。
パッシブダクトの付いたCPUファン。SATAコネクタは4基ありますが、Pavilion Slimline 400-320jpの拡張性では使うのは2基まで。
搭載電源では、前モデルでは最大出力270Wあったものの、Pavilion Slimline 400-420jpでは220Wまで下げられていました。ストリートファイター4のベンチマークテスト中でも50Wほどの消費電力だったので、ここはシビアに考えなくてもいいでしょう。+12Vは2系統あり、8A,16Aの出力。ローエンド機相応といったところで、ハイエンドグラフィックの搭載やOCするようなPCではないので、普通に使う分には問題ないでしょう。
今回、ロー・プロファイル(標準よりも細身のタイプ)のグラフィックカード、「NVIDIA GeForce GT 720」を搭載しており、残りのPCI Express x1が3基使えます。
グラフィックカードの側(PCI Express x16のすぐ隣)にmSATAスロットがありますが、サポートされているカスタマイズ内では使われません。自作経験者なら自前でSSDを搭載して、楽しめると思います。
ベンチマークテスト
今回レビューしているPavilion Slimline 400-420jpでは、Core i3-4160 プロセッサーやNVIDIA GeForce GT 720 : 2GB(DDR3)を搭載した構成となっています。これ構成におけるパフォーマンスを紹介します。
Core i3-4160 プロセッサーは2コア実装4スレッド動作のCPU。NVIDIA GeForce GT 720 はシェーダ数が384基。バス幅やビデオメモリをみてもNVIDIA GeForce GT 635と大差がないようです。この構成であれば、バイオハザード5が1280×720 フルスクリーン表示 で快適に遊べるほどのパフォーマンスがあります。
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3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。 レンダリング 処理時間⇒ 58秒 以下、当サイト(姉妹サイトも含む)が過去レビュー機を通して調査したデータと比較してみます。Core i3-4160 プロセッサーとて、2009年のCore i7-860に匹敵するパフォーマンスと見てよさそうです。 当サイト調査の比較参考データ(デスクトップPC)
当サイト調査の比較参考データ(スタンダードノートPC)
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負荷レベル:ライト |
2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。 ローエンドのNVIDIA GeForce GT 720 とはいえ、HD グラフィックス 4400 よりも明らかに高いスコアをだしており、1920×1080 フルスクリーン表示でも快適に遊べます。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 109.40RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 1920×1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 69.04 以下、当サイトが過去レビュー機を通して調査したデータと比較してみます。 1280×720 ウィンドウ表示 当サイト調べによる比較参考データ
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負荷レベル:ミドル |
2009年9月に登場したShooting Game(PC版)。NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体視3D対応ゲーム。3D Vision処理でなければ、本格3Dゲームとしてはミドルクラスの負荷。グラフィック設定はデフォルトのまま。DirectX 10で実施。 フルHD解像度 (1920 × 1080)となると、快適とまでは行かないようです。 1280×720 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 78.8 1920×1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 42.2 |
負荷レベル:ミドル |
2009年にPC版が登場したRPG。ロールプレイングなのでアクションゲームほどFPSに左右されませんが、最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。DirectX 10で実施。 1280×720 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 55.24 |
負荷レベル:ややヘビー |
2013年3月22日にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能。家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っています。 1280×720 フルスクリーン表示 SCORE = 3283 |
2013年8月に正式サービス開始したオンラインゲームMMORPG。不評だった旧版ファイナルファンタジーXIVを根本的に開発しなおし、大幅な変更が加えられた新バージョン。 1280×720 標準 (デスクPC)フルスクリーンモード 【6558 とても快適】 |
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Windows版が2013年9月に発売した「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のベンチマークテスト。登場するキャラクター達が活躍するストーリーが再生される。 1920×1080 標準品質 ウィンドウ 【快適 6153】 快適な動作が見込めます |
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消費電力は変動を繰り返しますが、平均的なワット数を独断でチェックした場合
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過去のHPデスクトップレビュー機と比較
Haswell世代で、過去のHPデスクトップレビュー機と比較してみます。CPUの違いが顕著に現れています。また、また内蔵GPUのインテル HD グラフィックス 4600 が結構いいパフォーマンスを出すので、NVIDIA GeForce GT 720の存在意義が微妙な感じです。(CPUの負担軽減の役割はありますが・・。)
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58秒 | 109.40 | |
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30秒 | 136.23 | |
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40秒 | 135.90 | |
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29秒 | 113.59 | |
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40秒 | 82.94 | |
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48秒 | 53.34 | |
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1分02秒 | 52.01 | |
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1分08秒 | 50.20 | |
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1分03秒 | 48.60 | |
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1分27秒 | 39.23 |
Pavilion Slimline 400-420jpの購入ポイント
設置しやすいスリム型ですが、拡張スロットが4基もありいろいろと機能が追加できます。(ただし、ロー・プロファイルに限られる)。ローエンドモデルでありながら、インテル Core i7-4790 プロセッサーが選べるので、エンコード作業がメインであれば、ハイエンド機に迫るパフォーマンスが堪能できます。グラフィックに関しては控えめな電源やローエンドグラフィックカードであるため、本格ゲーム用にはやや不向きですが、ストリートファイター4やバイオハザード5あたりならよさそうです。
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