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中古PCの修理レポート

dynabook AZ65/DGのシステム修復とSSD換装

何やら不調とのことで、dynabook AZ65/DG(サテンゴールド)をジャンク扱いで購入した。症状は前ユーザーいわく、「フリーズ多々、時々ブルー画面、異様に熱。 しまいには、うんともすんとも言わない。CDを読み込まなくなる不具合もある」とのこと。リカバリー後も「ネットもフォルダもいちいち時間がかかりフリーズする」という。とりあえずOSは起動するみたいだし、致命的な故障ではないと判断したので、修理およびSSD換装を試みた。(2020年7月実施)

dynabook AZ65/DGのシステム修復まずdynabook AZ65/DG実機のプロフィールをチェックしておこう。型番はPAZ65DG-BJG(Office搭載モデル)。2017年12月7日発表のモデルで、すでに6月1日に発表した「AZ65/D 2017 夏Webモデル」の追加ラインナップのようだ。プラットフォームには、第7世代CoreプロセッサのKabyLakeマイクロアーキテクチャを採用している。実機の構成は以下のようになっていた。

dynabook AZ65/DG
2020年7月
本機修理
SSDに換装

dynabook AZ65/DG
PAZ65DG-BJG(Office搭載モデル)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 高輝度・高色純度・広視野角ディスプレイ(1920 × 1080)
    Clear SuperView LED液晶(IPS方式)
  • 第7世代 Core i7-7500U
    (2コア / 4T、4MBキャッシュ、2.7GHz / 最大 3.5GHz) TDP 15W
  • 8GB(8GB×1) DDR4メモリ
  • インテル HD グラフィックス620
  • 1TB ハイブリッドHDD(2.5インチ SATA / 5,400rpm)
  • ブルーレイディスクドライブ
    (BDXL対応、DVDスーパーマルチドライブ機能対応)

筐体

  • 寸法 幅: 379 mm × 奥行き: 258 mm × 厚み: 23.7 mm
  • 公称重量は 約2.4kg
  • 駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0) 約7時間
  • 充電 約3時間(電源OFF時)
  • オンキヨー製ステレオスピーカー、Webカメラ 有効画素数 約92万画素
  • ヘッドセット端子、 ギガビットイーサーLAN端子、
    USB3.0×2基、USB2.0×2基、 HDMI出力端子、SDカードスロット
  • IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠

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※2020年7月時点の修理・換装レポート。

dynabook AZ65/DG(PAZ65DG-BJG)の筐体チェック

サテンゴールド-PAZ65DG-BJG筐体は全般的にポリカーボネート(工業プラスチック)なので、アルミ素材もなく質感に関しては安っぽい印象がある。ただしサテンゴールドのカラーリングは上品にまとまっており良い。ディスプレイの蝶番にはバレルヒンジ式を採用しており、そのヒンジには蒸着によるメッキ加工でアクセントを出している。

USB3.0端子×2基右側面に、SDカードスロット、USB3.0端子×2基、HDMI端子、排気口。左側面にギガビットイーサーLAN端子、ブルーレイドライブ、USB2.0端子×2基、ヘッドセット端子を配置。基本的なインターフェースは押さえてある。光学ドライブ(BD)の内蔵も近年ではまれな存在となった。

EnterキーとBackSpaceキーを大きくし打ちやすくキーストロークは1.5mmあり、しっかりした打鍵感が良い。EnterキーとBackSpaceキーを大きくし打ちやすくしているが、左隣のキーが小さすぎるという弊害もある。キーピッチが広いのはいいが、ファンクションキーが小さすぎるのは気になる。スペースキーの列はキーピッチが狭く、カタカナひらがなキーもやや左に寄りすぎているのもまだ馴染めない。アプリケーションキーは省いたほうが良かったと思われる。「しっかりした打鍵感と、使用頻度の多いキーが大きい」というのがこのPCのメリットか。

実機:PAZ65DG-BJGの採用ベンダー・チェック

PAZ65DG-BJGは第7世代 Core i7-7500U を搭載構成パーツのベンダーをチェックしてみる。第7世代 Core i7-7500U を搭載しており、単体GPUの搭載はないため、Core i7-7500Uが統合している内蔵グラフィックの「インテルHDグラフィック620」が使われている。サムスン製の8GBメモリを1枚搭載している。そして光学ドライブでは、PIONEER製BDR-UD04Dのブルーレイドライブを搭載(9.5mm厚)。

ストレージには、キャッシュ用に8GB SSDを内蔵するハイブリッドHDD(SSHD / 7mm厚)を搭載しており、シーゲート製のST1000LX015だった。ハイブリッドHDD(SSHD)とは、使い込んで処理に必要なデータが内蔵SSDにキャッシュとして溜まっていけば「次回から計算が短縮化されて速度アップする」というやや変わったHDDだ。

東芝のTOS508F IPSパネルなので広視野角液晶パネルのベンダーをみると、東芝のTOS508Fというパネルだった。東芝は液晶パネルを作っていないので、どこぞの他メーカーによるOEM製品。とりあえずIPSパネルなので広視野角である。

第7世代 Core i7-7500Uのスペック

Core i7-7500U実機で搭載されていたCore i7-7500Uおよび、統合している内蔵グラフィック(インテルHDグラフィック620)のスペック。KabyLakeマイクロアーキテクチャ設計の低消費電力版Uシリーズで、TDPはわずか15W。クロック数は2.7GHzで、ターボブーストにより最大 3.5GHzまでクロックアップする。

ただし、上位のCore i7シリーズでありながら、2コア実装(HTテクノロジーによって4スレッド動作する)というショボさがネックでもあったCPUである。実質、Core i5に毛が生えたようなものか。

KabyLake~第7世代Coreプロセッサとは

2016年9月に登場したKabyLakeマイクロアーキテクチャ。主力は第7世代Coreプロセッサ。プロセスルールはSkylakeと変わらず14nmだが、改良版のため14nm+。 中継ぎのマイクロアーキテクチャであるためSkylake(前世代)のプチ改良である。(チップセットによるが、互換性によりSkylakeのプロセッサ搭載可能)。 比較的動作クロックが高く、内蔵グラフィックでは4Kコンテンツの対応強化が見られる。TDP15WのUシリーズ、4.5WのYシリーズ、ゲームノートなどミドルレンジ以上で採用されるクアッドコアHQシリーズがある。なお。UシリーズのCore i7が「2コア実装4スレッド」という仕様は難色を示すところ。2016年~2019年ごろのPCで採用例を確認しているが、2017年前期が採用のピークであった。2017年8月に次の世代、KabyLake Refresh (Uシリーズ)~第8世代Coreプロセッサが登場している。

KabyLakeマイクロアーキテクチャ採用のDELLノート製品レビュー一覧

初心者向けCPU基礎知識

※基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど
※定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
※PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは

CPUの内蔵グラフィックとは

インテルHDグラフィック620とは内蔵グラフィックで、CPUコアと統合している「統合型グラフィック」。低消費電力、低コストのメリットがある。本格ゲームなど高負荷な用途でない限り、これで十分というユーザーは多い。4Kコンテンツに対応するパフォーマンスがあり、2Dコンテンツでは十分。

さらに解説 【CPUに統合された、内蔵グラフィックとは

不調チェックと回復作業

ハイブリッドHDDの稼働が90~100%で回りっぱなし実際、どのようなおかしな挙動をするのかチェックしてみよう。まず気になるのが、起動してからいつまで経ってもハイブリッドHDDの稼働が90~100%で回りっぱなし。このせいですべての動作が遅い。動作音もうるさいし、熱が上昇する一方。チェック時、フリーズまでは至らなかったが、いつまで経っても動作が重いのは異常。フリーズするのはおそらく熱暴走によるものだろう。

シーゲート製のST1000LX015-S.M.A.R.T.情報をチェックCrystalDiskInfoにて、このハイブリッドHDDのS.M.A.R.T.情報をチェック。健康状態および温度は正常と出ているが、温度の上昇が速くこのまま使い続けているとエラーになる可能性は高い。(体温に近い30~40度くらいが理想だが、すでに46度)。それに気になる項目がいくつかある。「現在値または最悪値」が「しきい値」を下回ると危険サインだが、シークエラーレート、スピンアップ、エンドツーエンドエラー、エアーフロー温度がそろそろという雰囲気。

デフラグで、ハイブリッドHDDのパフォーマンス回復

ST1000LX015調べてみると10%の断片化をしていたのでデフラグを行い、パフォーマンスはほぼ適正値まで回復。いずれににしてもSSDへ換装するのでパフォーマンス回復は特に必要なかったけど。

SSDをキャッシュに使っている効果検証

ハイブリッドHDDに内蔵しているSSDちなみに後の状況となる話しだが、最新Windowsにクリーンインストールし初期状態に戻した後はパフォーマンスがやや下がっており、普通の2.5インチHDDなみになっていた。つまりハイブリッドHDDに内蔵しているSSDにまだキャッシュが溜まっていない状態だと、これだけの差があると判断できる。これを見る限りある程度使い込んでいき、処理に必要な情報がキャッシュされていけば、書き込み速度が倍近く速くなるようだ。読み込みは25%UPくらい速くなるのか。

しかし大容量のSSDが安くなった今では、ハイブリッドHDDは存在価値は無いだだろう。

回復ドライブ作成に失敗

回復ドライブを作成前ユーザーが実質的OSインストーラーとなる「回復ドライブ」を作っていなかったので、今更ながら回復ドライブを作成する。メディアには16GBのUSBメモリを使用した。

作成に失敗回復ドライブ作成はそこそこ時間がかかるのでしばらく放置して、様子を見に行ったら作成に失敗している・・・・。やっぱりシステムもオカシイようだ。

最新Windowsに、クリーンインストール

ネットワークを通じて、最新Windowsにクリーンインストールする。これで2020年7月にリリースされたバージョン1903になった。このままだと、上書きのWindowsインストールだし前ユーザーが設定したアカウントやら残っているので、次の作業で初期状態に戻す。

このPCを初期状態に戻す

このような段取りで進めていき・・、

個人用ファイルと、ユーザーアカウントをすべて削除する。設定の変更を削除。付属していなかったアプリをすべて削除。・・という案内。これは一晩かかりそうなので、つけっぱなしのまま就寝する。

早朝6時、Microsoft のアシスタントであるCortanaの大声で目が覚めた。(ボリューム設定が初期設定に戻るから、これは回避できないのかも・・迷惑なやつだ。)

これで完全に工場出荷状態になった。これで自分のアカウントを設定。

もう一度、回復ドライブ作成にトライ

システムがクリーンになったことだし、さすがに今度は回復ドライブの作成に成功する(16GBのUSBメモリを使用)。あとはこのUSBメモリがOSインストーラーになるので、SSDに換装して新規にWinodwsを入れられる。(むろん、このPC限定になるが)。

dynabook AZ65/DGの内部構造と、SSD換装作業

分解マニュアルがダウンロードDELLだと分解マニュアルがダウンロードできるが、東芝ではあるはずもなく手探りとなる。しかし「どこのPCメーカーも似たような構造だろう~」ということで、とりあえずネジを外していく。

換装や増設しやすいようメモリスロットだけは、換装や増設しやすいように別途小窓になっている。

元のネジ位置が分かるように養生ネジを全部外した。元のネジ位置が分かるように養生テープに貼り付けている。

ネジを外したらパカッっと簡単に開くはずもなく、引っ掛けてあるツメを外す作業になるが、どこから攻めるかが肝になる。幸い非常にわかりやすい構造であり、バッテリー装着面からこじ開けることにした。

竹の割り箸を加工してちょうどいいヘラにした。

底面がそのまま開閉カバーになったタイプ。

ハイブリッドHDDはドライブベイにはまっているだけで、ネジなどの固定が一切ない。緩衝材と裏カバーのネジ締めで固定される構造である。

PC(ポリカーボネート樹脂)+ABSdynabook AZ65/DGは全般的にプラスチックボディのエントリー筐体であり、表示を見ても定番であるPC(ポリカーボネート樹脂)+ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン合成樹脂)との混合樹脂を使っている。厳密には「PC-ABSポリマーアロイ」というが、総称してポリカーボネートと呼ぶ。各部材の裏面にはPC+ABSの表記がある。BAYERとは、ポリカーボネートを開発したドイツのバイエル社のこと。

内部構造の全般。M.2スロットがないのが残念だが、このころ(2017年)はまだ搭載例も少なかったか・・。喫煙環境ではなかったようで、内部はわりときれいな状態。

マザーボードを斜めから見る。(ちなみにハイブリッドHDDを取り出した後に撮影したもの)

搭載されている2つのスピーカー・コーン。これが自慢のONKYO製ってやつか。2015年に合併して「オンキヨー&パイオニア株式会社」になっているが、このPCのブルーレイドライブがパイオニア製なのと関係しているのだろうか?

無線LANではインテルWireless-AC 3165を搭載無線LANカードの搭載。デバイスマネージャからもネットワークコントローラをチェックしておこう。無線LANではインテルWireless-AC 3165を搭載。また有線LANではインテル I219-Vなので、ギガビット・イーサネット・コントローラー (1GbE) である。サーバー構築している環境でも速度に問題はない。Bluetoothにも対応。

ネットワーク基礎知識はこちら 【 有線LANと無線LAN規格について

SO-DIMMスロットを2基装備DDR4のSO-DIMMスロットを2基装備しており、現状では8GBメモリを一枚搭載。

CPUファンとホコリ掃除

銅製ヒートパイプを伝って先端CPUファンが1基。銅製ヒートパイプを伝って先端にヒートスプレッダ。その下にCPUが搭載されている。低消費電力のUシリーズ搭載ということもあり、ヒートパイプが控えめで冷却システムは最低限の印象である。ほぼエントリーのモバイルPCと同じ。

るヒートスプレッダCPUの上に乗っているヒートスプレッダ。

マザーボードの設計自体使われていないが、単体GPUのソケット部分もある。もともとマザーボードの設計自体は、単体GPUが搭載可能だったようだ。

放熱フィンのほうはホコリCPUファンにはそこそこホコリが溜まっている。まだ動作に支障をきたすレベルではないと思うが、掃除をしたほうがいい状態だ。放熱フィンのほうはホコリがほとんどなく良好状態。

ホコリのつまり具合。

無水エタノールで掃除掃除機でホコリを吸引したあと、無水エタノールで除去。

ハイブリッドHDDをSSDに換装

イブリッドHDDもともと搭載されていたハイブリッドHDD。シーゲート製のST1000LX015。このドライブベイでは、厚みが7mmの2.5インチドライブに限られる。

ハイブリッドHDDはドライブベイにはまっているだけなのSATAコネクタとSATA電源コネクタは規格どおりだが、ケーブルは東芝独自のもの。マザーボードからの接続を一旦離す。ハイブリッドHDDはドライブベイにはまっているだけなのでネジ止めもなく、そのまま傾けて取り出す。

SATAケーブル専用のSATAケーブルはそのまま使う。

CrucialのBX500(マイクロン・テクノロジ製)今回換装する2.5インチSSDは、CrucialのBX500(マイクロン・テクノロジ製)。サブ用途なので120GBでよかろう。dynabook AZ65/DGはUEFIモードのシステムなので、予め別のPCでGPT(GUIDパーティションテーブル)でフォーマットしておいてから換装した。

dynabook AZ65/DGは起動時にF2キーで呼び出せる回復ドライブのUSBメモリを指したまま起動する。念の為、UEFIセットアップ画面を確認しておく。(dynabook AZ65/DGは起動時にF2キーで呼び出せる)。ハードウエアの認識OK。次はBoostの指定をしようと思ったが見当たらない。どっちにしろまだSSDにはシステムが入っておらず、自動的にUSBメモリーから起動するので、そのままExitへ。

ドライブから回復自動的にUSBメモリのデータから起動。「ドライブから回復」を選ぶが、SSDに何も入っていない状態なので実質的には新規のインストール。

回復ドライブからWindowsが再インストールされます新規SSDなので何も入っていないが、リカバリーという建前なので「ファイルの削除のみを行う」をクリック。あとは確認事項で、「回復ドライブからWindowsが再インストールされます」というのを確認。

即セットアップ画面SSDにWindows10がインストールされ、即セットアップ画面になる。すでにドライバ諸々も入っているので楽ちん。

ストレージの速度アップ

CrucialのBX500へ換装後ハイブリッドHDD(シーゲート製ST1000LX015)から、CrucialのBX500へ換装後。SATA接続のボトルネックがあるものの、ここまで高速化した。明らかに起動が速い。

参考比較はこちら 【SSD/HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス比較

消費電力をチェック

ラストレムナントのベンチマークテスト中では概ね33Wアイドル時(待機時)およびベンチマークテスト中の消費電力をチェック。アイドル時でディスプレイ輝度最小では6W、輝度中間で8W、輝度最大で10W。ラストレムナントのベンチマークテスト中では概ね33Wあたり。単体GPUなしのCore i7-7500Uマシンなので、消費電力はモバイル・パソコンと同等。

Core i7-7500U搭載機としての、ベンチマークテスト

CPUとグラフィックが影響するものなので、SSDの換装とは関係ないが、Core i7-7500U搭載機としてのベンチマークテストを実施した。バッテリー駆動ではパフォーマンスが下がるので、バッテリーを外しACアダプタを常時接続している。

次世代である第8世代 Core i7-8650U(KabyLake Refresh-Uシリーズ)CINEBENCH R15のマルチスレッドではスコア351で、過去レビューのCore i7-7500U搭載機と概ね同じ。適正のパフォーマンスはでているようだ。ただ、次世代である第8世代 Core i7-8650U(KabyLake Refresh-Uシリーズ)とは大きく差がつけられている。Core i7のくせしてが2コアという貧弱さもあって、正直、2016年後半~2017年ごろのKabyLake世代はハズレの世代ともいえる。

・・とはいっても、2010年の上位メインストリームであったCore i7-740QMの性能を超えているので、デコードやエンコードを中心に使っているユーザー以外では気にはならないだろう。

CINEBENCH R15ベンチマークテストとは / および、過去PCと比較

ラストレムナント~2009年 (1280×720 フルスクリーン)

ラストレムナント1280×720でも動作はカクカクしており、35.30 FPSなのでプレイは厳しい。

過去レビューPCと比較
ラストレムナント~2009年 (1280×720 フルスクリーン)

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター 1280×720 標準(ノートPC)

紅蓮のリベレーター1280×720 標準(ノートPC)でプレイできるほどの性能はない。スコアは2636で「やや快適」との指標が出ているが、実質スコア5000ないと厳しい。

過去レビューPCと比較
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン)

基礎知識:ゲームのベンチマークテストについて

※3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担っている。ゆえにCPUの依存度はゲームの処理内容による。なお、CPUに統合されている内蔵グラフィックの場合(単体GPUの搭載なしの場合)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリによってパフォーマンスが左右されやすい。

2017年のKabyLake世代では、まだ内蔵グラフィックで本格3Dゲームは厳しい時代であった。ネットや事務系ではサクサク動作するノートではある。dynabook AZ65/DGのシステム修復とSSD換装レポート以上。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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