DELL Latitude E5520レビュー記事

ここのページでは、Latitude E5520のディスプレイおよび、天板部分、前面・亜鉛合金のディプレイラッチなどを紹介。天板には米軍・軍用規格 MIL-STD 810Gに準拠したTri-Metalを採用した強者ビジネスノート。過酷な場所でパソコンを使うユーザーは検討あれ。

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耐久性に優れたビジネスノート!Latitude E5520

2011年3月15日に発売したLatitude E5520を、実機をもとに紹介します。
Latitude E5520は、Tri-Metal ボディとアルマイト加工アルミ素材の天板からなる、耐久性に優れた15.6インチ・ビジネスノートです。そのほか、蝶番に強化メタル、内部フレームにはマグネシウム合金を採用、ラッチには亜鉛合金を使うなどの堅牢設計です。ほかの同スペックDELLノートと比べるとやや割高な価格設定ですが、こうしたタフ面を考慮するとうなずけます。過酷な作業現場に持ち出す、ビジネスユーザーのニーズにあったノートです。

なお、情報は2012年1月時点になります。その後のDELLによる仕様変更には対応しきれませんので、購入の際はDELLにてご自身でご確認ください。


Latitude E5520は、HM65 Expressチップセットを採用したSandyBridge設計。カスタマイズで構成は様々ですが、今回の実機は「Core i7-2620M、HDグラフィックス3000 、4GB DDR3メモリ」での構成となっています。レビュー時点では、「Celeron B840 、Core i3-2330M 、i5-2430M 、i7-2640M 」などの幅広いカスタマイズ選択がみられます。

今回のOSはWindows 7 Professional 32ビット版ですが、64bitもサポートされていました。64bitであればメモリは最大8GBまで搭載可能。128GB SSDの選択もありましたので、高速起動やバッテリーの持ちをよくしたい方は考慮してみてはいかがでしょう。
(※2012年1月時点の情報です)

個人も検討あれ、DELL法人モデル

LatitudeシリーズはVostroシリーズ同様、DELLの法人向け販売ですが、実は個人ユーザーでも購入することができます。法人名のところを個人名で購入すればいいのです。法人モデルなら、次のメリットがあります。「32bitOSのサポートが続いている、ビジネスに適した非光沢液晶モデルがほとんど、PCリサイクル料が価格に含まれない」などです。PCリサイクル料に関しては、中古で手放すユーザーには無駄な経費になりません。(ただし、その逆で廃棄処分時には別途PCリサイクル料がかかります。)


そして、法人モデルの旨みはオプション[+ 1,575円]で再インストールDVDが付けられるところです(2012年1月時点)。DELL個人向けモデルでは付属されなくなったものなので、個人ユーザーが法人モデルを狙うポイントになります。

Latitude E5520のディスプレイおよび、天板部分


Latitude E5520は、カクっとしたエッジ部分が印象的なデザイン。まず、ディスプレイおよび天板部分をチェック。


アルマイト加工で強化されたアルミ製の天板。ヘアラインの入ったつや消し処理。
そしてTri-Metalボディですが、その詳細はDELLサイトから知ることはできません。どうやら、一般的に知られる「トリメタル」というのは3種類からなる特殊な合金らしいです。

アメリカ国防総省が制定する米軍・軍用規格 MIL-STD 810Gに準拠したTri-Metalだそうです。ちなみにMIL規格というのは、「アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達規格」だそうで、一般人が使う道具としては過剰性能なんだとか。ひとつのセールスポイントですね。


中央にメッキ加工されたDELLロゴ。


Latitude E5520のサイズと重量は次の通り。幅: 388 mm、奥行き:251mm、厚み 30.2 mm~33.2 mm。4セルバッテリ搭載時で約2.33 kg。


15.6インチ非光沢液晶(1,366 x 768)搭載で、バックライトにLEDを採用。なお、仕様では1,920 x 1,080のカスタマイズ選択がありました。ディスプレイベゼルがやや厚めな印象を受けましたが、最近見かける狭額ベゼルに見慣れてしまったせいでしょうか?


ディスプレイ周りの緩衝材ラバーが、まるまる一周張り巡らされているので、ディスプレイを閉じた時の密封性が高い。閉じて持ち運んでいる間、隙間から塵が侵入することを防いでいます。LCDバンパーというらしい。


200万画素Webカメラと、その左右に配置された「内蔵ノイズリダクションアレイマイク 」。こちらは追加オプション扱いです。


ディスプレイベゼル下方に、メッキ加工されたDELLロゴ。


ヒンジ(蝶番部分)は堅固なスチール製。


ちなみに180度オープンが可能。

前面・亜鉛合金のディプレイラッチ


ディスプレイのオープンは、亜鉛合金のラッチによってロックされています。
先ほど紹介したように、ディスプレイベゼル周りにまるまる一周、緩衝材ラバーが張り巡らされているので、閉じた時の密封性が高いです。


ラッチの鉤爪部分。最近のDELL個人向けモデルでは見かけなくなった構造ですね。


Latitude E5520の前面にあるのは、電源とバッテリーライト。そしてスライド式のワイヤレス・スイッチ。

次は、Latitude E5520のキーボード/デュアル・ポインティング付

Latitude E5520レビュー・一覧

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