Atom系およびCore系の2択ができる、ホームモバイル！14インチノート

HP 14-acXXXシリーズレビュー

HP 14-ac000 （2015年夏モデル）とHP 14-ac100 （2015年秋冬モデル）

HP 14-acXXXシリーズでは、「ライトユーザー向けにAtom系Celeron搭載」と、「スタンダードユーザー向けにCoreシリーズの搭載」がある。同デザインでも、異なるテクノロジーから2択できる仕様。ネットくらいなら格安のCeleronモデル、サクサク幅広く活用したいならCore搭載を選択するとよい。ダイヤモンドパターンの凹凸がついた天板デザイン。光学ドライブも内蔵されている。

HP 14-acXXXシリーズのパーツ構成概要

シリーズを通してPCケースのデザインは同じだが、カスタマイズ更新したり、新たなテクノロジーを採用して後継機のリニューアルモデルが登場する。では、各モデルの概要をチェックしてみよう。

HP 14-ac000 （2015年夏モデル）

Windows 8.1 モデル。ディスプレイ、HDD、光学ドライブは固定構成。メモリは4GBと8GBが選べる。
エントリーモデルではAirmont設計（第4世代のAtom系）で、ネットブックの流れをくむテクノロジーが採用されているため、ネット中心のライトユーザー向けで格安。また、スタンダードモデルではHaswell設計（第4世代Core）であるため、こちらはその名の通りスタンダードな性能である。この2つは性能差がかなりあるので、目的をはっきりして選択は慎重にすべき。
このように同じHP 14-ac000でも、設計技術は別物なので理解しておく必要がある。単体GPUの搭載は無く、搭載する各CPUの内蔵型グラフィックが使われる。ダイヤモンドパターンの凹凸がついた天板で、カラーはホワイトシルバー。パームレストには交差したヘアライン風のプリントが施してある。

共通	Windows 8.1 （64bit） 14.0インチワイド・HDブライトビューディスプレイ (1366×768) 500GB HDD (SATA, 5400回転) DVDスーパーマルチドライブ
CPU	エントリーモデル　※Airmont設計（第4世代のAtom系） Celeron N3050 (1.60GHz～2.16GHz, キャッシュ 2MB)
CPU	スタンダードモデル　※Haswell設計（第4世代Core） Core i3-4005U (1.70GHz, キャッシュ 3MB)
メモリ選択	4GB (4GB×1) DDR3L- 1600MHz 8GB (8GB×1) DDR3L- 1600MHz

※構成は2015年10月調査時点。パーツ供給状況により異なる場合がある。

HP 14-ac100 （2015年秋冬モデル）

Windows 10 モデル。パーツでは固定構成やメモリ選択がHP 14-ac000と共通。
ベーシックモデルがAirmont設計（第4世代のAtom系）となり、エントリーモデルとスタンダードモデルがBroadwell設計（第5世代Core）となっている。筐体デザインではHP 14-ac000からの変化は見られない。装備端子や端子の配置も同じ。

共通	Windows 10 Home (64bit) 14.0インチワイド・HDブライトビューディスプレイ (1366×768) 500GB HDD (SATA, 5400回転) DVDスーパーマルチドライブ
CPU	ベーシックモデル　※Airmont設計（第4世代のAtom系） Celeron N3050 (1.60GHz～2.16GHz, キャッシュ 2MB)
CPU	エントリーモデル　※Broadwell設計（第5世代Core） Core i3-5005U (2.00GHz, キャッシュ 3MB) スタンダードモデル　※Broadwell設計（第5世代Core） Core i5-5200U (2.20GHz～2.70GHz, キャッシュ 3MB）
メモリ選択	4GB (4GB×1) DDR3L- 1600MHz 8GB (8GB×1) DDR3L- 1600MHz