XPS Oneのメリット
1.セッティングのしやすさ。
・基本的に電源ケーブル1本で済む。
・一体型なので、引っ越しが多い人にも楽。
・デスクトップのなかで最も省スペース。
2.お膳立てされたパソコンが欲しいという初心者には向いている。
・豊富な接続端子が標準で揃っている。
・ウェブカメラ、ステレオスピーカー、カードリーダー、マイクなどエンターテインメント使用に必要なものを標準搭載。
・標準でBluetoothやワイヤレスLANなどの無線規格を搭載。
・2.4GHzのワイヤレス・キーボード&マウスが付属。
3.デスクトップ用のパーツで構成。
感心させられたところは、CPUなどの構成パーツをちゃんとデスクトップ用を採用しているところです。他社だとこの手のタイプはスペースの問題でノートパソコン用のパーツを使い、スペックが劣っています。このタイプで他社製を買うくらいなら、はるかにお得です。
メリットと取るか、デメリットと取るか
■デザインにもコスト
個人的には不本意ですが、美しい外観のためスペック以外のところにもコストがかけられています。スタンドはアルミと強化ガラスで構成され、モニタ画面には強化ガラスで覆われています。ボタンはタッチセンサー式で、操作反応はブルーのLED発光で知らせてくれます。これまでのDELLからは考えられない高級感を醸し出しています。
これは、スペックだけにコストをかけたい人にとっては、デメリットでしょうし、インテリア感を重視している人にとってはメリットです。これは価値観による判断です。
動画編集など常にスペックを追求する人には向きませんが、インターネット使用がベースの人なら、末永く使っていけるでしょう。
XPS Oneのデメリット
■コストパフォーマンス比較
このタイプはカスタマイズ幅が狭いうえ、スペックに対するコストパフォーマンスがあまり良くありません。そこでXPS
OneとInspiron530s/530とで実際に比較してみましょう。2007年11月28日、XPS Oneのプレミアパッケージの構成にあわせてInspiron530s/530をカスタマイズしてみました。
CPU、OS、HDD、メモリ、光学ドライブ、DELLケアサポートを同じにして、Inspiron530s/530に関してはワイヤレスLAN子機、カメラ内蔵20インチワイドモニタ、スピーカー、ワイヤレスキーボード&マウスなどオプションで選び、可能な限り同じスペックと仕様にしました。(※Inspiron530sだけはIEEE1394の取り付け不可)
具体的な構成内容と価格は公開できませんが、価格差はグラフの通りです。 XPS Oneは付加機能が豊富ですが、スペックだけで言えば、かなりのコスト差があります。(※2008.7月追記:発売後、半年過ぎた今、かなりの値下げが始まっています。相変わらずカスタマイズは乏しいですが、コストパフォーマンスが良くなっています。)
デザインや素材、設置仕様などスペック以外の付加価値に納得ができるならXPS Oneを選択してもいいと思います。
※2008年12月現在、かなり大幅値下げの叩き売りが始まっています。
もはや。お買い得ですね。 |