納得パソコン購入術!パソ兄さんは、DELL(デル)購入ガイド Core i7プロセッサー新登場。
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パソ兄さんのパソコン記事 ≫ 2008年11月16日

2008年11/16、Core i7 プロセッサー発売!

2008年11/16日にインテルの最新CPUであるCore i7が市場で販売開始されました。
開発コードネームNehalem(ネハーレン)と呼ばれていたもので、大きな特徴として、4つのコアをひとまとめ(1ダイ)にし、ハイパー・スレッディング テクノロジーで擬似的に8コアにすることができます。ハイパー・スレッディング テクノロジー(以下HT)はPentium 4の時代で「HT テクノロジー Pentium 4」というのがありましたが、そのままの技術を再利用したそうです。「HT テクノロジー Pentium 4」のときはコアが1つなので擬似デュアルコアでしたが、Core i7では物理的に4コアあるので、擬似8コアになります。
デュアルコアのPentium Dの登場ですっかり忘れ去られたHTですが、久々の登場です。

あとCore i7の特徴で、メモリコントローラーをCPUに統合したこともポイントです。
ソケットはLGA1366で、現在主流のLGA775は2004年に登場したので4年ぶりの新型CPUになります。
ただし、Core i7はハイエンドユーザー向けで、今後もその筋で行くようです。Core i7は万人向けに登場したものではなく、どちらかというとCore 2 Quadの経験者で、もっと最先端のマルチスレッド環境を試してみたいというヘビーユーザー向けです。
そもそもマルチスレッド対応のソフトを使っていないユーザーでは無意味です。もちろん、マルチタスク(複数同時作業)において利点がありますが、それを求めるなら現行のCore 2 Quadで充分ですし、コスト的にも最適です。
新型のCPUを待つなら・・・・・
2009年にインテルが投入予定のLynnfield(コードネーム:リンフィールド)が今後メインのクアッドコアとなると推測されます。こちらはグラフィックカードを管理するPCI Express 2.0 x16を実装する予定で、クアッドコアでもCore i7とは構造が異なります。ソケットはLGA1160。おそらくこれが一般的な上級者向けとなるでしょう。
またエントリー向けには2010年に投入予定のHavendale(コードネーム:ヘイブンデール)があり、こちらは新設計のデュアルコアになります。こちらはCPUにグラフィック機能が実装される予定。ソケットはLGA1160。おそらくコストパフォーマンス的にも万人向けとなると推測できます。新型CPUを搭載したパソコンを購入するなら、もう1年半〜2年先がベストだと思います。
「Core i7は実験的に登場したのか?」と思ったりもしますが、Core i7下位グレードであれば、桁違いに高価というわけではないので、ある程度パソコンに慣れている人なら試してみたいCPUです。
では話を戻してCore i7とはどんなCPUか、Core 2 Quadと比較して解説しましょう。

Core 2 Quadをおさらい

最近値下がりし、多くのユーザーが導入しやすくなった「Core 2 Quad」はクアッドコアCPUです。4つのコアを持つクアッドコアですが、厳密に言うと、デュアルコア2セットを1パッケージにしただけです。 専門的にいうと「2ダイのクアッドコア」です。
2次キャッシュメモリは2コアごとに共有しています。(キャッシュメモリとは、CPUが内蔵するメモリで、メインメモリよりも高速にデータアクセスできます。低容量だがもっとも高速な1次キャッシュ、その次に高速な2次キャッシュ、というつながりです。)
メインメモリを管理する「メモリコントローラー」は外部にあるチップセットにあり、CPUはメインメモリに直接アクセスすることはできません。チップセットを介するためタイムロスが生じます。
クアッドコアCPU

新型クアッドコアのCore i7とは

Core i7」は4つのコアをひとまとめ(1ダイ)にした、ある意味、真のクアッドコアです。
Core 2 Quadの後継となる存在ですが、構造自体が異なるため互換性がありません。そのためマザーボードやメモリなど、これにあわせたパーツが必要です。(デルパソコンを購入するなら意識する必要はありません。)
新型クアッドコア、Core i7
Core i7の大きな特徴として、以下の通りです。8コア
ハイパー・スレッディング テクノロジーで、8スレッドが可能
物理的には4つのコアですが、ハイパー・スレッディング・テクノロジーにより擬似8コアで処理することが可能です。OSからは8コアとして認識されます。
ターボ・ブースト テクノロジー
通常、4つのコア(マルチコア)に電源供給がされていますが、マルチコアに対応していないソフトなどで高負荷を要求されたときに、一部のコアの電源供給を断ち、残りのコアに電源をまわします。いわゆる自動オーバークロック機能。
3次キャッシュメモリを搭載
これまで2次キャッシュメモリを共有する構造が主流でしたが、各コアごとに2次キャッシュメモリを配し、新たに3次キャッシュメモリを共有化。キャッシュメモリが増えることで、メインメモリへのアクセスが減り、ますますの高速化。
メモリコントローラーをCPUに統合
グラフィックカードやメモリを管理していたチップセットから、メモリ コントローラーを除き、メモリ コントローラーをCPUに統合しました。よってCPUがダイレクトにメモリへアクセス可能になり高速化。
FSBに代わり、より高速なQPIを採用
CPUとチップセットをつなぐ経路にQPI(QuickPath Interconnect)を採用することでデータ転送が高速化。
メモリはDDR3を搭載
Core i7を搭載するパソコンにはDDR3のメモリが必須となります。現在主流のDDR2には対応しません。また、同じ仕様のメモリを3枚搭載することで高速化される「トリプルチャンネル」に対応します。

Core i7から読み取れる今後のパソコン傾向

メモリ コントローラーをCPUに内蔵したことにより、メモリの仕様がひと度変われば、CPUも新しいものに変える必要があります。そうなるとパソコンメーカーの運営にも支障がでますね。
これまでチップセットにメモリコントローラーを内蔵していたのは、メモリの仕様が変わってもチップセットを変えれば、CPUはそのまま使える利便性があったからです。
Core i7でCPU内蔵に踏み切った理由は、今後、長い間はメモリの仕様に変化がないからだと思われます。
また、4年ぶりの新設計CPUということもあり、2009年は64Bit OSへの移行も考えられます。(現在は32Bitが主流。)これにはソフトウェアの64Bit対応が必要で、ハードだけではどうにもなりません。この辺は微妙なラインです。

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