ENVY 17-n000のベンチマークテスト (Core i7-5500U + GeForce GTX 950M)
ベンチマークテストを行なったENVY 17-n000実機の構成は、以下の通り。 環境や構成、パーツの採用ベンダーによって個体差はあるので、あくまで参考程度にどうぞ。
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Core i7-5500Uのスペック
第5世代Core i7-5500Uは超低電圧版CPUで、通常版よりも処理が遅いかわりにTDP 15Wの低消費電力タイプ。2コアを実装しており、HTテクノロジーによって4スレッド動作する。統合型グラフィックとして、インテル HD グラフィックス 5500を内蔵しているため、HP ENVY 17-n000 を低負荷で使用している場合はそちらが使われる。(自動で省エネとなる)
3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮され、レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできる。なお、搭載GPU(グラフィックス)の影響はほとんどない。 レンダリング 処理時間⇒ 1分20秒 比較参考データ(過去調査のスタンダードノートPC)
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NVIDIA GeForce GTX 950M のスペック
HP ENVY 17-n000 ではGeForce GTX 950Mを搭載しており、高負荷時にはグラフィック処理に使われる。Optimusテクノロジーがあるため、負荷に合わせた自動切り替えだが、NVIDIAのコンパネにて任意の切り替えも可能。
ストレージのアクセス速度
デュアルストレージ構成で、データ用に1TB HDD、システム用にM.2接続の256GB SSDを搭載している。HDDではシーゲート製、SSDはサムスン製だったが、とにかくSSDはHDDよりも圧倒的に速い。256GB SSDもあれば、ゲームのインストールでもそこそこ余裕のある容量だろう。
HP ENVY 17-n000の消費電力チェック
アイドル時では12W程度、CPUを最大稼働するレンダリングでは26W程度で済んでいる。Optimusテクノロジーがあるので、ネットなど普段使いではモバイルノート並の低消費電力。UシリーズのCPUはそもそもモバイル向けだし当然か。
各ゲームのベンチマーク中に消費電力を測ったが、50~60Wあたりが大体の目安。
HP ENVY 17-n000 実機における、ゲームベンチマークテスト結果
2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写だがゲーム操作は2D。登場当時はそれなりにスペックが要求されたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっている。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしている。このゲームはCPUの影響もわりと受けるため、GPUとCPUの総合パフォーマンスでチェックした方がいい。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 184.74RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 1280×720 ウィンドウ表示 過去レビューノートと比較 1920×1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 151.05RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
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Windows版が2013年9月に発売した「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のベンチマークテスト。登場するキャラクター達が活躍するストーリーが再生される。本格ゲームとしては、比較的ライトな負荷。 1920×1080 / 最高品質 / ウィンドウ 快適 / スコア:6376 |
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2009年9月に登場したシューティングゲーム(PC版)。NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体視3D対応ゲーム。3D Vision処理でなければ、本格3Dゲームとしてはミドルクラスの負荷。グラフィック設定はデフォルトのまま。DirectX 10で実施。 1920×1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 88.8 |
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2013年3月にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能なゲーム。PC版では家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っている。 1280×720 フルスクリーン表示 SCORE = 6872 1600×900 フルスクリーン表示 SCORE = 5386 1920×1080 フルスクリーン表示 SCORE = 4291 |
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2009年にPC版が登場したRPG。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイムの処理にシビアではないが、最大70体による集団バトルが展開するなど、RPGにしては高負荷なゲーム。DirectX 10で実施。 1920 × 1080 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 62.24 |
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2013年8月に正式サービス開始したオンラインゲームMMORPG。不評だった旧版ファイナルファンタジーXIVを根本的に開発しなおし、大幅な変更が加えられた新バージョン。 1920×1080 標準品質(ノートPC)フルスクリーンモード SCORE = 8198 |
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2015年6月発売。 新マップ、新ジョブ、新種族などが追加された新バージョン 。ベンチマークはDX9でチェック。 1920×1080 標準品質(ノートPC)フルスクリーンモード SCORE = 7284 |
ベンチ結果について
以上、上記のような本格的なゲームがフルHD(1920 × 1080)設定で結構遊べるようだ。ただ、バイオハザード6の場合は、フルHDのプレイが実質的に厳しいかなという印象(標準的な動作という評価は、あまりあてにならない)。1600 × 900でならOKと言えそうだ。
なお、後続機ENVY 17-n100シリーズの場合も、n000と同じくNVIDIA GeForce GTX 950M搭載だが、CPUは第6世代Core i7-6700HQ が搭載されるため、この結果以上のパフォーマンスが見込める。レビューは以上。詳しくはHP公式サイトにてチェック!キャンペーン等も活用してお得に購入しよう。
レビュー項目
- HP ENVY 17-nXXXシリーズ レビューTOP
- ENVY 17-n000 のデザインレビュー
- ENVY 17-n000 ベンチマークテスト(Core i7-5500U + GeForce GTX 950M)
- ENVY 17-n100 レビュー!(Core i7-6700HQ + GeForce GTX 950M)
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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