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驚愕!業界最薄の15.6インチのゲーミングノート。さらにイルミネーションなど娯楽機能満載!

HP OMEN15-5100 レビュー

「最薄部で約15.5mmという超極薄15.6インチ・ゲーミングノート!」のOMEN15-5100をレビューします。 Core i7-4720HQ プロセッサーを搭載したHaswell設計で、前モデルのOMEN15-5000と変わらず、モバイル インテル HM87チップセットが採用されています。筐体は変わらずの、カスタマイズ・リニューアルしたモデル。

HP OMEN15-5100 レビュー業界最薄の15.6インチのゲーミングノートGPUにはNVIDIA GeForce GTX 960M 4GB (GDDR5)を搭載。これはデザイン上の排熱対策なのか、ハイエンドゲームノートとしては控えめなGPUが採用されています。

ストレージにはPCI Express, M.2接続の512GB SSDを搭載しており、ゲームのローディングがかなり高速化されています。モデルには15-5109TXと15-5110TXがあって、それぞれ8GBメモリ搭載と16GBメモリの搭載となっています。なお、メモリは直付のオンボードメモリため換装できる構造ではありません。

今回レビューしたOMEN15-5100は以下の構成となっています。

HP OMEN15-5100レビュー

今回レビューした構成: HP OMEN15-5100

  • Windows 8.1 Update (64bit)
  • 15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080)
  • Core i7-4720HQ プロセッサー (2.60GHz-3.60GHz, キャッシュ6MB)
  • 16GB オンボード (1600MHz,DDR3L SDRAM)メモリ
  • NVIDIA GeForce GTX 960M 4GB (GDDR5)
  • 512GB SSD (PCI Express, M.2接続)
  • 2015年7月15日調査
    予算参考:調査時点の最小構成価格:¥199,800 (税抜)~

※2015年7月15日時点のレビューになります。供給状況により仕様変更の場合もあります。詳しくはHPサイトをご覧ください。

HP OMEN15-5100の極薄デザインと装備インターフェース

筐体デザインはOMEN15-5000のときと変化は見られません。ここではさらっとデザインを紹介しますので、細部に関してはOMEN15-5000のレビュー記事を参考にしてください。

HP OMEN15-5100の極薄デザインまずは梱包箱を紹介。OMEN15-5100本体に合わせた形状の箱で、側面が傾斜になっています。パッケージの柄がどうもダース・モール(スター・ウォーズのキャラ)に見えてしまう・・。

アルミ削り出しのブラックボディCNC(コンピュータ数値制御)加工による、アルミ削り出しのブラックボディ。サンドブラスト加工によって梨地の手触りがする天板です。そしてトライアングル・ドットのパターンの溝が無数に広がっているという、高度な加工が高級感を出しています。さらにアクセントとして、HPロゴが削り出されて立体になっています。実際に持ち抱えてみると、堅牢性が伝わってきます。

OMEN15-5100の重量を測る重量を測ると、公称通り約2.15kg。ゲームノートとしてはもちろん、15.6インチノートとしてもわりと軽量です。

ACアダプタ120WのACアダプタはそこそこ重量があるため、本体と合わせて携帯するとやや重くなります。

イルミネーション機能搭載

イルミネーション設定キーボードのバックライトや、スピーカ、電源ボタンにイルミネーション設定ができます。HP OMEN Controlというツールによりカラー設定が可能です。またHP OMEN Controlでは、ショートカットやマクロをプログラムボタンに割り当て、Windowsキーを無効化 、ファン回転などが調整できます。HP OMEN Controlについては、以前のOMEN15-5000レビューで紹介しています。

フルHD(1920 × 1080)のディスプレイ

15.6インチにフルHD(1920 × 1080)解像度15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ。15.6インチにフルHD(1920 × 1080)解像度なので、文字は細かくなりますが、上級者向けの広領域となっています。ディスプレイベゼルに、内蔵マイク ×2基、HP TrueVision フルHD Webcam を内蔵しています。

ゲーム専用にはほぼ無用な「タッチディスプレイ仕様」であり、前回のOMEN15-5000のときに「ゲームだけではないプレミアム感」を追加したとHPスタッフから聞いたことがあります。これはOMEN15-5100でも引き継がれたようですが、やはり無用なのではないかと思ってしまいます。指紋の拭取りが面倒くさいし、キーボードとマウスのほうが操作が的確なんで・・。

IPSパネルさすがIPSパネル。こんな際どい角度からでも色度変移がなくスッキリと視認できます。ただ光沢パネルなので映り込み回避の面倒くささが残りますね。

レーシングカーの焼け焦げたマフラー背面の排熱を妨げないヒンジ構造。メッキ加工とブルーのコーティングにより、レーシングカーの焼け焦げたマフラーのような演出がされています。排気口にはイルミネーションで赤い発光演出ができます。

装備端子

スタイリッシュな視覚効果底面に向かって窪むように傾斜かかった側面デザイン。これによりかなりスタイリッシュな視覚効果を発揮しています。最薄部15.5mm~19.9mm(最厚部、ゴム足含まず)という薄さです。前面には端子の配置はありません。

OMEN15-5100本体を持ち上げ右側面にはSDカードスロットを配置。傾斜面で写真ではわかりにくかったので、裏返して撮影しました。この形状なのでOMEN15-5100を動かさずにSDカードの抜き差しはほぼ不可能です。指が入っていかないので、OMEN15-5100本体を持ち上げたり、傾けたりして扱うしかありません。なお、左側面には装備端子はありません。光学ドライブも非搭載です。

OMEN15-5100背面装備端子背面に端子が集中しているので、頻繁に抜き差しするユーザーには不便かもしれません。基本は常時接続といった感じでしょうか。電源コネクタ、USB3.0×4 (電源オフUSBチャージ機能対応) 、HDMI 端子、Mini DisplayPort端子、ヘッドセット端子を装備しています。

mini DisplayPort出力で最大3840×2160が可能なので、大画面・高解像度モニタへの出力にも対応しています。

底面とエアフロー

背面へ排気されるエアーフロー底面のトライアングル・ホールから大々的に吸気され、背面へ排気されるエアーフローです。

空冷ファントライアングル・ホールの様子。また、HPサイトには内部の空冷ファンが紹介されており、これをみると中央にCPUとGPU、左右に空冷ファンを置くデュアルファン式。3本のヒートパイプによって強力に冷却しているようです。リチウムイオンポリマー バッテリ (4セル)が内蔵されており、公称駆動時間では約4時間30分。

キーボード

OMEN15-5100のキーボード一覧パームレストに手を置くと、アルミボディの剛性を肌で感じ取れます。概ねキーピッチ19mmのフルサイズキーボードで、浮石型のキーです。Enterキーが大きくて使いやすいです。左端には、ショートカットやマクロの割り当てが可能なプログラマブルキーを6個配置しています。

OMEN15-5100のタイピング風景左端のプログラマブルキーがタイピングの邪魔になるかと思いましたが、意外にすんなりと慣れました。

左右に配置したデュアルスピーカーは、設定すれば音に合わせてバックライトが瞬く動作をします。OMEN15-5000ではBeatsAudio デュアルスピーカーでしたが、OMEN15-5100ではBang & Olufsen デュアルスピーカー搭載となっています。

キー操作の様子カーソルキーの上キー・下キーは特に小さく、個人的には扱いにくいと思うのですが、上下間の移動距離が短いため、ゲームにおいて対応が速いというメリットがあるようです。これの良し悪しはユーザー次第でしょうか。

キーストロークは浅めですが、OMEN15-5100の筐体から想像していたキーストロークよりは、打鍵感がしっかり感じられます。タッチパッドエリアは非常にワイドで、ゲーム向きの設計だと納得できます。ただ、指が中央辺りにあると右クリックと左クリックの境目が判定しずづらくなります。

OMEN15-5100の筐体温度1時間ほどベンチマークテストを起動したあと、パームレストの温度を測ってみました。気温31.3度という猛暑の中でチェックしています。手を置く位置はだいたい39度前後であり、真下には発熱するようなパーツは搭載されていないことが分かります。
キーボードの上部にはCPUやGPUが配置しているだけあって、47度あたりの高温でした。

OMEN15-5100 ベンチマークテスト

姉妹サイトで近々にレビューしたDELL Alienwareと、2011年にゲーム入門機として購入したDELL XPS 17(L702X)のスコアを織り交ぜて比較してみました。

HP OMEN15-5100レビュー

今回レビューした構成: HP OMEN15-5100

  • Windows 8.1 Update (64bit)
  • 15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080)
  • Core i7-4720HQ プロセッサー (2.60GHz-3.60GHz, キャッシュ6MB)
  • 16GB オンボード (1600MHz,DDR3L SDRAM)メモリ
  • NVIDIA GeForce GTX 960M 4GB (GDDR5)
  • 512GB SSD (PCI Express, M.2接続)
  • 2015年7月15日調査
    予算参考:調査時点の最小構成価格:¥199,800 (税抜)~

Core i7-4720HQと、GeForce GTX 960MOMEN15-5100に搭載されていたCore i7-4720HQと、GeForce GTX 960Mのスペック。
Core i7-4720HQでは4コア実装、HTテクノロジーによって8スレッド動作するCPUです。GeForce GTX 960Mを搭載するノートでは2GBビデオメモリが多いのですが、OMEN15-5100の搭載する GeForce GTX 960Mでは4GB GDDR5ビデオメモリを実装しています。

NVIDIA Optimusテクノロジーがあるので、負荷に応じて自動的にCore i7-4720HQに内蔵するインテル HD グラフィックス 4600と切り替わります。ネットや文章作成時は、エントリーノート並みの低消費電力で落ち着いています。

各ベンチマークで比較

マカフィがバックグランドで悪さでもしたのか、ちょっと腑に落ちない結果も見られますが、判定されたスコアをそのまま掲載します。GPUは次世代になったものの、プラットフォームは同じであり、OMEN15-5000の時から大きくパフォーマンスアップというわけではなさそうです。

2011年に購入したDELL XPS 17(L702X) が、当時としてもハイエンドではないにせよ、比較してしまうといまや「とほほ・・」のパフォーマンス。そしてAlienwareシリーズはGTX 980M 4GBを採用しているだけあって大分差をつけたパフォーマンスとなっています。OMEN15-5100では、デザイン性重視もあってたぶんGTX 960M 4GBが限界なんでしょう。

製品 ゲーミングノートOMEN15-5100
OMEN15-5100
(2015年)
OMEN15-5000
(2015年)
XPS 17(L702X)
(2011年)
Alienware 15
(2015年)
Alienware 17
(2015年)
構成 Win8.1 64bit
i7-4720HQ
GTX 960M 4GB
16GB メモリ
Win8.1 64bit
i7-4710HQ
GTX 860M 4GB
16GB メモリ
Win7 HP 64bit
2670QM
GT 555M 3GB
8GB メモリ
Win8.1 64bit
i7-4710HQ
GTX 980M 4GB
8GB メモリ
Win8.1 64bit
i7-4980HQ
GTX 980M 4GB
8GB メモリ
CINE 35秒 34秒 59秒 35秒 35秒
ST4 350.42 fps 351.45 152.34 444.69 507.69
BIO5 117.4 fps 138.1 43.4 - -
BIO6 6287 5376 1591 11952 12103
FFエオ 7563 - 2750 - -
FF蒼天 6841 - 2604 - -
ラスレム 60.53 fps - 43.24 - -

※CINE=CINEBENCH R10 ⇒レンダリングに要した時間
※ST4=ストリートファイター4 ⇒ 1280 × 720ウィンドウ表示 / 設定デフォルト
※BIO5=バイオハザード5 ⇒ 1920×1080 フルスクリーン表示 / 設定デフォルト
※BIO6=バイオハザード6 ⇒ 1920×1080 フルスクリーン表示 / 設定デフォルト
※FFエオ=ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア ⇒ 1920×1080 高品質(ノートPC)フルスクリーンモード
※FF蒼天=ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ⇒ 1920×1080 高品質(ノートPC)フルスクリーンモード / DX9
※ラスレム=ラストレムナント⇒ 1920×1080 フルスクリーン表示 

ドラゴンクエストプレイOMEN15-5100にて、ドラゴンクエストX ベンチマークテストの結果。最高品質フルHD(1920 × 1080)のフルスクリーンで、スコア:12023でした。

OMEN15-5100の消費電力調査アイドル時では24Wあたり、ベンチマーク中ではだいたい90Wあたり。

ストレージチェック~PCI Express, M.2接続の512GB SSD

サムスン製MZHPU512HCGL-000H1最新の高速規格、PCI Express, M.2接続の512GB SSDを搭載していますが、今回のOMEN15-5100実機ではサムスン製MZHPU512HCGL-000H1が採用されていました。シーケンシャルで700MB/s以上とはなんとも爆速。

以下の4機種でも調べてみました。HDDと比較するのは論外だとしても、同じM.2接続のSSDでもサプライヤによって随分パフォーマンスが違うみたいですね。ユーザーはサプライヤを選べないので何ともいえないのですが。

OMEN15-5000
(2015年)
XPS 17(L702X)
(2011年)
Alienware 15
(2015年)
Alienware 17
(2015年)
Win8.1 64bit
i7-4710HQ
GTX 860M 4GB
16GB メモリ
Win7 HP 64bit
2670QM
GT 555M 3GB
8GB メモリ
Win8.1 64bit
i7-4710HQ
GTX 980M 4GB
8GB メモリ
Win8.1 64bit
i7-4980HQ
GTX 980M 4GB
8GB メモリ
M.2接続SSD
HDD M.2接続SSD
M.2接続SSD

OMEN15-5100の購入検討ポイント

GeForce GTX 980Mを搭載するようなモンスター級ノートではありませんが、やはりゲーミングノートでありながら、ウルトラブックを彷彿させるような極薄スタイリッシュ・デザインというのが第一ポイント。容量の少なさがネックとなるSSDが512GBもあるので、ゲームのインストールにも余裕があり安心です。イルミネーション機能というのもマニア心をくすぐるギミックです。また、15.6インチノートとしても軽量なので、持ち出しやすいです。

購入ポイントをまとめてみたOMEN15-5100ガイド純粋にゲームノートを求めるユーザーにとっては、タッチパネルと光沢液晶が不要な気がします。ただ、ゲームだけでなく所有する優越感とプレミアム感も必要なら、これはありなのかもしれません。詳しくはHP公式サイトへ!

レビュー項目

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