大画面17.3インチのハイパフォーマンスノート!XPS 17。今回購入したCore i7-740QM&GeForce GT 445Mの構成で、レビュー紹介。
Windows エクスペリエンスインデックス比較(XPS 17編)
今回購入したDELL XPS 17と他モデルとの、Windows エクスペリエンス インデックスのスコアを比較してみます。Windows エクスペリエンス インデックスとは Windows システム評価ツール。CPU(プロセッサ)、メモリ、HDDなどの速度、2Dや3D処理のグラフィック性能がスコア表示されます。各項目の最低スコアが全体の基本スコアとなります。基本スコアが3.0以上で実用レベル、4.0以上あればWindows 7すべての機能が快適に操作できる目安となります。あくまでWindowsの快適度であって、ゲームのグラフィック処理などにおいても性能が比例するわけではありません。
購入したXPS 17の構成 | ||
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 17.3インチ WLED光沢液晶 (1600x900) | |
プロセッサ | インテル Core i7-740QM (1.73GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.93GHz |
7.1 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | GeForce GT 445M / 3GB GDDR3 | 6.8 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.8 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
比較するXPS 17の構成は上記の通り。とくにプロセッサとグラフィックスのスコアを中心に他モデルと比較してみましょう。GPUにGeForce GT 445Mを搭載した当XPS 17ではグラフィックススコアがいずれも6.8と高く、ゲーム用ノートにみられるスコアの高さです。(※グラフィックス=2Dの処理、ゲーム用 グラフィックス=3Dの処理)
最も高いスコアは、Core i7-740QMのプロセッサスコアで7.1。ゲーム用にはまったく申し分なしです。
XPS 15の構成 | ||
製品画像 | XPS15(L501x)販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ RGB LED光沢液晶(1920x1080) | |
プロセッサ | インテル Core i7-740QM (1.73GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.93GHz |
7.1 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | GeForce GT 435M /2GB GDDR3 | 6.6 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.6 | |
プライマリ ハードディスク |
640GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
姉妹機のXPS 15。XPS 17も同じ構成が可能なので、カスタマイズの参考にどうぞ。
Inspiron 15Rの構成 | ||
製品画像 | Inspiron 15R(N5010)販売終了 |
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OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i5-430M (2.26GHz, 3MB L3キャッシュ) |
6.6 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス (500~766MHz) |
4.5 |
ゲーム用 グラフィックス |
5.2 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(5400回転) | 5.8 |
まず、グラフィック(GPU)を搭載しないローエンド・ノートがどんなものか、見てみましょう。この構成ではCore i5-430Mに内蔵するインテル HDグラフィックスがグラフィック処理を行います。低電力で済むのはメリットですが、高度な3Dゲームをまともに動かせるものではありません。ちなみにXPS 17にCore i5搭載すれば、NVIDIA OptimusテクノロジーによってGeForce GT 400MシリーズのGPUと、インテル HDグラフィックスを自動切換えで使うことができます。
※NVIDIA Optimusテクノロジー
NVIDIA Optimusテクノロジー は、GPUと「CPUに内蔵するインテルHDグラフィックス」をシームレスに切り替える技術です。とくに高いグラフィック処理をしない場合は、省エネのインテルHDグラフィックスに自動で切り替わります。
インテル HDグラフィックスでは、グラフィックス(2Dの処理)が4.5、、ゲーム用 グラフィックス(3Dの処理)が5.2というのが大体の相場です。これでもGPUを搭載しないチップセット内蔵のオンボードグラフィックと比べると、かなりの好成績ですけどね。
Studio 15(Core i7モデル)の構成 | ||
製品画像 | Studio 15 販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i7-720QM (1.6GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.80GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.4 |
グラフィックス | ATI Mobility RADEON HD 4570 512MB | 5.0 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.2 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(5400回転) | 5.9 |
パソ兄さんが所有するミドルノート、Studio 15で比較してみましょう。XPS 15の前機種にあたります。GPUにATI Mobility RADEON HD 4570を搭載しており、ゲーム用 グラフィックスが6.2。実際にゲームのベンチマークテストでは、もう一息パフォーマンスがほしいところでした。
Studio 17(Studio 1749)の構成 | ||
製品画像 | Studio 15 販売終了 |
|
OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 17.3インチ WLED光沢液晶 (1600x900) | |
プロセッサ | インテル Core i5-450M (2.4GHz, 3MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.66GHz |
6.8 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | ATI Mobility Radeon HD 5650 1GB | 6.7 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.7 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.8 |
XPS 17を買うきっかけとなった存在のStudio 17。XPS 17の前機種にあたります。
グラフィック系のスコアはいずれも6.7と高く、今回のXPS 17の6.8と近いですが、実際ゲームのベンチマークテストではXPS 17のほうがずっと高い成績でした。
もともとStudio 17のパフォーマンスに影響されて、後継機のXPS 17を買ったのですが、前機種を上回るパフォーマンスで嬉しさもひとしお。
Vostro 3700の構成 | ||
製品画像 | Vostro3700 終了 |
|
OS | Windows 7 Professional 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 17.3インチWLED非光沢液晶(1600 × 900) | |
プロセッサ | インテル Core i7-720QM (1.6GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.80GHz |
7.0 |
メモリ | 6GB DDR3-SDRAMメモリ | 7.1 |
グラフィックス | GeForce GT 330M 1GB | 6.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.4 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
グラフィックスコアが6.4だったGeForce GT 330M搭載のVostro 3700。ゲームのベンチマークテストではなかなかの好成績でした。今回のXPS 17よりは下でしたけど。
Alienware M11xの構成 | ||
製品画像 | 詳しくはDELLサイトへ⇒旧Alienware M11x終了 |
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OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 11.6インチ WLED光沢液晶(1366x768) | |
プロセッサ | Core 2 Duo プロセッサー SU7300 (1.3GHz, 3MB L2キャッシュ, 800MHz FSB) |
4.1 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 4.7 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT 335M | 6.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.4 | |
プライマリ ハードディスク |
250GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
次から、ゲームPCブランドのAlienwareで比較してみましょう。モバイルゲームノートという異色のAlienware M11x。NVIDIA GeForce GT 335M搭載で、グラフィックススコアは6.4。モバイルノートとしては強力なグラフィックパフォーマンスです。
Alienware M15xの構成 | ||
製品画像 | Alienware m15x終了 |
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OS | Windows 7 Home Premium 64bit | Win7 スコア |
液晶ディスプレイ | 15.6インチ WLED光沢液晶(1600 × 900) | |
プロセッサ | インテル Core i7-720QM (1.6GHz, 6MB L3キャッシュ) ※クロック数最大2.80GHz |
7.0 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.4 |
グラフィックス | GeForce GTX 260M | 6.8 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.8 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
宇宙最強ゲーミングノートを自称するAlienware M15x。グラフィック系のスコアは今回のXPS 17と同じ6.8。スコア上では同じですが、ゲームのベンチマークテストとなるとAlienware M15xのほうが一枚上手です。
Windows エクスペリエンス インデックスでは、ゲームPCとしてどれくらいのパフォーマンスなのか測れないので、実際にXPS 17で測定してみます。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より