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レビュー第3弾!アルミ削り出し、4辺狭額の高級13.4インチノート

XPS 13-9300 フロストホワイト(非光沢・1920 × 1200)

2020年2月に発売した、13.4インチモバイルノート!XPS 13-9300のレビュー第3弾。今回は、13.4インチ 非光沢 ディスプレイ (解像度1920 × 1200)仕様で、フロストホワイトのカラーバリエーション。このモデルではパームレストが白いグラス・ファイバーとなっている。この製品はコンピューターモデル名でXPS 9300、規制モデル名ではP117Gというが、便宜上XPS 13-9300と呼ぶ。Ice Lake設計を採用しており、第10世代Coreプロセッサ(10nmプロセス)を搭載。アルミ削り出しボディで、4辺狭額のフレームレス・デザイン。

XPS 13-9300 フロストホワイト(1920 × 1200)モデルこの第3弾レビュー:XPS 13-9300(フロストホワイト・1920 × 1200)では、第1弾でレビューしたXPS 13-9300(プラチナシルバー・1920 × 1200)と同じ構成であり、多くの基本情報はそこから拾ってほしい。ここではカラーの違い、およびパームレスト材質の違いといったデザイン面をメインとする。

XPS 13-9300(フロスト・ホワイト)
2020年4月論評
Ice Lake

レビュー第3弾!
DELL XPS 13-9300(フロスト・ホワイト-1920 × 1200)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.4インチ 非光沢 ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1200)
  • 第10世代 Core i7-1065G7
    (4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.3GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W
  • 16GB LPDDR4 オンボードメモリ(3733MHz) ※換装、増設不可
  • インテル Iris Plus グラフィックス
  • 512GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

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※2020年4月30日時点のレビュー。本製品の発売日は2020年2月14日である。

レビューに関する、注意事項

この手元にある実機を基にした限定的な情報であり、購入者の選択により様々な違いがある(標準搭載の範囲を不明とする)。また、カスタマイズ更新や仕様変更によりレビューと異なる場合があり、採用ベンダー(パーツ・メーカー)も時期により異なる。 それに購入アドバイスはただの個人的意見である。

コンピューターモデル名または、規制モデル名を必ず理解しておくこと。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

実機のスペック : Ice Lake設計 Core i7-1065G7搭載

Core i7-1065G7搭載一応、実機のスペックをざっと確認。Ice Lakeの第10世代 Core i7-1065G7を搭載。単体GPUの搭載はなく、Core i7-1065G7が統合しているIris Plus グラフィックスを利用する。

16GB LPDDR4 オンボードメモリ(3733MHz)を搭載しており、オンボードのため一度容量を選んだら増設や換装は不可。LPDDR4(Low Power DDR4)規格なので低消費電力タイプのメモリである。液晶パネルはシャープ製のSHP14CB。無線LANではクアルコム・アセロス社のKiller Wi-Fi 6 AX1650s 160MHzを搭載している。ベンダーは前回(第1弾レビュー)のインテル製からKIOXIA(東芝メモリ)製に変更されたが、512GB NVMe SSD搭載というのは同じ。

当方のレビューでは構成の一例として紹介する。また複数パターンの構成販売およびカスタマイズ販売のため、同一製品でも差異がある。

KXG60ZNV512GのパフォーマンスKIOXIA(東芝メモリ) KXG60ZNV512Gのパフォーマンス。さすがNVMe SSD (PCI Express接続)は速い。

M.2スロットの基礎知識はこちら 【NVMe SSDとSATA SSDについて
参考比較はこちら 【SSD/HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス比較

アルミ削り出し!フロストホワイトのデザイン

フロストホワイトのカラーリングXPS 13-9300はアルミの塊(インゴット)からCNC機械加工で削り出した高級ボディ。フロストホワイトのカラーリングでは、プラチナシルバーと比べて白っぽい(灰色っぽい)シルバーカラー。メタリック感は控えめの印象となる。なお、frost(フロスト)とは「霜、結氷」という意味。

重量は1195gこの実機の重量は1195gであった。寸法は幅: 296 mm × 奥行き: 199 mm × 厚み: 15 mm 。4辺狭額ディスプレイにより、13型ノートとしては非常にコンパクトな筐体。

XPS 13-9300とサイズ比較B5ノートおよびA4用紙を置いて、XPS 13-9300とサイズ比較。A4にほぼ近いサイズだが、重ねてみるとわずかにXPS 13-9300のほうが少面積。

アルマイト加工天板にはサンドブラストの梨地加工。アルマイト加工でさらっとした手触り。

レーザー・カットで切り出したステンレスのロゴ天板中央にはクロム調のDELLロゴを配置する。レーザー・カットで切り出したステンレスのロゴを、彫り込んだ溝に手作業でハメているとのこと。

前面に電源ライト

電源およびバッテリーステータスライト前面中央に、「電源およびバッテリーステータスライト」を配置。エッジはダイアモンドカット加工により、アルミの金属光沢がアクセントになっている。

先端の2箇所に配置内蔵マイクはこの先端の2箇所に配置されている。

中央前面中央に、「電源およびバッテリーステータスライト」を配置。

背面と排気口

トップカバーの開閉に快適さ「ツインコイル プレス フィット ヒンジ」という新しい構造で、トップカバーの開閉に快適さをもたせている。片手で開けるという構造らしいが、ちょっと難しいかな。もう片手で押さえないと何度か失敗する。背面からその側面に至りヘアライン加工とアルミニウムの美しい金属光沢が特徴的。

Thermal Insulationデュアル ファン + 熱絶縁フィルム(Thermal Insulation)を採用し、ラグジュアリ・タイプとしては冷却システムが優れている。ただ排気口のスペースにあまりゆとりがない構造なので、長時間高負荷をかける用途のPCではないだろう。

ヒンジは2つ配置されている内側からみると、ヒンジは2つ配置されている。中央に少しだけ排気口が設けられている。補助的な排気口なのか微妙なところではあるが、ディスプレイ・ケーブルを通しているだけかもしれない。

右側面

USB Type-C端子右側面に、USB Type-C端子(Thunderbolt 3、Power Delivery対応、USB3.1-Gen2にも対応)、ヘッドセット端子を配置。

一般的な娯楽では十分なサウンドクリティ底面側にはスピーカー孔を配置している。一般的な娯楽では十分なサウンドクリティかと思う。

右側面ディスプレイを開いたときの右側面外観。

アングル右側面外観を別アングルから。

左側面

左側面では、USB Type-C端子(Thunderbolt 3、Power Delivery対応、USB3.1-Gen2にも対応)、MicroSDカードスロットを配置。Type-C端子を使ったACアダプタ接続なので、右側面でもこちら側(左側面)でも接続可能。

ディスプレイはここまで開く。

ただし端子が少なすぎるのがネック左右のどちらからでもACアダプタが接続できるのは便利。ただし端子が少なすぎるのがネックであるが。右側面と同じく底面寄りにスピーカ孔が配置されている。

底面~ステンレスのXPSロゴ

天板と同じ表面加工底面もアルミ削り出し。天板と同じ表面加工となっている。2本の長いスタンドゴムと、その間に吸気口のスリットを配置。

レーザー・カットで切り出した「XPSロゴ」ステンレス・スチール・シートからレーザー・カットで切り出した「XPSロゴ」を、底面中央に彫り込んでハメている。DELLサイトによれば、これは手作業で取り付けているという。また法令に関する情報はレーザーで刻印。このように高級モデルならではの「プレミアム感」が随所にみられる。

斜めから見た底面を斜めから見た様子。

排気口底面側から排気口を確認。

13.4インチ 非光沢 広視野角ディスプレイ(1920 × 1200)の場合

広視野角ディスプレイ(1920 × 1200)この実機の場合、13.4インチ 非光沢 広視野角ディスプレイ(1920 × 1200)。アスペクト比(横:縦の比率)が現在一般的な16:9ではなく「16:10」となっているため、縦の解像度が高くリーチが長い。ドットバイドット表示-100%設定ではこの写真のような見え方となる。表示領域が広いが文字やアイコンはわりと小さくなっている。個人差はあるだろうが、ドットバイドット表示でも問題なさそうな印象。

初期設定および推奨設定では150%拡大※なお、DELLの初期設定および推奨設定では150%拡大になっている。ここまでデカくなくてもいいと思うが。

フレームレス・デザイン4辺が狭額のスタイリッシュなフレームレス・デザイン。左右のベゼルではその幅たった4mm。非光沢モデルではベゼルが少しだけ段差になる。

2.25mmの小型Webカメラ部ディスプレイベゼルの中央にはWebカメラを内蔵。2.25mmの小型Webカメラで、4素子レンズにノイズリダクション機能搭載により、薄暗い環境下でもシャープな映像が期待できる。

映像娯楽が堪能フレームレスで映像娯楽が堪能でき、世界観に没頭。

長時間の視聴非光沢画面なので、長時間の視聴でも比較的目に優しい。

シャープ製の「SHP14CB」を採用現状では液晶パネルにシャープ製の「SHP14CB」を採用している。検索してみると、色域は「99.3% sRGB (Argyll 3D) 、66.9% AdobeRGB」とある。IPSパネルの類かと思われ、見やすい広視野角である。

IPSパネルの類かと思われ、見やすい広視野角室内が真っ暗なときの視野角。

グラスファイバーのパームレスト

グラス・ファイバー(GFRP-ガラス繊維強化プラスチック)フロスト・ホワイトのXPS 13-9300では、パームレストにグラス・ファイバー(GFRP-ガラス繊維強化プラスチック)が採用される。(一方、プラチナ・シルバーのXPS 13-9300では、カーボン・ファイバー複合材を採用)

グラス・ファイバーグラス・ファイバーの繊維がデザインのアクセントとなる。グラス・ファイバーやカーボン・ファイバーは繊維強化プラスチックと呼ばれる素材だが、詳しくは「繊維強化プラスチックの採用」を参考にしてほしい。

ガラス製で透き通った半透明一体型のタッチパッドはガラス製で透き通った半透明のデザイン。

ホワイトだとガラス質がよく分かるプラチナシルバーのモデルではブラックなので、透明感が非常にわかりにくいが、ホワイトだとガラス質がよく分かる。タッチパッドの滑りは良い。

XPS 13-9300ホームポジションホームポジションの様子。

キーボード機能バックライト・キーボード機能を搭載!

XPS 13-9300のキーボードパーツキーボードについては、画像を追加し、キー配列などを詳しく解説したのでこちらを参考に!
XPS 13-9300のキーボードパーツ ~ 「ブラック版」と「ホワイト版」の両方を紹介

XPS 13-9300 フロストホワイトの、化粧箱とACアダプタなど(白色)

化粧箱とACアダプタXPS 13-9300フロストホワイト・モデルでは、化粧箱がホワイトカラーになる。側面が灰色なのはフロストのイメージか。

マグネットが仕込んであるようで、フタがぴたっと閉まる構造フタの折り目になっている先端にはマグネットが仕込んであるようで、フタがぴたっと閉まる構造。XPSロゴは箔押し。

クイックスタートガイドはカラー梱包の様子。クイックスタートガイドはカラー印刷。

USB Type-Cに変換するアダプタが付属USB-Aコネクタ(標準)をUSB Type-Cに変換するアダプタが付属。色も本体と合わせており白色。

フラットケーブルなので上下にしかしならずUSB Type-C変換アダプタはフラットケーブルなので上下にしかしならず、左右には動かせないので取り回しはよくない。それにケーブルの長さが中途半端に長い気がする。

ケーブルの付け根が出っ張らないよう格納45WのACアダプタ。ケーブルの付け根が出っ張らないよう格納されている形状。なお、DELLサイトをみると65WのACアダプタがオプション選択できるようだ。

仕様裏面の仕様ラベル。

クリップで留めるケーブルをアダプタ本体に撒いてクリップで留めることができる。

SB Type-Cになっており、先端には白LEDの通電ライトACアダプタのコネクタは、USB Type-Cになっており、先端には白LEDの通電ライトが付いている。XPS 13-9300のどのUSB Type-C端子にも接続できるので、右なり左なり配置環境に合わせられて便利。

細いケーブルが約180cm、電源ケーブルは90cmACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。実物を測量したところ、アダプタ本体139g、AC電源ケーブル93gだった。AC電源ケーブルは一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。

長さではPC側への細いケーブルが約180cm、電源ケーブルは90cmだった。

AUKEY PA-Y12ちなみに、自前のAUKEY PA-Y12(最大60W出力のPD対応ACアダプター)で動作を確認した。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマークテスト

XPS 13-9300(フロスト・ホワイト)
2020年4月論評
Ice Lake

検証に用いた機種:DELL XPS 13-9300(フロスト・ホワイト)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.4インチ 非光沢 ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1200)
  • 第10世代 Core i7-1065G7
    (4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.3GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W
  • 16GB LPDDR4 オンボードメモリ(3733MHz) ※換装、増設不可
  • インテル Iris Plus グラフィックス
  • 512GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズのベンチマークテストを実施。設定は 「1920 × 1080 標準品質(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン」。

Dell Power Managerバージョン3.5.0 】を使い、それぞれ熱設定を変更したときのスコアを測ってみた。室内温度は20.2度なので快適な環境下。ACアダプタは接続している。「最適化」というのが熱設定の基準となるが、低温、静音、超高パフォーマンス・・と熱設定を変えても微々たる変動しか見られなかった。

漆黒のヴィランズのベンチマークテスト「最適化」のスコア:4695に対して、低温ではスコア4672。静音ではスコア4605、超高パフォーマンスではスコア4795。確かにスコアの優劣では想定通りだが、「最適化から100以内の差」ってまさに誤差レベル。ほとんど変わらねえじゃん・・ということで、次は念の為、バッテリー駆動で再検証。

バッテリー駆動でベンチマークテストを実施ACアダプタを外し、バッテリー駆動でベンチマークテストを実施。バッテリー駆動なのでスコアはACアダプタ接続時よりも一気に落ちるが、それにしても「最適化」と「超高パフォーマンス」で差がない。結論、グラフィックパフォーマンスが中心となるゲームでは、ほぼ設定の意味無し。そのまま「最適化」でよさそう。

CINEBENCH R15のベンチマークテストにて

ACアダプタは接続している。「静音」では処理速度がなんとなく落ちているCPUをフル稼働するCINEBENCH R15のベンチマークテストではこの通り。ACアダプタは接続している。「静音」では処理速度がなんとなく落ちているが、「最適化」と「超高パフォーマンス」とではほぼ同じ。

過去にレビューしたCore i7-1065G7搭載PCとりあえず、このXPS 13-9300実機での最高はスコア742。過去にレビューしたCore i7-1065G7搭載PCがもう少し上のスコアなので、まだポテンシャルがあるのかもしれない。

第3弾~XPS 13-9300 フロストホワイト / 非光沢 ディスプレイ(1920 × 1200)のレビューは以上。

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

DELLサイトここで紹介した実機は一例の構成であり、ユーザーの選択や販売時期により異なる。紹介した内容がすべて標準搭載というものではなく、購入の際はオプション搭載があることを留意していただきたい。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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