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幅約10cmスリムボディの低価格デスクトップ!Skylake設計モデル

HP Slimline 260-p000jpのレビュー

今回レビューしたSlimline 260-p000jp (2016年夏~)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • Core i5-6400T プロセッサー (2.20GHz-2.80GHz、 キャッシュ6MB)
  • 4GB(4GB × 1) PC4-17000 (2133MHz) メモリ
  • インテル HD グラフィックス 530
  • 1TB HDD (SATA、7200回転)

ここで紹介するSlimline 260-p000jpレビュー実機は、上記の構成となる。Skylake設計モデルで、インテル H170 Express チップセットを採用している。Core i5-6400Tの搭載構成ではSlimline 260-p050jpスタンダードモデルと呼ばれている。

※掲載情報は2016年9月15日レビュー時点。採用パーツの構成やベンダーに関しては、供給状況により仕様変更の場合がある。この実機に基づくレポートであり、購入された場合との一致性は保証していない。詳しくは上記HPサイトでご確認を。

装備する、Slimline 260-p000jpの端子

Slimline 260-p050jpの前面端子Slimline 260-p000jpの前面では、ヘッドセット端子、メディアカードスロット(SD 、SDHC、SDXC対応 )、USB2.0端子 × 2基を配置。

Slimline 260-p050jpの背面端子とデザイン背面では、VGA端子、HDMI端子、USB3.0端子 × 2基、USB2.0端子 × 2基、ギガビットイーサーLAN端子、オーディオ端子を配置している。VGA端子はアナログなので、デジタルのデュアルモニタ出力はできない。ただ、ビジネス等、まだVGA接続が必要な周辺機器をお持ちなら意味がある。

Slimline 260-p000jpの内部とマザーボード

Slimline 260-p050jpのマザーボード左側面のパネルを取り外すと、このような内部にアクセスできる。

80PLUS BRONZEの電源ユニット搭載

80 Plus BronzeSlimline 260-p000jpに搭載されている電源ユニットは、総容量180W。メインとなる+12Vが1系統のみで最大15Aまで。供給状況で異なると思うが、この実機ではデルタ・エレクトロニクス製であった。高い変換効率が保証された「80 Plus Bronze」認証電源であり、エントリーモデルにしては高待遇。

80PLUSの電源ユニットとは・・・・

電源ユニットは言うまでもなく電力を供給するパーツだ。それ以前にAC/DC変換器でもある。家庭用コンセントには100Vの交流電流(AC)が流れており、電源ユニットがパソコンで使う直流電流(DC)に変換する。ACからDCに変換するとき、「どれだけ無駄なく変換できたか」の指標が変換効率である。変換できなかった電力は熱となって消えるため、いくら大容量の電源ユニットでも、変換効率が悪いとDCで使える電力が減るため、大容量の意味が無い。

グレード 負荷率20%(クリアすべく変換効率) 負荷率50% 負荷率100%
80PLUS Standard 80% 80% 80%
80PLUS BRONZE 82% 85% 82%
80PLUS SILVER 85% 88% 85%
80PLUS GOLD 87% 90% 87%
80PLUS PLATINUM 90% 92% 89%

変換効率で優秀とされる基準は80%だが、研究機関の認証プログラムに申請してクリアした電源が「80PLUSの認証」を得られる。Standardを始め、優秀ランク順に~BRONZE ~SILVER ~GOLD ~PLATINUM とグレードがある。負荷率50%のときに電源ユニットはベストパフォーマンスを出すが、BRONZEの場合、負荷率50%時で変換効率85%をクリアしている。

Slimline 260-p000jpに話を戻す。総容量180Wとはかなりのエントリー容量だが、構成からしてこんなものだろう。HPでのサポートはないが、PCI Express x16スロットがあるので、補助電源の要らないローエンド・グラフィックカードなら搭載できる。ただ、ロー・プロファイルと言われるスリムタイプに限られるので、搭載できるカードは少ない。

内蔵グラフィックも性能が向上しているので、この手のPCでグラフィック・パフォーマンスアップのためにグラフィックカードを搭載するのは、あまり意味はない。グラフィックカードを搭載するなら、Slimline 260-p000jpには無いDisplay Port 端子の追加か、トリプルモニタの接続などディスプレイ出力の用途だけだろう。

Slimline 260-p050jpの内部構造と分解レビュードライブマウンタを外したときのケース内部。

Slimline 260-p000jpのマザーボードとスロット

Slimline 260-p000jp購入するならマザーをみろマザーボードにズームイン。

PC4-17000 -2133MHzCPUの右隣にDDR4メモリ(PC4-17000 -2133MHz)のスロットが2基。この実機では4GBメモリが1枚装着されている。CPU周りには耐久性の高い固体コンデンサが取り付けられている。(当然だが)

PCI Express x16が1基拡張スロットは、PCI Express x16が1基のみ、もしグラフィックカードを搭載すれば、ほかの拡張カードは搭載できなくなる。

M.2スロットに無線LANカード搭載の様子。

ストレージパフォーマンス

ウエスタンデジタル製でWD10EZEX搭載されていた3.5インチHDDはウエスタンデジタル製でWD10EZEXだった。(購入時期によってベンダーは異なる)。パフォーマンスはこの通りで、3.5インチHDDとしては平均的。

Core i5-6400Tのベンチマークテスト

このSlimline 260-p000jpでは、Core i5-6400Tを搭載している。低消費電力版のTシリーズであり、通常版であるCore i5-6400はTDP 65Wであるが、Core i5-6400TはTDP 35Wしかない。(ただし、その分、処理能力は落ちる)

Slimline 260-p000jpに搭載したCore i5-6400TCore i5-6400Tのスペック。4コア実装で4スレッド動作する。これに内蔵するグラフィックはインテル HD グラフィックス530。厳密にはコアレベルで統合されているグラフィックだ。

CINEBENCH R15のレンダリング

Core i5-6400Tの性能比較主にCPUパフォーマンスとなるCINEBENCH R15のレンダリングスコアをチェック。過去に調べたPCを元に、他のCPUと比較してみよう。Core i5-6400Tではスコアが「416」。通常版のCore i5-6400が「517」なので、電力が低い分、やや下回る印象。
当方の調査では、Core i3-6100よりはやや高めのスコアとなっている。むろん、モバイルノートに使われる同世代のUシリーズよりも性能は高い。

ゲームのベンチマークテスト

Core i5-6400Tでゲームベンチマークテスト本格ゲームでも比較的ライトなゲームなら解像度次第でプレイが可能だ。画質はデフォルト、1280 × 720 ウィンドウ表示で測定したところ、ストリートファイター4で88.55 FPS、ドラゴンクエストXでスコア5678で快適とでた。フルHD解像度では快適にはならないが、1280 × 720 程度なら快適のようだ。

消費電力はいかに

Core i5-6400Tの消費電力低消費電力のCPUを搭載しているので、消費電力は要チェックといえる。アイドル時では17W、CINEBENCH R15では39Wあたり、ストリートファイター4では36~38Wあたり、ドラクエでは30~34Wあたりだった。ミドルレンジ機のアイドル時がだいたい36Wくらいだとすれば、なかなか低消費電力のPCといえる。

Slimline 260-p000jpのレビューは以上。

詳しくはHPサイトへ

レビュー項目

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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