たった約550gの超コンパクト！M.2規格SSDで高速起動のリビングPC

HP Stream Mini 200-020jp レビュー

小鉢サイズでたった約550gというデスクトップPC、Stream Mini 200-020jpをレビューします。ほとんど設置場所を取らないのでリビングPCに向いています。USB3.0端子×4基に加え、モニタ出力にHDMI、Display Port 、メモリカードスロットを装備しているので、インターフェースに不満を持つことはないでしょう。

M.2規格の32GB SSDを搭載しているため高速起動です。容量の少なさはオンラインストレージ（Microsoft® OneDrive™ 200GB ）でカバーできます。また、2.5インチドライブベイの空きがあるため自前でHDDを増設して対処できます。増設キットが同梱されていますが、工場出荷時と異なる拡張・増設、および増設に伴う障害は製品保証の対象外となります。自作等でHDDを取り付けたことがあるユーザーなら、難しい作業ではありません。

Stream Mini 200-020jpレビューコバルトブルーのカラーロングで、丸みを帯びたデザイン。やや女性向けの雰囲気がありますが、男性でも十分対象となるでしょう。

レビューしたStream Mini 200-020jpの構成は以下の通り。Celeron プロセッサー 2957Uを搭載しており、内蔵グラフィックが活用されています。どうやら、内部パーツにおいてはカスタマイズの選択肢はないようです。2GBメモリと少なめですが、オンボードメモリではなく、2基のメモリスロットを装備しているのでユーザーサイドで対処できます。
レビュー時点の最小価格￥27,400（税抜）～

レビューしたStream Mini 200-020jpの構成

Windows 8.1 Update （64bit）
インテル Celeron プロセッサー 2957U
2GB (2GBx1) PC3L-12800 (1600MHz)
インテル HD グラフィックス
32GB SSD (M.2)

※2015年3月時点の調査

2014年3月時点のレビューとなります。構成に関しては、供給状況によって異なる場合があります。

Stream Mini 200-020jpの装備端子とデザイン

Stream Mini 200-020jpでは、「ないと困る」と思われる端子はひと通り装備してます。USB2.0端子はすでに淘汰され、USB3.0端子×4基装備というのは嬉しい限り。このサイズということもあり光学ドライブは非搭載で、外付けの対応となります。

正面にはUSB3.0端子×2基、電源ボタン、HEWLETT-PACKERDロゴプリント。左側面にはインテルロゴシールの貼付。

左側面にはメモリカードスロットを配置。

背面の装備端子。ヘッドセット、ギガビットイーサーLAN、USB3.0端子×2基、電源コネクタを配置。モニタ出力としてHDMI端子、Display Port 端子を装備しているので、液晶テレビ、パソコンモニタの両対応となっています。セキュリティロック穴もあるので、盗難対策もできます。無線LANにはIEEE802.11b/g/n 、 Bluetooth 4.0を内蔵しているので、比較的ケーブルレスの構成が可能です。

天面は水色。ただの塗装ではなく、すりガラス風のクリアパネルが覆っており、hpロゴが少し浮いたような演出となっています。

底面の滑り止めゴムは一面に広がっており、かなりのグリップ力。この滑り止めゴムをめくればビスが見え、分解することができます。外周部には通気口が配置されています。Stream Mini 200-020jpはファンレスではありませんが、小規模のためかなり静音です。すぐ側に配置してもほとんど風切音が気になりません。