【Haswell】 XPS 13のパフォーマンス・チェック~旧XPS 13とも比較
手元にあるXPS 13(9333)レビュー実機にて、ベンチマークテストなどでパフォーマンスをチェックしてみた。セキュリティソフト等、バックグラウンドで動いているプログラムを極力とめた上で調査したが、参考程度にご覧頂きたい。構成は以下の通り。
OS | Windows 8.1 (64bit) |
ディスプレイ | 13.3インチ 光沢フルHD タッチ・ ディスプレイ (1920 x 1080) |
プロセッサ | Core i5-4200U プロセッサー (3M キャッシュ, 最大 2.60GHz まで可能) |
メモリ | 8GB デュアルチャネル DDR3L-RS 1600MHz (On Board) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 4400 |
ストレージ | 128GB mSATA SSD(LITEONIT LMT-128M6M) |
CPU基礎知識~Core i5-4200U
今回、XPS 13(9333)に搭載しているCore i5-4200U プロセッサーは2コア実装、HTテクノロジーによって4スレッド動作します。ターボ・ブースト・テクノロジーによって最大 2.60GHz までクロックアップします。Core i5-4200Uにはグラフィック機能としてHD グラフィックス 4400が内蔵されています。
この意味がわからない方は以下の基礎知識をご覧ください。分かる方はさらに下へスキップ。
CPU内部には命令を実行するコアがあります。いわゆる頭脳に当たります。かつてはシングルコア(1コア)であり、高クロック化で処理能力を高めてきたのですが、消費電力の高さと熱暴走の問題でそのやり方に限界が来ました。
そして考えだされたのが、マルチコア化(複数コア)です。クロック数はほとほどにしておく代わりに、CPUコアを増やすことにしました。「仕事を複数同時処理して、時間短縮を狙う」というアイデアです。複数同時処理のことをマルチスレッドといい、例えばウィルススキャンしながら動画編集などをすることができます。OSではWindows XP時点ですでに対応されています。ただしアプリケーションソフトの場合、マルチスレッド対応でないと効果は発揮できません。
HTテクノロジーは擬似的にCPUコア数を倍増させる技術で、1コアに対して2スレッド動作をさせます。4コアであれば8スレッドということです。HTテクノロジーの仕組みは次の通り。
CPUコアには元々、並列処理が可能な演算機構が備わっていますが、1コアに対し命令の流れが1系統だと処理内容によって待機状態の演算機構が生じます。これは勿体無いということで、 命令の流れを2系統にすることで、待機状態の演算機構を極力減らし効率よく処理していきます。1コアに対し命令の流れが2系統なので、2スレッド処理なのです。擬似とはいえ、OSやソフトウェアからは2コアとして認識されます。HTテクノロジーだと1コアがビジーなので物理的に2コアのほうが優位ですが、それでも1コアを有効的に処理させる技術です。
HTテクノロジーによって速度が2倍になるわけではなく、あくまで効率化です。内容にもよりますが、マルチスレッド対応のソフトなら30%ぐらいのパフォーマンスアップを期待してもいいでしょう。
HTテクノロジーによって命令の流れが2系統になるので1コアが2スレッドとなる。つまり通常4コアであれば8スレッドとなる。2コアなら4スレッド。HTテクノロジーがないCPUはコア数とスレッド数が同じ。
2008年以降、インテルが採用を始めたターボ・ブースト・テクノロジーは、自動でクロック数(動作周波数)を上げる機能です。マルチコア化しても、依然とクロック数の高さがモノをいいます。 マルチコアに対応していないシングル・スレッドのソフトでは、単にクロック数の高いCPUのほうが処理が速いです。 音楽管理ソフト等ではマルチコアに対応していないものが多く、マルチコア化しても恩恵はありません。 そこで役立つのが、ターボ・ブースト・テクノロジーです。 マルチコアが効率的でないと判断されたときは、一部のコアをOFFにして、残った一部のコアのクロック数を上げます。一見、オーバークロックのように思えますが、定格内のクロックアップなので消費電力や発熱のリスクがほとんどありません。
ターボ・ブースト・テクノロジーは、各コアごとにクロックアップしています。(図は4コアの場合)
パワーゲートという、コアごとに電源供給を絶つスイッチがあり、ここで調整しながらクロックアップ調整をしています。1コアを全開にしたり、全コアをそこそこにアップしたりと、プログラムに適したクロックアップをします。
ターボ・ブースト・テクノロジー2.0
2011年のSandyBridge設計以降、ターボ・ブースト・テクノロジー2.0が採用されています。クロックアップの仕組みは各CPUに定められた倍率を変えることです。ターボ・ブースト機能は電流や電力はもちろん、温度を監視した上で倍率を変化させています。電流の量が基準を超えた場合、上昇させた倍率を下げて熱暴走を回避させます。これが従来からあるターボ・ブーストです。しかし、電流量が基準を超えてもすぐに熱が上昇するわけではありません。ターボ・ブースト・テクノロジー2.0ではそのタイムラグを利用し、すぐには倍率を下げません。これが倍率上限を少しでも長く持たせる仕組みで、いわゆる「踏ん張り機能」が追加されています。
CINEBENCH R10のスコア~XPS 13(9333)にて
CINEBENCH R10は、MAXON Computer社のCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフトで、Cinema 4Dは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトです。 CINEBENCH R10はマルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッドでの能力を測ることができます。 |
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今回のXPS 13(9333)における、CINEBENCH R10のスコア | |
処理時間⇒1分27秒 | スコア⇒10076 |
Ivy Bridge設計およびSandyBridge設計の旧XPS 13と比較する。Ivy BridgeのXPS 13 (L322X)とは微々たる差だったが、SandyBridgeのL321Xとは大きなパフォーマンスの差が見られた。以下、過去のレビュー情報を参照いただきたい。
Ivy Bridge設計 |
2012年10月発売の13.3インチ・ウルトラブック。デザインをそのまま踏襲したL321xの後継機。Ivy Bridge設計で、第3世代Core i5 / i7が搭載可能。チップセットはQS77。USB端子がすべてUSB3.0になった。グラフィックは単体GPU無しなのでインテルHDグラフィックス4000。強度に優れるゴリラガラス採用。筐体は削りだしアルミで底面にはカーボンファイバ素材を採用。11インチノートパソコンと同等サイズで、最薄部6mm。128および256GB SSD搭載可能。(2012年11月30日時点) | |
OS | Windows 8 (64bit) | |
液晶ディスプレイ | 13.3インチ TrueLife HD WLED 液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-3317U (1.7GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大2.6GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス4000 | 5.6 |
ゲーム用グラフィックス | 6.4 | |
ストレージ | 128GB SSD | 8.1 |
CINEBENCH R10のスコア | ||
処理時間 ⇒1分39秒 |
スコア⇒8906 |
SandyBridge設計 |
2012年3月発売の13.3インチ・ウルトラブック。SandyBridge設計で、第2世代Core i5 / i7が搭載可能。チップセットはQS67。グラフィックは単体GPU無しなのでインテルHDグラフィックス3000。強度に優れるゴリラガラス採用。筐体は削りだしアルミで底面にはカーボンファイバ素材を採用。11インチノートパソコンと同等サイズで、最薄部6mm。SSD搭載なので起動時間は8秒以内。(2012年6月時点) | |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
液晶ディスプレイ | 13.3インチ TrueLife HD WLED 液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i7-2637M (1.7GHz, 4MB キャッシュ) ※クロック数最大2.8GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス3000 | 5.8 |
ゲーム用グラフィックス | 6.1 | |
ストレージ | 256GB SSD | 7.9 |
CINEBENCH R10のスコア | ||
処理時間 ⇒2分36秒 |
スコア⇒5656 |
※注:OSを始め、ドライバや常駐ソフトなどシステム環境の違い、メモリの容量・規格の違い、GPUの僅かな影響があるため、厳密なCPU比較にはなっていないことをご理解いただきたい。
発売当時のエントリーノート | |||||
時期 | 製品 | CPU | GPU | メモリ | 処理時間 |
2013年6月 | Inspiron 15R(5537) | Core i7-4500U | HDグラフィックス4400 | 8GB | 1分24秒 |
2013年1月 | Inspiron 14(3421) | Core i5-3317U | HDグラフィックス4000 | 4GB | 1分37秒 |
2012年7月 | Inspiron 15(3520) | Core i5-3210M | HDグラフィックス4000 | 4GB | 1分19秒 |
2011年3月 | Inspiron 15R(N5110) | Core i3-2310M | HDグラフィックス 3000 | 2GB | 1分56秒 |
タブレットPCおよび、ハイブリッドタブレット | |||||
時期 | 製品 | CPU | GPU | メモリ | 処理時間 |
2014年3月 | Pavilion 11-h100 x2 | Celeron-N2920 | HDグラフィックス | 2GB | 2分52秒 |
2013年12月 | Venue 8 Pro(5830) | Atom Z3740D | HDグラフィックス | 2GB | 4分24秒 |
2013年12月 | Venue 11 Pro(5130) | Atom Z3770 | HDグラフィックス | 2GB | 3分38秒 |
2013年12月 | Venue 11 Pro(7130) | Core i5-4210Y | HDグラフィックス4200 | 4GB | 2分12秒 |
2013年11月 | XPS 11(9P33) | Core i5-4210Y | HDグラフィックス4200 | 4GB | 2分10秒 |
2013年1月 | Latitude 10 | Atom Z2760 | GMA(533MHz) | 2GB | 12分09秒 |
ウルトラブック・CULVノート(低電圧版CPU搭載のモバイル系) | |||||
2013年12月 | XPS 13(9333) | Core i5-4200U | HDグラフィックス 4400 | 8GB | 1分27秒 |
2013年9月 | Inspiron 11(3137) | Celeron-2955U | HDグラフィックス | 2GB | 2分49秒 |
2012年6月 | XPS 14 (L421X) | Core i7-3517U | GeForce GT 630M | 8GB | 1分23秒 |
2012年6月 | Inspiron 13z(5323) | Core i5-3317U | HDグラフィックス4000 | 4GB | 1分35秒 |
2011年4月 | Inspiron M102z(1122) | AMD E-350 | Radeon HD 6310 | 2GB | 6分49秒 |
2010年6月 | Inspiron 13z(N301Z) | Core i3-330UM | Radeon HD 5430 | 4GB | 3分46秒 |
2009年10月 | Inspiron 13z(1370) | Core 2 Solo SU3500 | GMA 4500MHD | 2GB | 12分28秒 |
ストリートファイター4のベンチマーク~XPS 13(9333)
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今回のXPS 13(9333)における、ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE FPS 73.23 |
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
(備考)設定解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | |
AVERAGE FPS 44.23 |
RANK C ⇒ プレイできる環境。設定を下げれば快適になる。 |
当サイトでは、グラフィック設定はデフォルトのままで行っています。今回レビューしているXPS 13(9333)においては、HD解像度(1280×720 )なら60FPSを超えており、申し分なく遊べるパフォーマンス。フルHD解像度 (1920 × 1080)では、遊べなくはないがややスローになる。
旧XPS 13と比べると、XPS 13(9333)はゲームパフォーマンスが非常に高くなっていることが分かる。以下、過去のレビュー情報を参照いただきたい。
Ivy Bridge設計 |
2012年10月発売の13.3インチ・ウルトラブック。デザインをそのまま踏襲したL321xの後継機。Ivy Bridge設計で、第3世代Core i5 / i7が搭載可能。チップセットはQS77。USB端子がすべてUSB3.0になった。グラフィックは単体GPU無しなのでインテルHDグラフィックス4000。強度に優れるゴリラガラス採用。筐体は削りだしアルミで底面にはカーボンファイバ素材を採用。11インチノートパソコンと同等サイズで、最薄部6mm。128および256GB SSD搭載可能。(2012年11月30日時点) | |
OS | Windows 8 (64bit) | |
液晶ディスプレイ | 13.3インチ TrueLife HD WLED 液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-3317U (1.7GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大2.6GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス4000 | 5.6 |
ゲーム用グラフィックス | 6.4 | |
ストレージ | 128GB SSD | 8.1 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE 48.01 FPS |
RANK C ⇒ プレイできる環境。設定を下げれば快適になる。 スコア 8954 |
SandyBridge設計 |
2012年3月発売の13.3インチ・ウルトラブック。SandyBridge設計で、第2世代Core i5 / i7が搭載可能。チップセットはQS67。グラフィックは単体GPU無しなのでインテルHDグラフィックス3000。強度に優れるゴリラガラス採用。筐体は削りだしアルミで底面にはカーボンファイバ素材を採用。11インチノートパソコンと同等サイズで、最薄部6mm。SSD搭載なので起動時間は8秒以内。(2012年6月時点) | |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
液晶ディスプレイ | 13.3インチ TrueLife HD WLED 液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i7-2637M (1.7GHz, 4MB キャッシュ) ※クロック数最大2.8GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス3000 | 5.8 |
ゲーム用グラフィックス | 6.1 | |
ストレージ | 256GB SSD | 7.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE 28.69 FPS |
RANK E ⇒ プレイをするにはスペックが不足している。 スコア 7352 |
注意:OSを始め、ドライバや常駐ソフトなどシステム環境の違い、メモリの容量・規格の違いがあるため、厳密な比較にはなっていないことをご理解いただきたい。
発売当時のライトミドル~ミドル製品 | |||||
時期 | 製品 | CPU | GPU | メモリ | FPS |
2012年6月 | XPS 14 (L421X) | Core i7-3517U | GeForce GT 630M | 8GB | 54.12 |
2013年9月 | Inspiron 15 (7537) | Core i5-4200U | GeForce GT 750M | 6GB | 91.21 |
2012年6月 | Vostro 3560 | Core i5-3210M | Radeon HD 7670M | 4GB | 59.03 |
2012年5月 | Inspiron 15R Special Edition(7520) |
Core i7-3612QM | Radeon HD 7730M | 8GB | 67.67 |
2011年11月 | XPS 14z(L412z) | Core i5-2430M | GeForce GT 520M | 4GB | 44.08 |
2011年2月 | XPS 15(L502X) | Core i5-2410M | GeForce GT 525M | 4GB | 91.26 |
2010年10月 | XPS 14 (L401x) | Core i5-460M | GeForce GT 420M | 4GB | 69.94 |
2010年3月 | Vostro3700 | Core i7-720QM | GeForce GT 330M | 6GB | 81.21 |
2009年10月 | Studio 15(1557) | Core i7-720QM | RADEON HD 4570 | 4GB | 49.74 |
2009年10月 | Studio 17(1749) | Core i5-450M | Radeon HD 5650 | 4GB | 89.94 |
2009年1月 | Studio XPS 16 (1640) | Core 2 Duo P8700 | RADEON HD 4670 | 4GB | 98.75 |
2007年6月 | Inspiron 1520 | Core 2 Duo T7100 | GeForce 8600M | 2GB | 24.77 |
発売当時のエントリーノート | |||||
時期 | 製品 | CPU | GPU | メモリ | FPS |
2013年6月 | Inspiron 15R(5537) | Core i7-4500U | HDグラフィックス4400 | 8GB | 61.25 |
2013年1月 | Inspiron 17R(5721) | Core i3-3227U | HDグラフィックス4000 | 4GB | 40.91 |
2012年6月 | Inspiron 15R(5520) | Core i5-3210M | HDグラフィックス4000 | 4GB | 45.26 |
2012年7月 | Inspiron 15(3520) | Core i5-3210M | HDグラフィックス4000 | 4GB | 36.59 |
2011年3月 | Inspiron 15R(N5110) | Core i3-2310M | HDグラフィックス3000 | 2GB | 24.62 |
2010年1月 | Inspiron 15(1564) | Core i5-430M | HDグラフィックス | 4GB | 16.33 |
ウルトラブック・CULVノート(低電圧版CPU搭載のモバイル系) | |||||
2013年12月 | XPS 13(9333) | Core i5-4200U | HDグラフィックス 4400 | 8GB | 73.23 |
2013年9月 | Inspiron 11(3137) | Celeron-2955U | HDグラフィックス | 2GB | 42.54 |
2012年10月 | XPS 12 (9Q23) | Core i5-3337U | HDグラフィックス4000 | 4GB | 50.36 |
2012年6月 | XPS 14 (L421X) | Core i7-3517U | GeForce GT 630M | 8GB | 54.12 |
2012年6月 | Inspiron 14z (5423) | Core i5-3317U | HDグラフィックス4000 | 4GB | 38.68 |
2012年6月 | Inspiron 13z(5323) | Core i5-3317U | HDグラフィックス4000 | 4GB | 37.57 |
2012年3月 | XPS 13 (L321X) | Core i7-2637M | HDグラフィックス3000 | 4GB | 28.69 |
2011年4月 | Inspiron M102z(1122) | AMD E-350 | Radeon HD 6310 | 2GB | 23.61 |
2011年8月 | Inspiron 13z(N311z) | Core i3-2330M | HDグラフィックス 3000 | 4GB | 30.2 |
2010年6月 | Inspiron 13z(N301Z) | Core i3-330UM | Radeon HD 5430 | 4GB | 27.18 |
スト4ベンチでの消費電力
満充電状態にしてアイドル時の消費電力を測ると11Wあたりであったが、ストリートファイター4のベンチマーク中では35W前後だった。
XPS 13(9333)なら超余裕!2D高精細コンテンツ
BD超える高画質映像コンテンツの「Pioneer Visual Material」のMovie01を再生してみた。この映像は「平均Rate 50Mbps、最大70Mbps/VBR」という通常のBDタイトルを超える転送レートである。
(※通常のBDタイトルの場合は等速36Mbps、最大Rate 40Mbpsで制限されている。地デジ放送では13Mbpsあたり、DVD映画で平均5Mbpsあたり。)
この高画質デモンストレーションテスト映像が滑らかに再生できれば、2D高精細コンテンツでのパフォーマンスに文句なしと判断できる。また、CPUの負荷率をチェックして、どれくらい余裕なのかも調べる。
最初の数十秒は使用率30%ぐらいであったが、安定後はずっと5%あたり。メモリは8GBも積んでいることもあり使用率25%程度。本格3Dゲームをやらなない限りは、過剰スペックと言ってもおかしくはない。
CrystalDiskMark~ストレージパフォーマンス
今回のXPS 13(9333)実機では、128GB mSATA SSD(LITEONIT LMT-128M6M)を搭載しているが、当方の過去レビュー情報と照らし合わせると非常に爆速だった。以下のデータと比較参照。
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500GB HDD / SATA2.0 / 3Gbps 7200回転
2TB HDD / SATA3.0 / 6Gbps 7200回転) 製品:日立GST 0S03224
64GB SATA SSD(6Gbps)
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64GB SATA SSD(6Gbps)
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128GB M.2規格SSD
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64GB eMMC(Samsung MCG8GC)
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64GB eMMC(Samsung MCG8GC)
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64GB SSD(LITEONIT L8T-64LG-HP) |
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120GB SATA HDD(5400回転) |
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750GB SATA HDD(7200回転) |
レビューは以上。
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