世界最軽量!着脱式のハイブリッドPC、HP Pavilion x2 10-j000
2014年11月中旬に発売された着脱式のハイブリッドPC、Pavilion x2 10-j000をレビューします。広視野角のIPSパネルを採用した10.1インチタブレットPCであり、専用キーボードとセットになった2-in-1タイプ。
ハイブリッドPCでは世界最軽量の約 930gであり、タブレット単体であればたったの約600g。約11時間45分の長時間バッテリ駆動であるため、一回の充電で2日は使えるのではないかと思われます。タブレット本体に通常サイズのUSB3.0端子を装備しているので、使いやすいです。
レビューしたPavilion x2 10-j000の構成は以下の通り。PCパーツのカスタマイズ選択はありませんでした。
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※2014年12月時点のレビューになります。仕様変更やカスタマイズの違いがあるため、詳しくはHPサイトをご覧ください。
まるわかり!Pavilion x2 10-j000の購入ポイント
Pavilion x2 10-j000の購入検討にあたり、選んでお得な注目ポイント、その他知っておくべきスペック、デメリットの留意点をまとめてみました。2014年12月調査時点のものですので、最終的にはHP公式サイトでご確認ください。
メモリは2GBであり現在においては少ないですが、あまりにも多数のアプリを同時起動させない限りは問題ないでしょう。そもそもWindows 8.1は少ないメモリでも快適に動作できる設計です。なお、メモリはオンボード仕様なので増設や換装はできません。
Pavilion x2 10-j000は世界最軽量のハイブリッドPCということもあり、工業プラスチックのチープさがやや浮き彫りになっているものの、仕様の駆け引きということで充分納得できる仕上がりになっています。軽量化のため、キーボードドックには装備端子やバッテリーを実装しないなど、他のハイブリッドPCと異なる面には留意すべきでしょう。
注目ポイント! |
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その他、スペック概要 |
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留意点 |
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装備インターフェース
microUSBポート(充電兼用) 、USB3.0、HDMIマイクロ出力端子 、microSDカードスロットを装備。そして、音量上げ/下げボタン、Windows ボタン、電源ボタンを装備。左側面にヘッドセット端子のみを装備。
ボタンはメッキやペイントなどはなく、素朴なデザイン。操作して気になったのは「音量上げ/下げボタン」が固いこと。爪の長い人は「やりにくいだろうなあ」という印象。全般的にボタンは固めで、持ち運びにはむしろ安心なのかもしれない。
通常サイズのUSB3.0端子が左側面にくるので、マウス等の接続がし易い。
ソフトカバーで、2段階にディスプレイ角度の調節可能
「ハイブリッドPCにて世界最軽量の約 930g」ということですが、2014年10月1日時点の日本HP調べであり、ハイブリッドPC(純正キーボード着脱可能)製品においてだそうです。※ARMアーキテクチャーを除く。
この世界最軽量と秘密は、キーボードドックから伸びるソフトカバーによる構造であり、ディスプレイ(タブレット本体)をつなぐヒンジとなっています。さらにキーボードドックは端子やバッテリ内蔵などがなく、「単なるキーボード機能だけ」という構造も軽量の要因です。
このソフトカバーで、キーボードとタブレット本体をまとめて包み込むことができます。ソフトカバーに仕込まれている磁石にて天板に張り付きます。その機構にて、2段階にディスプレイ角度の調節可能となっています。
キーボードドックから伸びるソフトカバーの表裏。強力な粘着テープでキーボードの裏面に張り付いていますが、長期使用するなら粘着面に負荷をかけないように注意したほうがいいでしょう。試しに引っ張ってみましたが、接着力はかなり強かったので当面は心配ないという印象でした。
キーボードドックは純粋なまでにキーボードだけ。カラーはムーンストーングレーで、浅いブラックという印象。
磁石で引っ付くアタッチメント部にタブレットをジョイントさせます。ここの磁力はさほど強くないので、タブレット部を持ち上げてキーボードを持ち上げるようなことはやめましょう。
調整できるディスプレイ角度は2段階。天板に磁石でくっ付く場所が決まっているため、角度の微調節はできません。
サイズと重量
タブレット + ソフトカバーキーボードを重ねた場合は、約264mm × 175mm × 15.5~18.4mm。世界最軽量の約 930g。
タブレット単体は約600g。10.1インチタブレットが800gくらいの相場なので、かなりの軽量級。
上記で紹介した重量は公称値であり、手元のPavilion x2 10-j000実機にて測量してみました。実測ではさらに軽く、総重力925g、タブレットで590gでした。数グラムは個体差があるのかもしれません。
15WのACアダプタ
15WのACアダプタは実測で134gでした。軽いので持参しやすいですが、プラグが折りたためないのが邪魔くさいと感じます。なお、充電用としてタブレットに接続するmicroUSBコネクタの付いたアダプタとなっています。
広視野角の10.1インチ・IPSパネル採用のディスプレイ
両サイドのディスプレイ・ベゼルにデュアルスピーカを内蔵しており、この手のPCとしては概ね満足なサウンド。スピーカが正面向いているのには感心。上部に126万画素WEBカメラを内蔵。Windowsボタンがディスプレイ・ベゼルにないので、誤接触がなくて好印象。
アスペクト比が16:10、解像度1280×800であり、最近のPC製品と比べて上下のリーチが長い。Webやビジネス用途では使いやすい比率。ただし、アスペクト16:9コンテンツが主流であるため、多くの動画コンテンツ再生では、上下に黒帯が入ります。
さすが広視野角IPSパネルというところ。ただし光沢パネルなので反射による映り込みには気をつけます。
同じくAtom Z3000シリーズを搭載するライバル機、DELL Venue 11 Pro(5130) と並べてみた。ちなみにこのVenue 11 Pro実機は160g以上も重く762g。Pavilion x2 10-j000はVenue 11 Proよりも-0.7インチですが、アスペクト比16:10なので上下のリーチ幅は同じくらい。
キーボードドック
ポリカーボネート(工業プラスチック)の素材そのままであり、特別なプレミアム感はないものの、軽量性には感心させられます。純粋にキーボード機能だけのキーボードドックです。タッチパッドはガタガタ感が少なく、たわみも少なく、クリック音も比較的静か。静かに操作したい人には良いモデルです。
フルサイズキーボードではないですが、まずまずのキーストロークがあり、10インチノートの操作性と考慮すれば概ね満足。ただし、BackSpaceや全角半角キー、カーソルキーの上下キーが小さいなどの妥協面もあります。FとJのポッチは段差が少なくやや分かりにくいです。相当強くタイピングしない限りは、「キーボードのたわみが気になる」ということはないでしょう。
レビュー項目
- 世界最軽量!着脱式のハイブリッドPC、HP Pavilion x2 10-j000レビュー
- HP Pavilion x2 10-j000のパフォーマンス
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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