14インチのモバイル・ゲームノート、DELL Alienware M14xを紹介します。約2.9kgなのでやや重量がありますが、ハイパフォーマンスのグラフィック性能を持ち出すことができます。
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DELLのモバイルゲームノート、Alienware M14x
14インチの本格ゲームノートAlienware M14xを展示会場で拝見したのでちょっと紹介します。外観だけなのでレビューと言えるレベルではありませんが、撮影した分に限り記事を書きます。
Alienware M14xは2011年4月に発売されました。14インチなので、据え置き用かモバイル用か微妙なラインですが、DELLサイトではどうやらモバイル・ゲームノートとして押しているようです。重量は最小でも約2.9Kgあり、モバイルにしてはヘビー級です。15.6インチノートのXPS 15が2.5kgほどなので、気軽にモバイルとはいかないでしょう。重量はともかく、14インチノートですので、通常のカバンに入れて持ち運べるのはメリットですね。(サイズは幅337mm × 奥行258.34 mm × 厚み37.8 mm 。)
また、Alienware M14xは他社製と比べても類のない最強14インチノートですので、熱狂ゲームユーザだけでなく、グラフィックワーク中心のビジネス用にも高いパフォーマンスを活かせそうです。ただ、この独特なデザインにはクライアントもびっくりするに違いありません。意外と話のネタになったりして・・。価格もゲームノート構成にしてはかなり安いので、無理なく購入できるモデルでしょう。
Alienware M14xはSandyBridge設計であり、モバイル Intel HM67 Express チップセットを採用。第2世代Core i5/i7が搭載可能です。この展示機ではCore i7-2630QMが搭載されていました。4コアのクアッドコアでHTテクノロジーによって8スレッド動作します。マルチコア対応ゲームではパフォーマンスが有利です。Core i7-2630QMの場合、ターボブーストテクノロジー2.0によって、2.0GHzから最大2.90 GHzまでクロックアップします。ターボブーストも2世代目となりクロックアップに踏ん張り機能をみせます。
第2世代Core iシリーズでは「×××0が通常電圧版、 ×××9が低電圧版、 ×××7が超低電圧版」なので、Alienware M14xでは通常電圧版が採用されています。
NVIDIA Optimusテクノロジーが採用で自動省エネ
ゲームノートと言えば消費電力の高さですが、節電機能も備わっています。NVIDIA Optimusテクノロジーが採用されているため、ネットなど軽度の使用では電力食いのGPU機能はオフとなり、内蔵グラフィックのHDグラフィックス3000が機能します。自動で切り替わるので手間いらずです。標準で大容量8セルリチウムイオンバッテリが採用されているので、ゲームでの長時間プレイを考慮しているようです。8セルバッテリーなら、やや重量増しになるの道理でしょう。
Windowsエクスペリエンスインデックスをみたところ、省エネモードのためグラフィックはHDグラフィックス3000で動作しておりました。ゲーム以外ではほとんどGPUの出番はないでしょう。
メモリは最大8GBまで搭載可能となっており、DDR3 SDRAMメモリを採用。一般的な1333MHzか、もっと高速な1600MHzが選択できます。
GPUにはNVIDIA GeForce GT 555Mを搭載しており、ビデオメモリを1.5GBか3GBか選べるようになっています。ほとんどのゲームは1.5GBで十分だと思いますけど。
GT 555MはGT 500シリーズの最強ファミリーです。CUDAコアが144基もあり、ゲーム用に申し分ないグラフィック性能です。
「GeForce GT 400M」シリーズ | |||||
ファミリー | GT 445M | GT 435M | GT 425M | GT 420M | GT 415M |
開発コード | GF106 | GF108 | GF108 | GF108 | GF108 |
CUDAコア | 144基 | 96基 |
48基 | ||
コアクロック | 590MHz | 650MHz | 560MHz | 500MHz | 500MHz |
シェーダー クロック |
1180MHz | 1300MHz | 1120MHz | 1000MHz | 1000MHz |
3D Vision | ○ | ○ | ○ | × | × |
「GeForce GT 500M」シリーズ | |||||
ファミリー | GT 555M | GT 550M | GT 540M | GT 525M | GT 520M |
CUDAコア | 144基 | 96基 |
48基 | ||
コアクロック | 590MHz | 740MHz | 672MHz | 600MHz | 740MHz |
シェーダー クロック |
1180MHz | 1480MHz | 1344MHz | 1200MHz | 1480MHz |
3D Vision | ○ | ○ | ○ | × | × |
「GeForce GT 400M」シリーズと「GeForce GT 500M」シリーズのスペック表を掲載するので、比較の参考にどうぞ。当然、若干のパフォーマンス差はあると思いますが、GT 555Mは前世代にあたるGT 445Mに近い性能でしょう。※GT 445Mの性能はレビュー済みです。
Alienware M14xはLEDバックライトの光沢液晶モニタを採用。ベゼルレスのフラットな表面です。14インチ画面ですが、解像度は1366X768および1600X900が選択可能です。
画面上部には、200万画素HD解像度カメラを内蔵。
システム制御やイルミネーションライトなどのカスタマイズは、Alienwareコマンドセンターというユーティリティソフトを使います。Alienwareコマンドセンターには、AlienFX Lighting(イルミネーションの割り当て)、AlienFusion(電源管理)、AlienTouch(タッチパッドコントロール)があります。この写真に映っているのはAlienFX Lightingです。
各ゾーンへのイルミネーションの割り当てが可能。ディスプレイを開いている状態では、9ヶ所のゾーンがあります。
Alienware M14xのキーボードとその周辺をチェック。
やや近未来的なデザイン。
白い縁取りがしてあり、くっきりとした視認性のあるキーボード。キーボードのイルミネーション・ゾーンは4区画あります。
会場が明るいのでキーボードバックライトのイルミネーションが分かりにくいですが、こうするとちょっと分かっていただけるでしょうか?イルミネーションカラーの変更はもちろん、オフも可能です。
キーボード左側。スタートキーはやや小ぶりで、スペースキーに面積を割り振っているようです。
キーボード右側。ゲームノートということもあり、特にカーソルキーには気を遣っているようです。カーソルキーは一段下がって配置されています。
カーソルキーの操作。フルサイズのキーではありませんが、操作はしやすいです。これで誤操作の軽減がされています。
ほどよい手応えで、ゲームノートっぽい操作性。Enterキーが2列目なのはDELL独特ですが、空間もあるのですぐに慣れるでしょう。
斜め角度から。
キートップは指になじむ波状型。
ベゼルに見えるALIENWAREの発光ロゴでは、イルミネーション設定が可能。
エイリアンヘッドは電源ボタン。これもイルミネーション設定が可能。エイリアンヘッドの発光はバッテリーの残量や充電具合、スタンバイモードなどのステータスによって変化します。
タッチパッド。縁はカラー設定できるイルミネーション。
クリックボタンの手応えもよし。
正面からみると、コンセプトカーのようなデザイン。
従来のモデルと同じであれば、ここはスピーカー部分。(未確認。)イルミネーション設定が可能です。
右側スピーカー。サウンドシステムにはWaves MaxxAudioが搭載され、サウンドデバイスでは5.1chに対応。また、HDMI接続の7.1chに対応。さらに創業1946年の老舗メーカー・Klipsch(クリプシュ)の内蔵2.1スピーカ構成。ゲームでは肝心要の臨場感あるサウンドとなっています。
キーボードの上部にスピーカらししきものが見えますが、何なのか不明。マニュアル書をダウンロードして確認しましたが触れられていませんでした。左側にワイヤレスのライトとCapsLockのライトが配置されています。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より