Sandy Bridge仕様のDELL XPS 8300

Sandy Bridge仕様のDELLデスクトップ、XPS 8300が2011年1月11日に発売。2世代のCore i7 / Core i5が搭載可能。ミドルレンジ以上のグラフィックカードが搭載できるので、中級者向けのモデル。拡張性・設置性ともバランスよく、DELLの主力メイン機種。パソ兄さんが製品解説します。

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Sandy Bridge仕様のミニタワー登場!XPS 8300発売

売れ筋XPS 8300は人気の機種
2011年1月11日、DELLから中級者向けデスクトップのXPS 8300が発売されました。
1月9日に登場した新プラットフォーム、Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャが採用されています。H67 Expressのチップセット採用。第2世代のCore i7 / Core i5が搭載可能で、ミドルレンジ以上のグラフィックカードが搭載できるので、ゲームユーザーやHD映像の動画編集など中級者向けのモデルとなります。電源は460W搭載しているので、ミドルユーザーでも安心できる容量です。比較的低予算で購入できるので、初心者が購入しても無理のないPCです。

2011年メイン・デスクトップのミニタワー

XPS 8300は、前機種「Studio XPS 8100」と同じボディ・デザインでフロントパネルの流線型が印象的です。ただし、白黒2トーンからブラックベースへとカラーリングに変化があります。Micro ATXが採用されているので、拡張性もありながら設置しやすいサイズのミニタワー型で、HDD2台と光学ドライブ2台搭載できる拡張性を持ちます。

天井にはメディアトレイという窪みが施してあり、携帯電話やデジタルオーディオプレイヤなどを置きつつUSB経由の充電が可能。メディアトレイにあるUSB端子2つのうちの1つはPower Share USB仕様であり、パソコンを起動していなくても機器の充電が可能です。

XPS 8300のインターフェース

USB2.0端子は計8つ装備(メディアトレイに2つ、背面4つ、前面2つ)。そしてeSATA端子、S/PDIF(光デジタル音声端子)、ギガビットイーサーLAN、19規格対応メディアカードスロットを装備。前機種ではあったIEEE1394は淘汰されています。また、オプションでUSB3.0端子の装備が可能。

※USB 3.0とは 理論値ではではUSB 2.0の10倍近く速いとされるインターフェース。 参考理論値:USB2.0 ⇒480Mbps(60MB/秒) 、USB3.0⇒ 5Gbps(500MB/秒) USB3.0は、下位であるUSB2.0、1.1とも互換性があります。速度は対応する周辺機器に依存します。

拡張スロットではPCI Express ×16を1つ、PCI Express ×1を3つ装備。
PCI スロットはチップセットが対応をやめたこともあり、非装備です。PCIスロットは淘汰の傾向にあります。モニタ出力端子ではオンボードでHDMIとVGA出力を装備しますが、XPS 8300はグラフィックカード搭載が標準となっているモデルなので、オンボード上でこれらの端子を使うことはないでしょう。 THX TruStudio PC対応で、オンボードサウンドであっても7.1chサウンドを充分楽しめます。音源にこだわるならSound blaster X-Fiサウンドカードが搭載可能。

高速インターフェースに対応

SATA3.0に対応しており、6Gdpsの高速ストレージに対応できるようになりました。SSD搭載にはうってつけの環境です。(※ただし、XPS 8300発売時点ではSSDのカスタマイズがない。保証対象外ですが、独自にSSD搭載もありです。)

PCI Express×1 ボトルネックの解消

また、前機種Studio XPS 8100(チップセットH57)ではPCI Express×1の最大が2.5Gbps(250MB/s)まででした。 よって、USB3.0拡張カードでは実測値5Gbpsのため、Studio XPS 8100では2.5Gbpsのボトルネックがありました。しかしXPS 8300(チップセットH67)では5Gbps(500MB/s)まで拡張。XPS 8300にボトルネックはありません。

Studio XPSブランドの廃止か?

XPS 8300はStudio XPS 8100の後継機ですが、「Studio XPS 」から「XPS」へブランド名が変更されています。姉妹機では先行販売されているため、Studio XPS 9100やStudio XPS 7100があり、ブランド名が混在している状態です。

2011年1月発売時ではCPUに、「Core i5 2400、Core i7 2600」選択可。グラフィックカードに「RADEON HD 5450 / 5670 / 5770 / 5870」選択可。メモリは最大16GB DDR3-1333 SDRAMメモリまで搭載可能!※なお、カスタマイズ内容は時期によって変動があるため、最新情報はDELLサイトにてご確認ください。

ファミリー コア数とスレッド数 クロック
(TB最大時)
3次
キャッシュ
内蔵GPU
Core i5 2400 4コア/4スレッド 3.1GHz
(3.4GHz)
6MB HDグラフィックス 2000
(1,100MHz)
Core i7 2600 4コア/8スレッド 3.4GHz
(3.8GHz)
8MB HDグラフィックス 2000
(1,350MHz)

Core i5 2400、Core i7 2600とも、実装4コアのクアッドコアCPU。ターボブースト2.0を搭載するので自動クロックアップします。上位であるCore i7 2600はHTテクノロジーを搭載するため8スレッド動作します。3次キャッシュもやや多めの8MB。

XPS 8300のプラットフォームであるSandy Bridgeについて、詳しく知りた方はSandy Bridge仕様のパソコン購入ガイドで解説しています。

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