アルミ削り出しの美観と堅牢性ボディ。
キーボード面に角度がつく、リフトアップ・ヒンジを採用した15.6インチノート
HP ENVY 15-as100 レビュー
ENVY 15-as100はアルミ削り出しの美観と堅牢ボディの、15.6インチ光沢・フルHDノート。IPSパネル採用なので広視野角。背面のクローム・エッジ(クローム加工の鏡面)がデザインのアクセントになっている。リフトアップ・ヒンジ構造のため、ディスプレイを開くとキーボードが勾配になり、タイピングしやすくなる。テンキー付きのキーボードでバックライト機能も装備している。 KabyLake設計、第7世代Core i5-7200U(低消費電力版・Uシリーズ)を搭載しており、内蔵グラフィック仕様。256GB SSD (爆速のPCI Express接続)と、 1TB HDDのデュアルストレージ構成。光学ドライブは非搭載。USB3.1 × 3基および、USB Type-C 、HDMI端子などを搭載している。 |
※掲載情報は2016年10月レビュー時点。採用パーツの構成やベンダーに関しては、供給状況により仕様変更の場合がある。この実機に基づくレポートであり、購入された場合との一致性は保証していない。詳しくは上記HPサイトでご確認を。
ENVY 15-as100 シリーズの概要とテクノロジ
ENVY 15-as100 シリーズ(2016年秋~)
KabyLake設計、第7世代Core i5-7200U(低消費電力版・Uシリーズ)を搭載しており、内蔵グラフィック(インテル HD グラフィックス 620)仕様。PCI Express接続のM.2 SSD と、2.5インチHDDを搭載するデュアル・ストレージ構成となっている。モデルは、「8GB 搭載機」と、「16GB 搭載機」の2択で、その他は共通スペック。USB3.1 × 3基および、USB Type-C 、HDMI端子などを搭載しているが、USB3.1 はAコネクタとなっており、従来の周辺機器が使いやすい。
アーキテクチャ | KabyLake設計(低消費電力版Uシリーズ) |
ディスプレイ | 15.6インチ光沢 IPS ディスプレイ(1920 × 1080) |
CPU |
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グラフィック |
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メモリ |
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ストレージ |
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装備する主要端子 | HDMI端子、USB3.1 × 3基 (うち1つは電源オフUSBチャージ機能対応)、 USB Type-C 3.1 × 1基、SDカードスロット(SDXC対応) |
サイズ(公称値) | 幅 380mm × 奥行258mm × 厚み18~19.5mm / 【質量】 約2.08 kg |
備考 |
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※カスタマイズは2016年10月調査時点。供給状況により異なる場合がある。
パーツの組み合わせはモデルによって制限されている。
アルミ削り出しの美観と堅牢ボディ!ENVY 15-as100
ENVY 15-as100では、CNC機械加工により、アルミのインゴット(塊)から削り出したボディを採用している。CNC (Computer Numerical Control )とは、機械工作において、移動量や移動速度などにコンピュータ数値制御を用いること。同一の繰り返し手順の加工や、複雑な形状の加工に優れている。 アルミから削り出されたボディは、鍛造や鋳造よりも美観と堅牢性に優れている。
アルミの天板、さらさらした手触りの梨地加工。カラーはアルミニウムのナチュラルシルバー。中央にはクローム調のhpロゴ。
上部に一本ラインがあるが、これは構造上の都合だろう。
15.6インチ光沢・IPSディスプレイ (1920 × 1080)
ENVY 15-as100では、15.6インチ画面にフルHD(1920 × 1080)解像度を搭載。ドットバイドット表示では領域が広いが、わりと細かい表示となるため、上級者好みだ。なお、初期設定では125%拡大になっているので、当レビューでは100%表示のドットバイドット表示にしてある。
また広視野角のIPSパネルを採用しており、色ムラのない画質が楽しめる。光沢ディスプレイなので、照明や日光のあたる角度により背景の映り込みや反射を生じる。場合に応じて角度の調整が必要だが、コントラストが高く黒の引き締まった画質を楽しめる。
ディスプレイベゼル上部には、約92万画素Webカメラとデュアルマイクを内蔵。下部にはhpのプリントロゴ。
排気口
ENVY 15-as100の排気口は、ディスプレイのつなぎ目の部分(ヒンジとヒンジの間)にある。デザイン優先というか、あまり好ましい場所ではないが、低消費電力のUシリーズ搭載機なので、これが可能なのであろう。ただ、上記写真の小枠カットのように半分畳んだ状態だと、排気口を塞いでしまうので、このディスプレイ角度を避けたほうが賢明だろう。
ENVY 15-as100の筐体サイズと、ACアダプタ
幅 380mm × 奥行258mm × 厚み18~19.5mm 。薄くてスタイリッシュなデザイン。アルミ削り出しなので質感も贅沢。
45WのACアダプタが付属。ブロック状のコネクタ先になった電源ケーブルを接続する。
ENVY 15-as100本体の公称質量は約2.08 kgであるが、実機を測ってもほぼ同じで2.054kg。ACアダプタは電源ケーブル込で288g。
キーボード面に角度がつく、リフトアップ・ヒンジ
前面にはインターフェース等なし。4箇所のビスが見た目で気になるが、通常の設置では目立たないので些細な事であろう。
ENVY 15-as100の背面はクローム・エッジになっており、クローム加工の鏡面となっている。ディスプレイを開くと、このクローム・エッジが接地面に移動する(リフトアップ・ヒンジ)。そのため、左右にスタンドゴムが配置されている。無論、背面には端子はない。
リフトアップ・ヒンジでは、クローム・エッジが接地面に潜り込むことでボディを押し上げ、キーボードが勾配になる。
キーボード面に角度がつくことにより、 快適にタイピングすることができる。底面の吸気口が机から離れるので、エアーフローにも都合がいい。ディスプレイの最大オープン角度は、この写真の通り。通常の使用であれば十分な角度であろう。
なお、左側面のインターフェースでは、「セキュリティロック・スロット、USB3.1端子 × 2基、HDDライト」を配置。最新インターフェースの「USB3.1」となっているが、スタンダードAコネクタなので、旧バージョンとコネクタが共通で安心。
ENVY 15-as100の左側面では「ヘッドセット端子、USB Type-C端子、SDカードスロット、HDMI端子、USB3.1端子、電源コネクタ」を配置している。なお、この面のUSB3.1端子は、電源オフUSBチャージ機能対応でありPC起動なしでUSB充電用に使える。
継ぎ目のない、ユニボディの底面
底面では2箇所のスタンドゴムと、中央に吸気口を配置。リフトアップ・ヒンジのためヒンジが底面側に潜り込んだ機構になっており、普段はヒンジの見えないスタイリッシュなデザインになっている。底面もパーツの継ぎ目を排除したユニボディ。
ENVY 15-as100のキーボード(バックライト付き)
テンキー付きのキーボードで、アイソレーションタイプ。シルバー一色のシンプルデザインであるが、ブラックのキーボードと比べると、若干、印字の視認性は落ちる。タッチパッドはガラス仕様。その淵にはダイヤモンドカット加工が施してあり、金属の光沢が反射して光る。
電源ボタンは、マークがLED点灯する。
キーボード上部にある横一列のスピーカグリル。ただのパンチング穴ではなく、パターンデザインされたグリル。
左側にはBang & Olufsen(バング&オルフセン)のロゴが印字されている。これはデンマークの老舗オーディオメーカーおよびブランドで、サウンド・チューニングのテクノロジーが採用されている。ユーティリティソフトにて、好みのイコライジングを楽しむことができる。
15.6インチノートにテンキー付きなので、部分的に小さいキーが生じる。半角全角キーは端にあるのでいいとして、BackSpaceキーが囲まれており、やや扱いにくさがある。hp製品全般に言えることだが、ファンクションキーの印字が小さすぎるため、位置は体で覚える要素が強い。
テンキーはサイズといい、わりと扱いやすい。テンキーを重視するユーザーに向いている。ただしEnterキーに詰め寄ってしまう構造上のデメリットも考慮した方がいいだろう。カーソルキーでは上下キーが小さく、特に上のキーでは囲まれているため、指先を立てるようにして扱うのがやや不便か。
ENVY 15-as100はかなり薄型ボディであるが、そこそこのキーストロークは確保している。キートップはほとんどフラットで、滑らすようなタイピングに向いている。
キーボード・バックライト装備
ENVY 15-as100ではバックライト・キーボードを搭載。F5キーによりライトのオン・オフが可能。調光機能はない。
発光にムラはなく、印字部分がくっきりと照らし出されて、視認性は良好。薄暗い会議室や消灯中でも、らくらく操作できる。
ベンチマークテスト(Core i5-7200U プロセッサー搭載)
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今回レビューした、ENVY 15-as100の構成は上記の通り。
Core i5-7200U のスペックをチェック。KabyLake設計で第7世代インテル Coreシリーズ。そしてTDP15Wの低消費電力版である「Uシリーズ」である。2コア実装、HTテクノロジーによって4スレッド動作する。Core i5-7200U に内蔵するグラフィックは、インテル HD グラフィックス620。
CINEBENCH R15のレンダリング
主にCPUパフォーマンスとなるCINEBENCH R15のレンダリング・スコア。過去にレビューしたPCの搭載CPUと比較してみると、Core i7-6500UとCore i5-6300Uの間くらいだった。Core i5-6200Uよりは少々、パフォーマンスアップしているようだ。
ゲームのベンチマークテスト
内蔵グラフィックなので本格ゲームには十分でないが、「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド、ドラゴンクエストX」 では1280×720解像度・標準画質なら遊べるパフォーマンスのようだ。ストリートファイター4では60 FPS超えの78.54 FPSだったので、もうちょっと解像度を上げても快適にプレイが可能である。
消費電力
満充電時、ディスプレイ輝度最大時における、消費電力を測ってみた。アイドル時(待機)では9Wあたり。その他もろもろのベンチマークテス中では、27~31Wあたりがよく確認された。第7世代インテル Coreの低消費電力・超低電圧版のUシリーズということもあり、消費電力は少ない。
爆速!PCI Express 接続のSSDと、大容量HDDのデュアルストレージ。
今回レビューしたENVY 15-as100の実機では、サムスン製の256GB SSD(MZVLV256)と、日立グローバルストレージテクノロジーズの1TB 2.5インチHDD(HTS541010A7E630)を搭載していた。(供給時期によりベンダーは異なる)。
爆速のPCI Express 接続SSDと、大容量HDDのデュアルストレージ構成となっており、パフォーマンスは上記の通り。
以下、当方が2016年にレビューしたPCにおけるストレージチェック情報。SATA接続のSSDと比べると、リードの速さはPCI Express 接続がダントツであることが分かる。ライト速度もまずまずの速さだが、ENVY 15-as100の場合、データを溜め込むのはHDD側であろう。
あくまで当方調べ。個体差や環境による差異はある。
ENVY 15-as100のレビューは以上。
詳しくはHPサイトにて
アルミ削り出しの美観と堅牢ボディの、15.6インチ光沢・フルHDノート。IPSパネル採用なので広視野角。背面のクローム・エッジ(クローム加工の鏡面)がデザインのアクセントになっている。リフトアップ・ヒンジ構造のため、ディスプレイを開くとキーボードが勾配になり、タイピングしやすくなる。テンキー付きのキーボードでバックライト機能も装備している。 KabyLake設計、第7世代Core i5-7200U(低消費電力版・Uシリーズ)を搭載しており、内蔵グラフィック仕様。256GB SSD (爆速のPCI Express接続)と、 1TB HDDのデュアルストレージ構成。光学ドライブは非搭載。USB3.1 × 3基および、USB Type-C 、HDMI端子などを搭載。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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