幅34mm、容量わずか1リットル!業界最小の超コンパクトデスクトップ(Skylake設計モデル)
HP EliteDesk 800 G2 DM レビュー
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レビュー項目
- HP EliteDesk 800 Gシリーズ DM 概要TOP
- HP EliteDesk 800 G1 DM レビュー(Haswell設計)
- HP EliteDesk 800 G2 DM レビュー(Skylake設計)
EliteDesk 800 G2 DMの装備インターフェース
EliteDesk 800 G2 DMのケースデザインは、HP EliteDesk 800 Gシリーズ DM レビュー概要編で紹介した通り。ここではSkylake設計のモデル「G2」実機をもとに紹介する。G2では、G1にはなかったUSB Type-C端子を装備している。
前面には、ヘッドフォン、ヘッドセット端子、USB Type-C端子、USB3.0端子×2基を配置。右端に電源ボタンを配置。
また前面吸気口のスリットが面積の半分を占める。そして、「音が出ればいいや」ぐらいの品質だが、スピーカを内蔵している。
背面ではモニタ出力にDisplay Port 端子 × 2、VGA端子を配置。これらすべてを使い、3画面出力が可能。別売りで「DisplayPort-DVI-D変換アダプター、DisplayPort-HDMI変換アダプター 」が用意されているので、お使いのモニタにDisplay Port 端子がない場合は、選択しておこう。そしてUSB3.0端子×4基、ギガビットイーサーLAN端子、電源コネクタを配置している。
EliteDesk 800 G2 DMは昭島工場の生産であり、MADE IN TOKYO(東京生産)のシールが貼付されている。MADE IN TOKYO(東京生産)のメリット は以下のとおり。
MADE IN TOKYO(東京生産)のメリット
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搭載パーツ例
CPU |
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メモリ |
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ストレージ |
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レビュー時点における搭載パーツ例。Skylake設計のCeleron / Pentiumのほか、Core i3 / i5 / i7のTシリーズが搭載でき、幅広いCPU選択となっている。
EliteDesk 800 G2 DMの内部構造
内部構造では、「2.5インチHDD、ケースファン、CPUのヒートシンク」が一帯を占める。
ケーブルを取り外し、レバーを押さえてロックを解除すると、HDDが工具レスで取り外せる。HDDでは4箇所に耐震ゴムが挟み込まれている。
ケースファンを持ち上げると、その下にはメモリスロット。動作中の風切音は思ったよりも静音だった。高負荷中でも気になるほどの騒音にはならない。
DDR4のSODIMMメモリスロットが2基ある。Skylake設計になったことで、次世代のDDR4規格に対応した。
なおケースファンはそのまま取り外せる機構になっている。
CPUの上に載っているヒートシンク。ケースファンがCPUファンを兼ねていることが分かる。どちらかというと、CPUファンといったほうが当てはまるかもしれない。写真撮影していないが、M.2スロットを装備しており、オプションで無線LANカードも搭載できる。
付属品など
EliteDesk 800 G2 DMで付属していたマウス・キーボード、DVDメディア、65WのACアダプタなど。縦置き用のタワースタンドは、レビュー時点ではオプション扱いだ。電源ケーブルはアース付きで太く、取り回しはよくない。なお、電源は、最高87%以上の電源効率を誇る80 PLUS「GOLD」認証となっている。
今回レビューしたEliteDesk 800 G2 DMの構成(Core i3-6100T 搭載時)では、アイドル時で7W、CINEBENCH R10レンダリング中で32W、ストリートファイター4ベンチマークテスト中で29Wあたりだった。65WのACアダプタで十分な電源容量だと判断できる。
ベンチマークテスト(Core i3-6100T 搭載時)
今回のレビュー実機では、インテル Core i3-6100T プロセッサー(3.2 GHz)を搭載している。プロセス14nmのSkylake設計であり、さらに低消費電力のTシリーズ。TDPは35Wとなっている。2コア実装でHTテクノロジーによって4スレッド動作する。
Core i3-6100T に内蔵するGPUは、インテル HD グラフィックス 530。
前世代(Haswell)と比較すると、「14nmプロセスルール採用による内部構造の微細化で動作効率が高くなり、クロックあたりのパフォーマンスが向上している」という。
ドラゴンクエストX ベンチマークテストでは、「標準品質、1280×720 ウィンドウ表示」で、スコア4170。評価は「普通」で満足というレベルまでは行かない。ストレージではHGST製の2.5インチHDDを搭載しているが、パフォーマンスは上記の通り。パーツベンダーは供給状況により異なるのであしからず。
ベンチマークテスト比較
CINEBENCH R10(CPUパフォーマンス)、ストリートファイター4(グラフィックパフォーマンス)で、ベンチマーク比較してみる。前世代であるHaswell設計(Tシリーズ)の2モデルと比較すると、確かにグラフィックが強化されているようだ。
ただ、Core i3-6100Tでは前世代のCore i5には敵わない。CPUパフォーマンスも重視するなら、Core i5-6500T やインテル Core i7-6700Tの搭載 を検討したほうがいいだろう。※この比較では、OSの32bit、64bitの違いも考慮したほうがよさそうだ。
2016年4月調査 |
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2分02秒 | 64.15 |
2014年7月調査 |
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48秒 | 53.34 |
2014年10月調査 |
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1分02秒 | 52.01 |
レビュー項目
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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