HP EliteBook 820 G1 レビュー!約22%の薄型化をしたビジネスノート
12.5インチ・ビジネスノートのHP EliteBook 820 G1をレビューします。Haswell設計であり、第4世代インテルCore i3/i5/i7(超低電圧版Uシリーズ)搭載するモデルで、従来モデル(EliteBook 2570p)から薄型化と軽量化を実現しました。単体GPUを採用しないモデルであり、内蔵するインテル HD グラフィックス 4400が使われます。光学ドライブが非搭載なので、必要であれば外付け対応になります。
非光沢ディスプレイやポイントスティック付などビジネスに特化したノートパソコン。さらに指紋認証センサー搭載 、Wi-Fiのホットスポットとして機能させる「HP Wireless Hotspot」機能を標準搭載、 不正な書き換えを防止する電子署名BIOSを採用。EliteBook 820 G1はHPの法人向けモデルですが、個人ユーザーでも購入できるので、検討してみてはいかがでしょう。
Windows 8.1 Pro (64bit)およびWindows 8.1 (64bit)の搭載となりますが、ダウングレード権を使うことでWindows 7 Professional(64bit / 32bit)に対応しています。
通常通りのHDD搭載のほかに、追加のソフトウェア暗号化ソリューションが不要な256GB SED SSD搭載や、 HDDとは別にフラッシュキャッシュ用の32GB mSATA が搭載できるなど、ストレージのカスタマイズが豊富です。 今回のEliteBook 820 G1実機では、SATA規格よりも高速伝送が可能なM.2規格のSSDを搭載しています。
今回レビューしたHP EliteBook 820 G1の構成 は以下の通り。注目ポイントやその他のスペック概要をまとめておきました。
※EliteBook 820 G1レビュー は、2014年9月時点の調査 |
|
注目ポイント! |
|
その他、スペック概要 |
|
OSカスタマイズ例 |
|
CPUカスタマイズ例 |
|
メモリ・カスタマイズ例 |
|
ストレージ・カスタマイズ例 |
|
オプション |
|
2014年9月時点での予算 | 69,000 円(税抜)から~ |
※2014年9月時点。HP EliteBook 820 G1の実機に基づいた調査です。HP公式サイトでご確認ください。
EliteBook 2570pから約22%の薄型化と、約19%の軽量化
EliteBook 820 G1のサイズは(幅x奥行きx高さ):310mm × 215mm × 21~24mm で、EliteBook 2570p)から約22%の薄型化。重量は最小で約1.33kg、3セルバッテリ搭載時だと約1.4kgとなります。重量に関しては約19%の軽量化。
45WスマートACアダプターは手乗りサイズ。ケーブルが太いので少々まとまりが悪い。
4重塗装で優れたホールド性と、耐久性を実現する「HP DuraFlex」塗装
DuraFlexトップコート、ベースコート、パウダーコート、プライマーの4重塗装で樹脂でも耐久性を実現しています。薄くシリコンコーティングしたような手触りです。他のノートではマグネシウム天板がありますがぶつけた時の凹みという弱点があり、EliteBook 820 G1ではそれを回避しています。裏側は手触りも一般的なプラスチック製です。
アルミボディのノートよりは高級感を感じないのは、「上位ノートはアルミボディ」というイメージが定着したからでしょうか?
デザイン・装備端子
VGA、DisplayPort、USB3.0ポート×3基、、ギガビットイーサネットLAN端子、拡張コネクター、スマートカードリーダー、メディアカードリーダー(SD/SDHC/SDXC対応)などを装備しています。
背面には2箇所のヒンジ。ディスプレイはここまで開きます。
前面には各種動作ライト。
ディスプレイ
12.5インチワイド非光沢ディスプレイ (1,366×768)を搭載。15インチクラスで一般的な解像度1,366×768なので、表示領域は標準的。12.5インチ画面であれば特に不満はないと思います。非光沢液晶なので目に優しくビジネス向き。レビュー時点ではディスプレイの選択肢がありませんでした。
視野角をチェックすると明らかにIPSパネルではなく、TNパネルと思われます。上下からの視野角は狭いものの、正面に向い合って使う一般的なポジションであればまず問題ないでしょう。ディスプレイベゼルには、720p HD Webカメラを内蔵しています。
バックライトキーボード・ポイントスティック付
EliteBook 820 G1のキーボードは、2013年からJIS配列に忠実なレイアウトに刷新したようです。「~、¥」のキー、Enterキー、スペースキーの右に並ぶキーを拡大化しています。なお、カーソルキーも拡大化したようですが、上下キーは大きいとは言い難く、特に上キーは扱いにくいです。上部にステレオスピーカー内蔵でDTS Sound+に対応。
キーピッチ:18.7×18.7mm、キーストローク:1.5-1.7mm。中央にポイントスティックが付いています。
バックライト付きなので、プロジェクタ・ミーティング中に使えます。
電源ボタン、無線LAN オン/オフボタン(選択時) 、音量ミュートボタン、.指紋認証センサー。
全面が大きく開く、底面モジュールカバー
面倒な工程なく、リリースラッチ解除で底面モジュールカバーを外すことができます。
EliteBook 820 G1ではメモリスロットを2基装備しており、無線LANカードなど様々なスロットにアクセスできます。吸気ファンも露わになるので清掃しやすいですね。このEliteBook 820 G1実機ではHDDを搭載していないので、2.5インチベイが空きになっています。HDD接続には専用のケーブルやマウンタが必要になるので、後で増設というわけには行かないようです。
PCI Express M.2規格のSSD
今回の状態はオプションの120GB M.2 SSD (SATA3.0)を搭載。PCI Express M.2は「PCI Express ネイティブ接続」で超高速規格。これまでのスロットはSATA3.0規格がボトルネックとなり、さらにSSDの高速性を引き出せる規格が求められていました。
理論上ではSATA接続以上というものの、CrystalDiskMarkを見る限りズバ抜けた速度というわけではありませんでした。6Gbps のHDDよりかはずっと速いですけどね。いろいろケースバイケースってかんじです。
EliteBook 820 G1のパフォーマンスチェック
パフォーマンスは構成よりけりですが、今回の構成でのパフォーマンスを紹介します。Core i5-4300Uは2コア4スレッド動作のCPUで、内蔵するGPUが、インテル HD グラフィックス 4400。Uシリーズの超低電圧版でありTDPは15W。通常版よりも性能が落ちる反面、バッテリ長時間駆動では貢献しています。
Core i5-4300Uスペック詳細。
※EliteBook 820 G1レビュー は、2014年9月時点の調査 |
|
3DソフトのCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。レンダリングの処理時間で主にCPUのパフォーマンスをチェックできます。クロック数の高さだけでなくマルチコアの能力も発揮されます。なお、GPU(グラフィックス)性能の影響はごく僅かしかありません。 レンダリング 処理時間⇒ 1分19秒 当サイト調べによる比較参考データ(当時において上位CPU搭載デスクPC)
比較参考データ2(当時において、中位以下のCPUを搭載したデスクPC)
|
|
負荷レベル:ライト |
2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写ですが操作自体は2Dとなっています。登場当時はミドルスペック以上のパソコンが必須でしたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっています。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしています。
1366×768 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 54.25 ビジネス用途のPCでここまで動けば、文句のない性能でしょう。 |
購入ポイント
注目ポイント! |
|
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!
※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。
8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!
コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報