DDR3メモリを検証
現在、パソコンに搭載されているメモリの主流はDDR2 SDRAMですが、すでに次の主流となるべくDDR3
SDRAMが市場に現れています。しかし、現時点ではデルパソコンにも搭載されていません。
DDR3 SDRAMは、理論上DDR2 SDRAMの2倍のデータ転送速度を持ち、より一層の省エネ&低発熱となっています。そして、CPUがデータを必要とする前にメモリから先読みして取り出す機能(プリフェッチ機能)を備えています。
さっそく、DDR3とDDR2を比較した記事を読んだので要点だけまとめます。
DDR3では現時点の最速が1333MHz。それをCore 2 Duo E6700(1066MHz FSB)とCore 2 Duo
E6750(1333MHz FSB)を搭載したPCを使いDDR2のときとどれだけ差がでるのかを検証。(おそらくマザーボードも差し代わっていると推定)
結果、数値上では微細な変化があるものの、Windows操作での体感速度は変わらずじまい。DDR3は価格がDDR2の数倍するため、価格に見合ったメリットはないのが実状。
ただし、DDR3をオーバークロックすると1600MHzや2000MHzまで可能となっているので、DDR2では不可能な領域まで達しています。
つまり、次世代CPUの性能を発揮するための「後がまメモリ」といったところでしょう。現在の主流なパソコン構成では、まだ無用なパーツです。
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