HP 14-r200をレビュー!基本性能のコスパ14インチノート
高精細コンテンツに対応できる基本性能を持ち、コストパフォーマンスに優れた14インチノート!HP 14-r200をレビューします。ホームモバイルに使いやすいサイズであり、セカンドPCとしてもオススメです。
HP 14-r229TU スタンダードモデルにてレビュー
HP 14-r200 シリーズには、ほかにHP 14-r228TUベーシックモデル 、HP 14-r237TU エントリーモデルがありますが、今回はHP 14-r229TU スタンダードモデルを取り上げています。サイト上で仕様を見ると、モデルによって「光学ドライブがない、メモリスロットの仕様が異なる」などの違いがあります。
HP 14-r228TU ベーシックモデル | HP 14-r237TU エントリーモデル | HP 14-r229TU スタンダードモデル |
インテル Celeron N2840 | インテル Celeron N2840 | インテル Core i3-4005U |
なし | DVDスーパーマルチドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
1スロット (SO-DIMMメモリ) DDR3L-1333MHz |
1スロット (SO-DIMMメモリ) DDR3L-1333MHz |
2スロット (SO-DIMMメモリ) DDR3L-1600MHz |
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※2015年2月時点のレビューになります。レビュー実機の調査であり、販売時期や供給状況により情報と異なる場合があります。詳しくはHPサイトをご覧ください。
天板スパークリングプラック
反射でキラキラする黒曜石のような光沢を持つ、スパークリングブラック。HP Imprint(インプリント)という成形同時加飾転写によって、傷などに強い耐久性を持つ塗装となっています。廉価製品ということもあり、hpロゴもプリントです。
HP 14-r200における側面のデザイン。ディスプレイはここまで開きます。
2箇所のヒンジ
ヒンジの構造。
基本を押さえている、装備インターフェース
HP 14-r200は超エントリーと言えど、基本的なインターフェースをしっかり装備しています。左側面には、「セキュリティロックケーブル用スロット、電源コネクター、排気口、VGA端子 、HDMI出力端子 、100BASE-LAN端子、USB3.0端子 × 1基 、ヘッドセット端子」を装備します。
右側面には、USB2.0端子×2基、光学ドライブを装備。
前面にSDカードスロットを装備しています。この位置はかなり扱いやすいです。なお、HP 14-r200の背面には装備端子はありません。
底面のバッテリーとモジュールカバー
底面の様子。手前にスピーカを搭載していますが、ほとんど底面の位置なのでやや気になります。ただ、たかだかエントリーノートのスピーカということもあり、配置によるデメリットは感じられませんでした。
底面のラッチを2箇所解除することでバッテリが外せます。なお、節電に効果を発揮する 「HP ピークシフト」機能があるので、ACアダプタ時の給電時間をあらかじめ指定することで、効率のよい電源管理がおこなえます。
ビス一本外せば、モジュールカバーが外せます。HP 14-r229TU スタンダードモデルでは、2スロット (SO-DIMM)装備します。今回は4GB (4GB×1) 1600MHzメモリの搭載ですが、8GB(4GB+4GB)も可能です。
なお、ベーシックモデルとエントリーモデル(Celeronプロセッサー搭載モデル)は1スロット。メモリ自体は1600MHzですが、仕様上 1333MHzで動作します。しかもユーザーがアクセスできるタイプではないようです。
ACアダプタ
45W スマートACアダプタ。ミッキー型プラグの電源ケーブルを接続します。ただ、電源ケーブルは太め(グローバル仕様)なので取り回しはよくないです。
14インチワイドHDブライトビュー・ディスプレイ (1366×768)
HP 14-r200は14インチ光沢液晶搭載で、解像度はこのサイズのノートでは一般的な1366×768。
視野角を見る限り、TNパネルだと思われます。少々の角度からなら支障なく視認できますが、特に上方からだと白く飛ぶ傾向があります。※写真ではバッテリーを外しているので、ヒンジあたりがスカスカになっています。
ディスプレイベゼル上部には、HP TrueVision HD Webcam (約92万画素)とマイクを内蔵。
キーボード
パームレストもHP Imprintによるスパークリングブラック。光沢面であるため、指紋が付きやすいです。
HP 14-r200は廉価製品ということもあり、電源マークがプリント。サイズとしては扱いやすい。最近のノートパソコンとしては珍しく、クリックボタンが独立したタイプ。一体型タッチパッドが苦手なユーザーにはオススメできる仕様です。
アイソレーションタイプ。ENTERキーが2列目にあるので、若干の慣れが必要になるかも。指先が太いと、カーソルキーの「↑」はちょっと扱いにくいです。
ベンチマークテストとパフォーマンス比較
HP 14-r229TU スタンダードモデルでは、インテル Core i3-4005U プロセッサーを搭載しており、これに内蔵するグラフィックは、インテル HDグラフィックス4400です。
Haswell設計のCore i3-4005U はTDPがたったの15Wという低消費電力版のUシリーズ。2コア実装ですがHTテクノロジーによって4スレッド動作するCPUです。
CINEBENCH R10 ベンチマークテスト
HP 14-r229TU のレビュー実機では、処理時間が2分00秒でした。CPUをMAXに稼働していても消費電力は19Wほど。
3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。 |
昔、当方で調査したパソコンでは、以下の様な結果がでています。 2008年のCore 2 Duo E8400デスクトップマシンよりパフォーマンスが高いです。
- デスクトップ
- (2008年)Vista 32bit + Core 2 Duo E8400 + RADEON HD 4650⇒ 2分31秒
- (2006年)XP 32bit + Pentium D 915 + RADEON HD 3650 ⇒ 5分28秒
- (2003年)XP 32bit + Pentium 4 /3GHz + GeForce 6600 ⇒ 7分36秒
- ノート
- (2009年)Win7 64bit + Core i5-450M + RADEON HD 5650 ⇒1分48秒
- (2009年)Win7 64bit + Core i7-720QM + RADEON HD 4570 ⇒1分33秒
- (2009年)Win7 64bit + Core 2 Duo P8700 + RADEON HD 4670 ⇒2分33秒
- (2007年)Vista 32bit + Core 2 Duo T7100 + GeForce 8600M GT ⇒4分18秒
ストリートファイター4
1280*768ウインドウ表示で、44.22FPS。消費電力は24Wほどで済んでいます。快適な動作まではいかないものの、エントリー用途であれば過剰スペックと言っても過言ではないでしょう。
高精細コンテンツに余裕
Pioneer Visual Material Movie01は「平均Rate 50Mbps、最大70Mbps/VBR」という通常のBDタイトルを超える転送レートの動画コンテンツです。 (※通常のBDタイトルの場合は等速36Mbps、最大Rate 40Mbpsで制限されています。) |
HP 14-r229TU スタンダードモデル(インテル Core i3-4005U )では、読み込み時に30%あたりのCPU使用率でしたが、後は8%程度の使用率で動作しています。ブルーレイを超える2Dコンテンツの娯楽であっても、十分な性能があると判断できます。
ストレージパフォーマンス
実機ではST500LT012-1DG142のHDDが搭載されていましたが、パフォーマンスは上記の通り。※供給状況によりパーツメーカは異なります。
HP 14-r200は低予算で購入できるモデルとはいえ、基本を押さえており、本格ゲーム用途以外であれば概ね納得できる性能を持っています。また、低消費電力であるためホームモバイル用やセカンド用にも良いです。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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