ATX電源ではコネクタも重要
電源のコネクタにはATXメインコネクタ、ATX12Vコネクタ、PCI Express電源コネクタ、SATA電源コネクタ、4ピン ペリフェラルコネクタ、FDDコネクタがあります。それぞれの特徴と供給されるパーツを紹介します。自分でATX電源を交換されるユーザーはご参考にどうぞ。
エントリー・デスクトップ
- DELL Inspiron 660sをレビュー~幅たった10cmのスリム。設置性バツグンのコンパクト・デスクトップPC!
- DELL Inspiron 660をレビュー~程よい拡張性、ビギナー向けエンタメ・ミニタワー!HDDや光学ドライブが各2台も搭載できる拡張性
ミドルスペック・ミニタワー
- DELL XPS 8700レビュー~ゲームや動画編集に適した、Haswell設計の中級ミニタワー
- DELL XPS 8500 レビュー~Ivy Bridge設計の中級者向けミニタワーパソコン!負荷の高い3DゲームやHD動画編集を楽しむ中級者向け。
当サイトはリンクフリーですが、当サイトのデザインおよびテキストの無断転載・複製を固く禁じており対処しています。当サイトでは、楽天リンクシェア、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。当サイトをご利用の際は、以下にリンクの免責事項をよくお読みください。
電源ユニットのコネクタ種類
電源ユニットの「総合出力(電源容量)、+12Vの1系統出力、+12Vの合計出力」も重要ですが、装備しているコネクタにも要チェックです。
コネクタの基本は、ATXメインコネクタ(マザーボード用電源)、ATX12Vコネクタ(CPU用電源)、PCI Express電源コネクタ(グラフィックカードの補助電源用)、SATA電源コネクタ(HDDや光学ドライブ用)、4ピン ペリフェラルコネクタ(旧規格IDEのHDDや光学ドライブ用)、FDDコネクタ(フロッピーディスクドライブや内蔵カードスロット用)です。
ATXメインコネクタ(マザーボード用電源)
ATXメインコネクタはマザーボードの電源供給用です。以前は20ピンでしたが、ATXバージョン2.2から24ピンへ拡張されています。拡張は消費電力の増加に対応するためです。旧マザーボードにも対応できるように「20ピン+ 4ピン」構成のコネクタもみられます。
当然、4ピンが分離できない24ピンもあります。
ATXメインコネクタをマザーボードに接続した様子。スタンバイ用電源、メモリやチップセット、拡張カードの電源供給となります。
メモリスロットを介してメモリの電源供給。
チップセット(アルミのヒートシンクの下にある)の電源に。チップセットはCPUとパソコンパーツを中継する中枢チップ。
拡張スロットを介して、PCIやPCI Expressカードの電源供給に。ただし、ハイエンドグラフィックカードでは電源不足なので、後述するPCI Express電源コネクタによって補助供給が必要になります。
ATX12V コネクタ(CPU用電源)
CPUに電源を供給するコネクタ。ATXメインコネクタと同じく+12Vですが、ATXメインコネクタとは独立した出力系統になっています。基本的には4ピンですが、EPS12Vに準拠するため分離した8ピン構成になったコネクタもあります。
ATX12V コネクタをCPU電源供給のために接続。EPS12Vではないので残りの4ピンは不要。
EPS12Vに対応していない電源ユニットでは、ストレートに4ピン1本。
PCI Express電源コネクタ(グラフィックカードの補助電源用)
PCI Express電源コネクタは、消費電力の高いグラフィックカードの補助電源です。当初は6ピンでしたが、さらに高い電力用に8ピンがあります。どちらにも対応できるように「6ピン+2ピン」構成のコネクタがあります。なお、6ピンは75W、8ピンで150Wの電源供給が可能です。
ハイエンド・グラフィックカードにある、補助電源コネクタ。6ピンコネクタが2つ必要なものや、1つでいいものがあります。
補助電源接続例。6ピンコネクタを2つ接続。
こちらも6ピンコネクタを2つ接続。グラフィックカードによって補助電源コネクタの位置が違います。
補助電源接続例。6ピンコネクタを1つ接続。
ローエンド・グラフィックカードでは、ATXメインコネクタの電源(マザーボード用電源)でまかなえるので、PCI Express電源コネクタによる補助電源は必要ありません。
SATA電源コネクタ(HDDや光学ドライブ用)
こちらはSATA電源コネクタ。
SATA電源コネクタは芋づる状態。
SATA規格のHDDに電力を供給。
SATA規格の光学ドライブに電源供給。
USB3.0拡張カードの補助電源用に使うこともあります。
4ピン ペリフェラルコネクタ
こちらはペリフェラル4ピンコネクタ。SATA以前に主流だったIDE規格のHDDや光学ドライブ用です。最新のパソコンでは使われなくなったコネクタです。
今ではほとんど使われないIDE規格のHDD。電源供給にはペリフェラル4ピンコネクタを差し込みます。
IDE規格の光学ドライブ。こっちらも電源供給にはペリフェラル4ピンコネクタを差し込みます。
FDDコネクタ(フロッピーディスクドライブや内蔵カードスロット用)
こちらもあまり使われなくなったFDDコネクタ。フロッピーディスクドライブや内蔵カードスロット用に使われます。出力の大きいデバイスには向きません。
ケーブルの長さにもチェック
メーカーパソコンの既存電源の場合、ケーブルの長さはそのPCケースにあった必要分だけが多いです。他のパソコンに取り付けることもできますが、ケーブルの長さが足らないという事がしばしば。一応、延長ケーブルで対応は可能ですが、思わぬ出費ということも。
市販の電源ユニットは、フルタワー型パソコンにも使えるようにケーブルが長めです。ミニタワーとかではかなり面積を占めます。(この写真では光学ドライブベイに押しこんで収納しています。)余ったケーブルも邪魔になるので、気になる方は電源本体から着脱できるプラグイン式がお勧めです。
電源ユニットのリストへ戻る
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!
※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。
8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!
コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報