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大画面タッチの27インチ一体型。広視野角IPSパネル採用

HP Pavilion 27-aシリーズのレビュー

Pavilion 27-a170jpレビュー
Pavilion 27-a170jp 27インチの大画面で タッチスクリーン搭載のオールインワンPC。IPSパネル採用で、どの位置からも見やすい広視野角。解像度はフルHD(1920 × 1080)で高解像度だが、大画面なので文字やアイコンも、ドットバイドットでも大きく表示される。ゆえにタッチ操作もしやすい。ディスプレイのスペースは取るが、接地面積は省スペースなので意外と場所を取らない。オープンウェッジスタンド採用で、見た目もスッキリ。HDMI出力端子を持つので、他のモニタへの出力が可能で、デュアルディスプレイの作業もできる。次世代インターフェースのUSB Type-C端子も装備。

※掲載情報は2017年2月7日レビュー時点。採用パーツの構成やベンダーに関しては、供給状況により仕様変更の場合がある。この実機に基づくレポートであり、購入された場合との一致性は保証していない。詳しくは上記HPサイトでご確認を。

Pavilion 27-aシリーズのパーツ構成

シリーズを通してPCケースのデザインは同じだが、カスタマイズ更新したり、新たなテクノロジーを採用して後継機のリニューアルモデルが登場する。各モデルの概要をチェックしてみよう。供給状況により異なる場合がある。パーツの組み合わせはモデルによって制限されている。

Pavilion 27-a170jp(2016年冬~)

Skylakeの第6世代Core i7--6700T を搭載。デスクトップ向けの低消費電力版のTシリーズ採用。チップセットはインテル H170。構成はほとんどが固定になっている。ローエンドだが単体GPU(GeForce 930MX)を搭載。※2017年2月調査時点。
チップセット インテル H170
CPU
  • インテル Core i7 -6700T プロセッサー(2.80GHz-3.60GHz)
グラフィック
  • NVIDIA GeForce 930MX 4GB (GDDR5)
メモリ
  • 8GB (8GB × 1)PC4-17000 (2133MHz)(最大16GB)
ストレージ
  • 2TB ハードドライブ (SATA、 7200回転)
光学ドライブ
  • BDドライブ(BDXL対応、ウルトラスリム)
端子 USB 2.0 × 2 、USB 3.0 × 1 、 USB 3.0 × 1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、
USB Type-C 3.0 、 メディアカードリーダー 、HDMI 出力、LAN端子

Pavilion 27-a200jp(2017年春~)

KabyLakeの第7世代Core i7--7700T 搭載へリニューアル。チップセットや搭載されるグラフィックに変更なし。ストレージが128GB M.2 SSD(SATA NVMe)+ 2TB ハードドライブ (5400回転) で、デュアル・ストレージ構成。しかもPCI Express接続のSSDを搭載しているので、アプリ起動は速くなっていると思われる。装備される端子に変更なし。※2017年2月調査時点。
チップセット インテル H170
CPU
  • インテル Core i7 -7700T プロセッサー(2.90GHz-3.80GHz)
グラフィック
  • NVIDIA GeForce 930MX 4GB (GDDR5)
メモリ
  • 8GB (8GB × 1)PC4-17000 (2133MHz)(最大16GB)
ストレージ
  • 128GB M.2 SSD(SATA NVMe)+ 2TB ハードドライブ (5400回転)
光学ドライブ
  • BDドライブ(BDXL対応、ウルトラスリム)

Pavilion 27-a170jpのデザイン・レビュー

Pavilion 27-aシリーズの筐体は同じだが、レビューした実機はPavilion 27-a170jpとなる。a200jpとの細かい違いは実機がないので不明だが、概ね参考にしてよいと思われる。先に装備インターフェースを紹介する。

装備インターフェース

底面側に、USB Type-C端子、USB3.0端子(※PowerShare対応)、ヘッドセット端子、SDカードスロットを配置。ユーザーからは見えにくいので扱いにくい場所ではある。また、接地面との距離が近いので、長すぎるUSBメモリとかは避けたほうがいい。なお、端子の左右には吸気口スリットが配置されている。 ※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。

同じく底面の右端に電源ボタンを配置。ここも見えにく場所なので、ほぼ手探りでボタンを押すことが多い。電源マークはLED点灯する。

背面の下部にインターフェースを装備。USB2.0端子×2基、USB3.0端子×1基、電源コネクタ、ギガビットイーサーLAN端子、HDMI端子(出力)を配置。HDMIケーブル接続で、他のモニタにもつなげられるので、デュアルディスプレイの利用も可能。

右側に光学ドライブを搭載している。

広視野角!IPSパネル。フルHDの27インチ・タッチディスプレイ

27インチは迫力のある大画面。狭額ベゼルではないが、さほど厚ぼったさはない。そしてフルHD(1920 × 1080)の領域を持つ。

IPSパネル採用なので、極端な角度からでもほとんど色度変移は起きていない。ただし、大画面で光沢ディスプレイなので、照明などが強いと映り込みが目立つ。

21.5インチあたりからドットバイドット表示で見やすいフルHD(1920 × 1080)解像度だが、27インチ画面になると、文字やアイコンはかなり大きめとなる。Windows 10のデスクトップモードでも、わりと快適にタッチ操作ができるくらいの表示となっている。ファミリーみんなで使う「マルチメディアマシン」としての購入も良さそうだ。

ディスプレイベゼルの上部にあるWebカメラおよび、下方のスピーカグリル。スピーカの穴はランダムにデザインされた配置になっている。サウンドのチューニングにはBang & Olufsenのサウンドシステム搭載。ノートパソコンよりも、エンターテインメント用に向いている。

Pavilion 27-a170jpの上部は、ほとんど排気口のスリット。

背面および左右側面

ブリザードホワイトと呼ばれているカラーだが、わかりやすく伝えるとパール調のホワイトであり、スパークリングカラーになっている。スタンド部分はオープンウェッジスタンド採用で、ケーブルも通しやすくスッキリした見た目になっている。材質はアルミと思われる。

左右側面。端子等はなく、右側面に光学ドライブがあるのみ。端子への頻繁な抜き差しには扱いにくいデザインではある。スイベル機能もないので、左右の首振りは持ち上げて行うしかない。このPavilion 27-a170jp実機では10.6kgあったので、気軽にとはいかない。

最少傾斜角度 90°  【奥行き】約 203mm /【高さ】約 490mm 。
そして最大傾斜角度 115°  【奥行き】約 203mm /【高さ】約 476mm、となっている。特に問題のない可動域だろう。

外部電源となっており、150WのACアダプタが付属している。

ワイヤレス日本語(109A)キーボード (コンパクトタイプ) & ワイヤレス光学スクロールマウス を付属。ほかにUSBのレシーバがセットになっている。

17.3インチノートのキーボードに近い操作性で、テンキーやカーソルキーはキーが隣接している。デスクトップPC用のキーボードとしては快適さに欠けるが、コンパクト性ではメリット。すでに傾斜となっており、チルトスタンドはない。いずれにしても不満があれば市販のキーボードでも使えばいいだろう。

多機能ではなく、スタンダードマウス。磁石でくっつくカバーとなっており、単三電池 × 2をセットする。カバーは光沢なので指紋はつきやすい。サイズは標準的といえる。

ベンチマークテスト

Pavilion 24-a100jpのアイコン

今回レビューした、Pavilion 27-a170jpの構成

  • Windows 10 (64bit)
  • Core i7-6700T プロセッサー (2.80GHz-3.60GHz)
  • 8GB (8GB × 1)PC4-17000 (2133MHz)(最大16GB)
  • NVIDIA GeForce 930MX 4GB (GDDR5)
  • 2TB ハードドライブ (SATA、 7200回転)
hdd

レンダリング・パフォーマンス

Core i7-6700T プロセッサー (2.80GHz-3.60GHz)Core i7-6700Tのレンダリングパフォーマンス(CINEBENCH R15)。通常版であるCore i7-6700よりはやはり処理速度は落ちるが、TDP35Wという低消費電力がメリットとなる。処理能力は、ノート向けのハイエンド Core i7-6820HKに近かった。

同じ構成のPavilion 24-a100jpをテストをした時の、スコアを以下に掲載しておく。Pavilion 27-a170jpでは作業を省略。ドラゴンクエストX がフルHD(1920 × 1080)でも快適にプレイできる性能はあるようだ。

ライトなゲームのストリートファイター4

ストリートファイター4 ベンチマークテスト

2009年に登場した対戦型格闘ゲーム(PC版)。3D描写だがゲーム操作は2D。登場当時はそれなりにスペックが要求されたが、現在、本格ゲームとしてはかなりライトな負荷になっている。ベンチマークテストでは、グラフィック設定をデフォルトのままで、ディスプレイ垂直同期をOFFにしている。このゲームはCPUの影響もわりと受けるため、GPUとCPUの総合パフォーマンスでチェックした方がいい。

1920×1080 フルスクリーン表示

AVERAGE FPS 136.72

RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX ベンチマーク ver.1.10

Windows版が2013年9月に発売した「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のベンチマークテスト。登場するキャラクター達が活躍するストーリーが再生される。本格ゲームとしては、比較的ライトな負荷

ドラゴンクエストX ベンチマークフルHD(1920 × 1080)、標準品質:とても快適

そこそこ負荷のあるバイオハザード6

バイオハザード6

2013年3月にPC版が発売。最大2560×1600もの高解像度が設定可能なゲーム。PC版では家庭ゲーム機用よりも大量の敵が登場する「ザ・マーセナリーズ アンリミテッド」を収録。テストではグラフィック設定をデフォルトのままで行っている。DX9.0C

1600 × 900 フルスクリーン表示

SCORE = 3780
RANK B ⇒ 標準的な動作が見込める

ラストレムナントでベンチマーク

ラストレムナント

2009年にPC版が登場したRPG。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイムの処理にシビアではないが、最大70体による集団バトルが展開するなど、RPGにしては高負荷なゲーム。DirectX 10で実施。

1920 × 1080 フルスクリーン表示

AVERAGE FPS 52.86
45 fps以上~65 fps未~標準設定ならストレスなし。

蒼天のイシュガルド

ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド

2015年6月発売。 新マップ、新ジョブ、新種族などが追加された新バージョン 。ベンチマークはDX11でチェック。

1600×900 標準品質(デスクトップPC)フルスクリーン

SCORE = 5517
評価 ⇒ とても快適

消費電力

ディスプレイ輝度を最大にして、消費電力をチェック。アイドル時では42Wあたり。高精細コンテンツ再生では66Wあたり。CPUを最大稼働させる、CINEBENCH R15レンダリングでは91Wあたり。

詳しくはHPサイトにて!

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