幅約10cmのスリムボディ!省スペース設置のエントリーデスクトップPC
HP Slimline 260のレビュー
幅が約10cmのスリムボディ。前モデルよりも奥行きが短くなり省スペースの設置性が向上したコンパクト・エントリーデスクトップ。フロントパネルは光沢ピアノブラックで、ドットテクスチャーのデザイン。PCI Express x16を1スロット装備しているが、デスクトップの拡張性はかなり低いシンプル構造。基本的には内蔵グラフィックがメインの低消費電力で、コストパフォーマンスのタイプ。 |
※掲載情報は2016年9月15日レビュー時点。採用パーツの構成やベンダーに関しては、供給状況により仕様変更の場合がある。この実機に基づくレポートであり、購入された場合との一致性は保証していない。詳しくは上記HPサイトでご確認を。
Slimline 260のパーツ構成
シリーズを通してPCケースのデザインは同じだが、カスタマイズ更新したり、新たなテクノロジーを採用して後継機のリニューアルモデルが登場する。各モデルの概要をチェックしてみよう。
Slimline 260-p000jp(2016年夏~)
Skylake設計を採用したWindows 10 モデル。Celeron および、第6世代Core i3、i5(低消費電力のTシリーズ)を搭載している。チップセットには「インテルH170 Express」を採用。グラフィックカードの搭載はなく、各CPUに統合されている内蔵グラフィックが使われる。PCI Express x16を1スロット装備しているので、自前でローエンド・グラフィックカードは搭載できる。
チップセット |
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OS |
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CPU |
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内蔵グラフィック |
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メモリ |
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ストレージ |
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光学ドライブ |
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※カスタマイズは2016年9月調査時点。供給状況により異なる場合がある。
パーツの組み合わせはモデルによって制限されている。
HP Slimline 260のPCケースデザイン
Slimline 260シリーズでは前モデルといえるSlimline 450シリーズのデザインを踏襲しているが、奥行きが短くなりコンパクト化。省スペースの設置性が向上している。ただし、デスクトップならではの拡張性はかなり低いものとなっている。大まかには900gほどの軽量化もみられる。PCケース自体にはファンを搭載しておらず、CPUクーラーで兼用している。基本的には低消費電力モデルの構造と言える。
サイズは、【幅】 約 100mm / 【高さ】 約 277mm/ 【奥行き】 約 325mm / 【質量】 約 4kg。
市販の23インチモニタとセットアップした、Slimline 260のある風景。ファンはCPUクーラーだけなので、比較的風切り音もおとなしめ。
ドットテクスチャーのフロントデザイン
Slimline 260のフロントパネルは光沢のあるピアノブラックで、微妙に立体のドットテクスチャが緻密に配列したデザインになっている。縦に配置されたDVDスーパーマルチドライブがあり、その下には前面端子を装備。hpロゴはプリントとなっている。
DVDスーパーマルチドライブは、ノートパソコンでも使われるウルトラスリムのトレイ型。5.25インチ型の光学ドライブよりも読み込み速度は遅くなる。最近のデスクトップPCはこの傾向にある。
電源ボタンはフロントパネルの左上に配置。起動時、電源マークは白くLED点灯する。
フロントパネルの内側は空洞のプラスチック。なお、Slimline 260のフロント側に無線LANのアンテナ線が延びている。スチール面にはこれといった通気口は開けられていない。
Slimline 260の通気孔チェック
Slimline 260にはPCケースファンはなく、CPUクーラーの吸気で兼用化している。PCケースにある主な通気口は、天井面と左側面、背面に配置されている。
左側面には通気口はなし。ここの面を底面とするなら、耐震マットなどスタンドとなるものを貼り付けて、横置きも可能だろう。
背面
背面では、装備端子、通気口、PCI Express x16が1スロット、そして底部に電源が配置されている。
手回しネジを外すと、サイドパネルを外せるので内部にアクセスできる。なお、セキュリティロック・スロットとパドロックホールでサイドパネルの開放をガードできる。
底面
Slimline 260の底面では前方に2箇所ゴム足を配置。後方ではプレスのエンボス加工によるスタンドとなる。
ドライブマウンタのチェック
これはSlimline 260-p000jpの内部。底面に電源ユニットを配置している。前モデルでは前面の下部に吸気ファンが配置されていたが、Slimline 260のPCケースにはない。ここではSlimline 260のドライブマウンタをチェックする。
DVDのスリムドライブは、レバーのロック解除で前方から引き出すことができる。
DVDのスリムドライブと3.5インチHDDの兼用マウンタとなっている。各一台までであり、増設はできない。
マウンタに取り付けられている3.5インチHDDの様子。
ドライブマウンタを外したときのケース内部。
付属のキーボードとマウス
付属する有線キーボードは幅38cmほどのコンパクトタイプ。アイソレーション・キーボードを採用している。操作性としては17インチノートに近く、デスクトップ用のキーボードとしては狭さが否めない。Enterキーボードの左隣などが小さいキーになったり、テンキーとの境目がない、カーソルキーが同化しているなど、指摘する点は多い。チルトスタンドはなく、すでに勾配になった形状をしている。あくまでおまけの付属品として捉えるべきで、パソ兄さんならお気に入りの市販品を使う。
デスクトップ用で一般的なサイズのものを2点並べてみた。付属キーボードはかなりコンパクトであるが、やはりキーピッチも短く、テンキーの間が狭まっているし、デスクトップ感覚での操作ではない。
17.3インチノートのXPS17-L701xと並べてみた様子。付属キーボードのほうが僅かに大きいが、似たようなサイズだ。カーソルキーは小さくないものの、隣のキーに触れやすく使いやすいとはいえない。
同じく付属マウス。トップは光沢ブラックで指紋の付きがやや気になるか。2クリックとホイールの一般的なマウス。サイズも男性から見れば標準的。
レビュー項目
- Slimline 260のパーツ構成概要と、PCケースデザイン(現在ページ)
- Slimline 260-p000jp レビュー(インテル H170 Express チップセット 採用モデル)
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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