DELL 15型ノートのキーボード（テンキー無し） ※14型への流用あり
XPS 15（L521X）などで採用のキーボード 【2012年】
2012年7月論評 / 同年6月発売の15.6インチノート、XPS 15（L521X）が搭載していたキーボード。13.3インチノート XPS 13（L321X）のキーボードに非常によく似ているが、よく比べてみると、こちらのほうがEnterキーが大きい。その代わりに「Enterキーの左隣にある4つのキーが小さくなるデメリット」も生じている。そしてF7にはディスクのイジェクトボタンが付いている。
ファンクションキーと兼用になっているメディアボタン。Fキーの印字が上にあるので、初期設定では通常のFキーが優先キー（プライマリ）になると思われる。劣後キー（セカンダリ）のメディアボタンはFnキーと同時押しで使う。これはBIOSやWindowsモビリティからでも変更可能。バックライトキー（F6兼用）をを押していくごとに、オンオフおよび、2段階の調光可能。
このキーボードの基本構造
このモデルは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ。「キー部分のくり抜き型」である。キーボードエリアが少し窪地または低地になって、くり抜かれた穴からキートップが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤は、そのままパームレスト全体の一部（1プレート）となっている。（補足：キーボードの地盤について）
アイソレーション・キーボード採用
このモデルは「アイソレーション・キーボード」を採用している。アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境に急増した。
このキーボードを搭載する15.6インチノート、XPS 15（L521X）の様子と、バックライト点灯中の様子。
14型ノートでの採用例 ～ XPS 14（L421X）
2012年7月論評 / 同年6月発売の14インチノート、XPS 14（L421X）でも同じキーボードを搭載する。
同じキーボードを搭載する、XPS 14（L421X）と、XPS 15（L521X）を並べた様子。どう見ても15型向けに設計されたキーボードではない。本来は13型/14型向けだろう。不明。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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