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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2008年2月25日

HDDの故障を予期する方法

S.M.A.R.T情報を知る

近年、500GBを超えるHDDを搭載したパソコンも、珍しくなくなりました。パソ兄さんが初めて購入したパソコンは1GBでしたから、その11年後には500倍になっているというのは実に驚きです。
たくさんのデータが保存できることは便利ですが、逆に故障したときには被害も相当なものです。ですから、故障を予期して、バックアップに備えることが重要になります。

「HDDを5年使用すれば、いつ壊れてもおかしくない」といわれます。
一般的に、HDDの動作音が「ガガガガガ」とか「カタンカタン」などと鳴り始めたら覚悟した方がいいと言われますので、過去にそのようなHDDを廃棄した経験があります。

しかし、今はもっと文化的なチェック方法があります。
それは、S.M.A.R.T情報をチェックすることです。
「S.M.A.R.T」という機能は、2008年に製造されたHDDにはほとんど備わっているそうです。2004年末に購入したパソ兄さんのHDDも対応していました。
この「S.M.A.R.T」は、HDDの内部温度、エラー発生率、不良セクター数などを常時監視しています。
ですから、この情報をチェックしていれば、現在のHDDの状態を知ることができるのです。故障を防ぐことはできませんが、情報に応じて対策がとれます。

S.M.A.R.T情報を見るためには

S.M.A.R.T情報をモニタリングするには、ソフトが必要です。市販ソフトがありますが、フリーソフトもあります。市販ソフトなら故障予定日をシミュレーションしたりとバリエーションに富んでいますが、今回はフリーソフトでチェックしてみることにしました。

試してみたのは「HDD Smart Analyzer 1.0.2」。日本語表示のS.M.A.R.T表示ソフトです。これを起動するには、マイクロソフトのVisual Basic SP6が必要ということなので、まずこれをインストールします。
そして「HDD Smart Analyzer 1.0.2」をインストールし、起動。
ちなみにチェックできるのはSATA規格のHDDだけです。

Maxtor200GBの結果
HDD Smart Analyzerでチェック
このように結果が表示されます。パソ兄さんのは、HDD内部温度が「31度」とでました。HDDは一般的に55度を超えると故障につながるといいますので、合格ラインです。
HDDを複数搭載している場合は、タグをクリックして表示を切り替えます。

Maxtor160GBの結果
左上のタグをクリックしたら、もう1台のHDDに切り替わりました。こちらは37度とやや高め。2台とも同じMaxtor製なのですが、こちらのHDDは冷却ファンから少し離れているので、結果に納得です。

S.M.A.R.T情報
その他、複数項目で状況がチェックできます。「値」というのが現在の結果。「ワースト値」はこれまでの検査によるワースト値です。
このどちらかの結果が、「しきい値」を下回ると危険信号です。
幸い、パソ兄さんのHDDは問題なしです。

とはいっても、衝動的に故障する可能性や物理的ショックで壊してしまうこともあり得ます。このS.M.A.R.T情報に頼らず、絶対消滅させたくないデータは早めにバックアップしておきましょう。


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