幅10cmのスリム型デスクトップ!デスクの下に省スペースで置ける
Slimline 450シリーズのレビュー項目TOP
幅が約10cmのスリムな筐体で設置性に優れ、コストパフォーマンス重視のエントリーモデル。筐体サイズの都合で拡張性の乏しさがあるものの、搭載できるCPUのグレードが幅広いく、エンコード処理などCPUパフォーマンスを重視しているユーザーなら、購入選択肢のひとつに挙げられる。フロントパネルの左端ラインにインターフェースをまとめた、スッキリしたデザイン。 |
※掲載情報はレビュー時点のものです。供給状況により仕様変更の場合があるので、詳しくはHPサイトをご覧ください。
Slimline 450シリーズのパーツ構成概要
シリーズを通してPCケース・デザインは同じだが、カスタマイズ更新したり、新たなテクノロジーを採用してリニューアルモデルが登場する。テクノロジーの違いはよく確認すべきだが、デザインに関してはシリーズ共通と理解してよい。
Slimline 450-020jp (2015年夏モデル)
Windows 8.1 モデルであり、第4世代Coreプロセッサーが搭載可能で、さらにローエンドのCeleron G1840も搭載可能、(Haswell設計のインテル H87 チップセット採用)
チップセット | インテル H87 チップセット |
OS |
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CPU |
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GPU |
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メモリ |
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ストレージ |
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光学ドライブ |
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※2015年7月20日調査時点。 ※採用パーツは、供給状況により変更になる場合もあります。
Slimline 450-120jp (2015年秋冬モデル)
Windows 10 モデルだが、単なるSlimline 450-020jpのカスタマイズ・リニューアル版。ベースは共通(Haswell設計、インテル H87 採用)。チップセット | インテル H87 チップセット |
OS |
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CPU |
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GPU |
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備考 |
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HP Slimline 450シリーズのPCケースデザイン
HPでは時期によってリニューアル・モデルが登場しますが、ここではシリーズを通して共通であるSlimline 450シリーズのPCケース・デザインをチェックします。なお、ここで掲載している写真はSlimline 450-020jpであり、PCケースに搭載されるパーツやインターフェース、マザーボードの仕様などはモデルごとによって異なる場合があります。
Slimline 450シリーズから、どうやら従来のPavilionブランドから離脱して「Slimlineブランド」を確立したようです。
幅:約 100mm 、高さ:約 319mm 、奥行き: 約 396mm 。 重量は構成にもよりますが、目安として 4.9kg ほど。
スリム型なのでデスクの下、足元に置いても場所を取りません。
Slimline 450-020jpの梱包風景。付属のキーボードとマウスは2014年にレビューした前モデルと同じでした。【HP標準付属のキーボードとマウス紹介 】
ピアノブラック!Slimline 450シリーズのフロントデザイン
フロントパネルでは、ピアノブラックの光沢パネルにドットパターンの立体があるデザインです。縦に非光沢の左端ラインがあり、ここにインターフェースがまとめられています。
上部に光学ドライブ、下部に端子群です。SDカードスロットでは挿入したSDカードが少し突っ張り気味になります。hpロゴはただのプリントであり、できればミラー調かエンブレムをはめ込むといった加工がされていれば、デザイン性はもっと向上したと思われます。フレックスカバーなどで閉じられていないので、インターフェースがむき出しのデザインで、雰囲気ではビジネスモデルに近寄ってきた感じがします。
光学ドライブのイジェクトボタンを押すとトレイが出てきます。搭載されているのはノートパソコンで採用されるスリム型です。デスクトップ用の光学ドライブよりも省エネなのはいいですが、読み取りスピードなどのスペックは落ちるでしょうね。デスクトップ用と比べて不便なところは、横向きの角度でディスクを軸にはめなくてはならない点が挙げられます。
フロントパネルの上部右端に電源ボタンを配置しています。起動するとLEDでマークが点灯します。
左右側面、天井面、通気口など
Slimline 450シリーズの右側面には通気口なし。メーカー推奨ではないですが、この面を下に接すれば、横置きしてもよさそうです。その場合、滑らないように耐震マットなどを敷くといいでしょう。
左側面にCPU側とグラフィックカードなどを搭載するPCI Expressスロット側の通気口があります。そして天井面にCPU側とストレージ側の通気口が配置されています。
この左側面のサイドパネルではビス1本で固定されており、外すと後方にスライドでき、内部にアクセスすることができます。サイドパネルは一枚板の端を折り返して強度を上げた簡易なもの。特別な剛性はないですが、実用性に問題ないです。、無論、踏んだりして歪ませないように注意した方がいいですね。
底面では前方2箇所にゴム足が付いています。またフロントパネルの左端ラインは底部まで伸びています。
背面
Slimline 450シリーズ背面の上部にはマザーボード直結のオンボード端子群と通気口が配置されています。下部には拡張カードスロット(PCI Express スロット)。PCケースの見た目では4スロット分ですが、マザーボード側で省略されている場合があるので、使えるスロット数は各モデルのマザーボード次第です。装備端子を含め、これは各モデルごとで紹介します。固定金具とビス1本でまとめて拡張カードやブラケットが固定されています。
Slimline 450シリーズの、PCケース内部
では、内部を見て行きましょう。この写真はSlimline 450-020jpのものですが、ここではSlimline 450シリーズとしてPCケースの構造を見ていきます。搭載パーツやマザーボードの仕様は各モデルごとのページで解説ます。
エアーフローは前方の下部に取り付けられた吸気ファンによる正圧タイプです。(排気ファンを持たず、吸気ファンで溜め込まれた空気が自然にPCケース外に排気されるシステム)。正圧タイプでは、吸気される場所以外、すべての隙間が排気口となるため、一般的にホコリを溜め込みにくい構造と言われます。ただ、CPUやグラフィックカード、電源ユニットのファンの影響もあるので、何とも言えませんけど。
Slimline 450シリーズのフロントパネルを外した様子。吸気ファンの向かい側(つまりSlimline 450の前面スチール)に吸気口があると思ったのですが、これが無いんですよね。距離が離れているのですが、おそらく、吸気ファン上部にあるドライブマウンタ側の吸気口から取り込んでいると思われます。吸気の際、HDDなどの冷却を狙っているのだと思われます。
Slimline 450シリーズでは正圧タイプのエアーフローなので、PCケースには排気ファンがついていません。
底部の後方に電源ユニットが搭載されています。
光学ドライブとストレージのマウンタ
前方の上部に光学ドライブおよびストレージがセットになったマウンタが取り付けられています。スリム型光学ドライブベイが1基、3.5/2.5インチ兼用ドライブベイが1基です。奥にまだスペースがあるのでストレージベイがもう1基追加できそうですが、マウンタが対応していません。
光学ドライブのレバーを押すとロックが解除され、前方へスライドしながら取り外せます。
光学ドライブを外すと、ストレージの固定ネジが確認できます。HDDが立てた状態で固定されています。ネジ穴を変えれば2.5インチドライブも固定できるようです。
Slimline 450シリーズは最低限の拡張性で、しかも拡張カードがロー・プロファイルに限られるデメリットがありますが、何よりもスリムで設置性に優れている面がメリットです。電源が控えめで、本格ゲームに満足なグラフィックカードが搭載できないエントリーモデルですが、CPUパフォーマンスを中心に重視しているユーザーなら選択肢に挙げられるでしょう。
- HP Slimline 450シリーズレビューTOP~PCケースデザイン(現在のページ)
- Slimline 450-020jp レビュー~Haswell設計モデル(インテル H87)
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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