XPS M1730ついて解説
ほとんど、すべてのゲームに対応できるといわれるモンスタースペック級ノートパソコン。他社ではありえないハイスペックでありながら、コストパフォーマンスにも魅力がある。
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XPS M1730のインターフェース ≫ ワイヤレスLAN
業者向けにグラフィック・ソフトの販売をしている知人が、翌日、出張先でプレゼンがあるとのことで会社からXPS
M1730を持ち帰っていました。
XPS M1730はDELLの最高峰ゲーム専用ノートパソコン。しかし知人はゲーム用としてではなく、販売するグラフィックソフトを動かすためにプレゼン用として使用しています。この某グラフィックソフトはイベント会場などに使われるソフトのようで、リアルタイムで高度なグラフィック処理が求められるそうです。そこで、移動先でも使える、バカみたいにハイスペックなノートパソコンを探していたところXPS
M1730に行き着いたようです。ここまでハイスペックなのは他にほとんど選択肢が無く、DELL製が最もコストパフォーマンスに優れていると言っていました。ちなみに、実用性が検証されたので2台目の導入もあるそうです。
そこで、短時間ながらレビューをさせてもらいました。スペックテストまではできませんでしたが、外観を中心に紹介したいと思います。
XPS
M1730は17インチワイド光沢液晶のゲーミングPC。Core 2 Extremeが搭載可能でオーバークロック設定もできます。PCのパフォーマンスを最大限に活かしたいヘビーユーザー向けです。
AGEIAのPhysXエンジンチップを、ノートPCとして初めて搭載可能となったモデルです。PhysXとは物理的な動作に関する演算を専用に行なうエンジン。ゲーム上で、髪の毛や埃、飛び散る破片など微細な表現ができます。対応ゲームにおいてはリアルな表現が可能です。
その他、ハードディスクを2台搭載できる拡張性。SLI対応で2つのグラフィックスカードを同時に実行できるなど、ゲーマーのための究極ノートです。
GPUは、NVIDIA
GeForce 8800Mや8700Mが搭載可能で、現時点の最高レベルのグラフィックとなります。また、ハードディスクの代わりに「ソリッドステートドライブ」の選択もできます。
ソリッドステートドライブ/SSD(Solid State Drive)とは
SSDはHDD型のフラッシュメモリー。HDDと同じSATA規格で転送できるようにしてあり、また、サイズもHDDと同じく3.5/2.5/1.8インチがあり、外見もHDDそのものです。
SSDの最大のメリットは、HDDのように磁気ディスクをグルングルン回す必要がなく、磁気ヘッドを動かす必要もないことです。それによって、「データの高速転送、省エネ、長寿命、動作音がない、軽量、衝撃に強い」などを実現しています。
デメリットは、容量が少ないことと、コストがやや高めであることです。
XPS M1730の天板カラー
左右のアクセントカラー(カラーパネル)は、クリムゾンレッド、サファイアブルー、ボーンホワイト、スモークグレーからの選択できます。
デザインの深みを感じさせる、ハイドログラフィックパターンでプリントされた天板。
XPS M1730天板のバックライト イルミネーション
16色に変化するイルミネーション機能を搭載。このカバーとDELLロゴのイルミネーションライトは、ゲーマーのこだわり心をくすぐります。
イルミネーションライトはLEDなので、球切れの心配もなく半永久的に点灯します。ビジネス用に使用している知人は、「こんなイルミネーションライト、いらないよ。」といっていましたが、本来はゲーム用PCであるため、このくらいの遊び心はあってもいいでしょう。
スピーカ部のバックライト イルミネーション
ヘッドランプのようなライト。スピーカーグリルのついた画期的なデザイン。
XPS M1730/キーボードのバックライト
バックライトイルミネーション搭載のキーボードなので、暗い部屋でも操作可能です。
写真では、液晶画面のライトがあたりブルーになっていますが、本来は白いバックライトで落ち着いた感じがします。
タッチパッドにもLEDライトが仕込まれており、XPSのロゴが点灯しています。そのため位置確認ができるので、暗所での作業ができます。また、16色から好みの色に設定可能です。
イルミネーションライトは、対応ゲームなら動作に合わせて色を変えることができます。
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