2009年3月に、デル Studio One 19が新発売!
2009年3月に、デルでは2代目となる液晶モニタ一体型のモデルが発売されました。
その名も「Studio One 19」。19インチワイド画面(正確には18.5インチワイド)搭載で前回のXPS Oneのネーミングよりは、わかりやすくなっています。
美しい曲線を用いたインテリア向けのデザインで、パソコン特有の堅苦しさがありません。18.5インチワイド(1366×768)の液晶一体型で、美しいラインのパソコン。画面は液晶テレビと同じアスペクト比(横縦の比率)16:9で、テレビ向けコンテンツの再生では上下に黒帯が入りません。
タッチスクリーンモデルでは、マルチタッチ対応で2本の指で画面越しに操作ができます。2本の指でつまむ、広げる、縮める、ドラッグ&ドロップといった操作が画面越しに行えます。タッチスクリーン専用のソフトも付属するので、基本操作だけでなく、いろいろと楽しめます。
また、非タッチスクリーン・モデルなら購入予算を抑えられるので、第一にインテリアを重視する方にも選択肢があります。
ワイヤレスキーボードとマウスが付属、スピーカーも内蔵。電源ケーブル1本のみとシンプルで、わずらわしい配線がありません。それでいてコンパクトに設置できるのもメリットです。
130万画素ウェブカメラ、ワイヤレスLAN内蔵など自由にカスタマイズできます。カラーバリエーションも豊富で、ホワイト、グレー、ピンク、レッド、ブルーなどお好みの色が選べ、女性にも購入しやすいです。
従来の液晶一体型よりも高性能
Studio One 19はデルの2代目にあたる液晶一体型パソコンです。前機のXPS OneでもCore 2 Duoが搭載可能でしたが、今回のStudio One 19では、クアッドコアのCore 2 Quadが搭載可能になりました。構成パーツはちゃんとデスクトップ用を採用しているところも評価できます。
チップセット内蔵のオンボードグラフィック仕様の為、高度なゲームには性能不足です。しかし、オンボードグラフィックといってもGeForce 9400といった高い性能のカスタマイズができるので、従来オンボードでは不可能だったHDコンテンツ再生に対応できます。
ですから好みに応じて、ブルーレイディスクで映画鑑賞、地デジを楽しめます。
32bit/64bit OSが選択できる
従来の32bitOSだけでなく、64bit OSもサポートしています。
64bit化により大容量メモリの搭載が可能
32bit版ではメモリ搭載が最大4GB(認識は3〜3.5GB)までですが、64bit OSにすれば、4GB以上の認識が可能となります。しかし、64bit OSには対応ソフトの問題があるので選択するときは使う環境を考慮してください。
基本的な端子は充分装備
側面にUSB端子が2つ(背面側に4つ)、7規格対応のメディアカードリーダー、ヘッドフォンとマイク、100BASA-TXのLAN端子、オーディオ出力を装備。装備する端子のバリエーションは少ないですが、メインとなるUSB端子の数は充分です。
Studio One 19の選択基準
液晶一体型はひとつにまとめたようなパソコンなので、設置のしやすいですが、将来モニタを変更できません。修理となるとモニタもパソコンも持っていかれるデメリットがあります。
また、Studio One 19の場合、USB端子やカードリーダーなど主要な端子は押さえてありますが、IEEE1394はありませんし、拡張カードを追加できるような拡張性もありません。
ですから、動画編集やゲーム用にはあまり向きません。単体のグラフィック(グラフィックカード)も搭載できませんので、現在(2009年4月)のパソコン市場でいうと「中の下」の性能です。
ただし、カスタマイズ次第でブルーレイディスクのようなHDコンテンツは楽しめます。
タッチスクリーンモデルなら、ほかのモデルにはない楽しみ方もありますし、デザインやインテリア性も一線を画しています。選択のポイントは性能よりもこのあたりが肝になります。
【詳しくはデルのサイトで⇒ Studio One 19終了】
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