本命のデル ミニノート、Inspiron Mini 10が新発売!
2009年4月にInspiron Mini 10新発売!
デルの3番目に登場したミニノートは、10.1インチワイド光沢液晶を搭載した Inspiron Mini 10。パソ兄さん個人的にはようやく待望のデル製ミニノートといったところです。
これまでのデル ミニノートの経緯
最初に登場したInspiron Mini 9は8.9インチワイドで携帯性には最良なサイズでしたが、キーボードの操作性にかなり難がありました。
そのときは「ミニノートだから仕方がない」とは思いましたが、今度はそれを払拭すべき、12.1インチワイドのInspiron Mini 12が登場。Inspiron Mini 12は軽量薄型を確保しながらも、キーボードサイズを大きくし操作性が格段によくなりました。
しかし、ミニノートとしては異例なサイズの12.1インチワイド。表面積は一般的なモバイルノートと同じです。これをミニノートというべきなのか・・・と疑問でした。
そして待望のミニノート、Inspiron Mini 10が登場!
そして第三弾は、10.1インチワイドの Inspiron Mini 10。ようやく本命どころです。
またInspiron Mini 9のように、操作性が犠牲になっていないか心配でしたが、Inspiron Mini 12と同じキーピッチが17.5mmあります。操作性はInspiron Mini 12と同様なんですね。それでいてInspiron Mini 12ほどかさ張らないのがメリット。
Inspiron 10ならではの、メリット!
メリットはサイズと操作性だけではありません。
オプションでGPS機能やワンセグ機能を内蔵できるなど、エンタテインメント要素もプラスされました。(2009年4月14日時点ではまだ未サポート)。このInspiron Mini 10にしか搭載されない機能だそうです。
さらにデザインも一新。Edge-to-Edgeと呼ばれる、液晶画面とベゼルが一体化した液晶ディスプレイ。液晶テレビと同じアスペクト比(縦横比)16:9なので、テレビ向けコンテンツでは、上下に黒帯が入ることなくフル画面で再生できます。
謙虚な価格設定
今は大幅値下げで購入しやすくなったInspiron Mini 12ですが、初登場したときはかなり強気な価格設定でした。しかし、今度のInspiron Mini 10では、初めから謙虚な価格設定です。
Inspiron Mini 10は、インテル Atom搭載
姉妹機同様、Inspiron Mini 10のCPUはインテルAtomを搭載。
インテル Atomとは、移動端末などの低消費電力が求められる小型機に特化したCPU。インテル史上、最も低い消費電力といわれます。
Inspiron Mini 10のグラフィック性能
Inspiron Mini 10は、Inspiron Mini 12と同様、オンボードグラフィックのインテル GMA 500を搭載。一応、HDコンテンツの動画再生支援機能を持つといわれますが、ネット動画再生には充分であることが分かります。ミニノートなので過度な性能は期待できませんが、負荷の少ないWindows XP Home Editionを搭載するので、ミニノートでも動作がサクサクです。
ミニノートには稀なHDMI端子を搭載
明らかにこれまでのミニノートとの違いは、HDMI端子の搭載。液晶テレビや外部モニタにデジタル出力ができます。室内に居るときは大画面で操作することが可能です。または家族みんなで旅行の写真を見たりと活用できます。ちなみに、一番使用頻度が高いと思われるUSB端子は3つも搭載されています。
操作性のいいキーボード
▲写真は英語版です
一般的なミニノートはサイズの問題でキーボード操作に難がありますが、Inspiron Mini 10のキーピッチは17.5mmで、フルサイズキーボードに近づいています。これは12.1インチワイドのInspiron Mini 12と同じで操作性のいいモデルです。
キーボードは生活防水対応のトレイ構造。30cc程度の水滴なら保護できるようになっています。そしてクリックボタンが一体化したタッチパッドを搭載。
16:9の液晶モニタ搭載
Inspiron Mini 10は、10.1インチワイド光沢液晶を搭載。Edge-to-Edgeと呼ばれる、液晶画面とベゼルが一体化した液晶ディスプレイ。液晶テレビと同じアスペクト比(縦横比)16:9なので、テレビ向けコンテンツでは、上下に黒帯が入ることなくフル画面で再生できます。
解像度は1024×576ですが、カスタマイズで1366×768も可能なのです。この解像度は15インチクラスと同じです。ミニノートでも作業領域に困ることはありません。
LEDバックライトを採用しているため液晶が長寿命で輝度が高く、また、省エネであるためバッテリーの持ちがよいメリットがあります。
そのほか注目ポイント
2.5インチのHDD搭載
パフォーマンスのよくない1.8インチではなく、一般的なノートと同じ2.5インチ SATA のHDDを搭載。ハードディスクなので充分な量の保存ができます。
ファンレス設計
放熱用のファンがないので、極めて静音。図書館など動作音だけでも気になるような場所でも、気兼ねなく使えます。しかも長時間使ってもほとんど発熱が気になりません。
130万画素のWebカメラを標準搭載
カスタマイズ追加なしで、ビデオチャット可能なWebカメラが搭載されます。
選べるカラーバリエーション
姉妹機同様、ブラック、ホワイトに加え複数色の中から天板カラーを選ぶことが出来ます。
3規格対応カードリーダ搭載
SDカード(SDHC対応)/MMC/メモリースティックDUOの3規格に対応したメモリカードリーダーを搭載。
光学ドライブは搭載せず
小型化のため、CDやDVDの読み書きをする光学ドライブを内蔵していません。ソフトやシステムをCDからインストールするときは外付けのドライブが必要になります。
ベストなミニノート
最小で1.17kgという軽量で、旅行先でブログを書くなどアウトドア派にもぴったり。 付属のACアダプタは携帯用途を考慮されており、約180g(単3電池7本分に相当)と非常に軽量。一般的なモバイルノートを携帯するのが億劫と思っていた方にお勧めできるタイプです。省エネ&ミニサイズ構造のため、ミニノートならではの性能ですが、インターネットやネット動画の再生、デジカメ写真、音楽の再生、ビジネスソフトを使う分には充分です。
3セルバッテリーでは公称駆動時間が約3時間5分となっていますが、もっと必要な方は大容量のバッテリーも選べます。
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